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英語で日常生活記録

 Driving in NY 

行や一時帰国からしばらくぶりに戻ってきたNYで、空港から自宅へ向かう車の中でなんとなく新鮮に感じた事がある。「なんだか、道も車も激しいなぁ・・・。」ここで暮らしていると、だんだん当たり前のように思えていたことも、日本のような優良な舗装道路を体験した後ではやはり見劣りする。

も、それだけではなくNYの道がアメリカ国内道路の中でも有数のコンディションの悪さを誇って(?)いるのだ。そんなことに今更気付いたのは、アメリカ内でもある程度よその町をいくつか見て来たからかもしれない。都会からある程度離れて隣の州に入ると、色々な違いに気づいたりする。道も車線も広い!いきなり穴が無い!!運転手のマナーが良い!事故も渋滞も少ないっ!!

メリカでも有数の、せっかちな人が集まるNYなので、そのスピード感と自己主張が強い性質は運転にも顕著に表れている。人口が集中しているNYでは車通りが非常に激しいのに、それに対して補修工事が追いついていない。人の性格と、道路の状態。その辺りがマイナスに相乗効果しているように思う。



ず、NYの高速道路はとても狭い。隣の車を追い越そうとするとけっこうスレスレに感じてしまうくらいだ。場所によっては3車線の道でも、2車線分の幅しかないような感じなのだ。それに、道がとてもデコボコでうねうねしている。アスファルトの接合部分のデコボコや、マンホールの段差などが当たり前にありすぎるので、走行中にパンクしてしまう車が頻出である。焼き切れてしまったタイヤもゴロゴロ転がっていたりする。日本で普通に走っていてパンクしている車を見かけたことなんて、一度も無かったと思う。

らに道に巨大な穴が開いているのもよくあることで要注意なのだ。高速道路のアスファルトが部分的にえぐれたようにボコッと無いのだから、タイヤにとってはたまらない。時速120kmで走ってそれじゃ、パンクもするわ。とにかくこういう穴は早く埋めて欲しいのだが、なかなか埋まらないで拡大する始末・・・。



本でクラクションを鳴らすのは、よっぽどの時だけだった。でもNYを運転する時は、この常識は捨てるべきだ。それほどに「よっぽどの時」が多いし、下手な運転手が多い。突然の割り込みや、わずかな隙間を縫うように走る無謀な若者も多い。急ブレーキを踏まなければならないような事態なら、すぐにクラクションを鳴らさなければお互いに危ない。私はクラクションを鳴らすことにも鳴らされることにも最初は抵抗があったし、鳴らされるといちいち気分を悪くしていたけれど、今では迷わず鳴らす時には鳴らす。相手が鳴らしてきてもさほど気にしないようになった。

ンハッタンに行くと、黄色いボディのタクシーが大量にいる。マンハッタンの黄色いタクシーは自家用車の代わりに道を埋め尽くしている。これがまた、危ない運転手が多いから困ってしまう。マンハッタンの中は、まさにクラクションの嵐・・・。

本の場合、駅前にはタクシー乗り場があって、流しのタクシーも頻繁に見かけるけれど、アメリカでタクシーが走っているのはほんの一握りの場所だけだ。人口密度が低くて、自家用車が無ければ生活できないような住宅地ではタクシーを見かけることはまれなのだ。



をゴミ箱と思っている人がけっこういる。車の窓からのタバコのポイ捨ては日常茶飯事だけど、ポイ捨てというにはあまりにも大きなゴミを捨てる人がいる。この間なんてマックの袋を丸ごと投げ捨てている人に遭遇してしまった。それも私たちの前にいたものだから、紙袋の中から食べかすやソースやジュースの氷が飛び出してきて、驚いたのなんの・・・。最低な奴はいる。

の種類について、日本車が多く走っている事を意外に思う人が多い。日本車はそこそこ高いけれど、けっこう安い物でも安定した性能のよさなので、その辺りがアメリカでも認められているようだ。ある程度の所得者が乗っている高めの日本車から、貧乏学生が乗っている15年落ちくらいの日本車まで様々である。特に、日本車に対するアメリカ車の割合は、都市部の方が圧倒的に高いように思う。

本と違ってさすがだなぁと思うのは、高速道路の通行料が無いか、あるいは微々たる徴収のみということだ。さすがは車社会という感じ。ガソリン代だけで、割と何処までも行けたりするのは魅力的だ。(ただし、その代わりに橋の通行料はちょっと高い。)通行料が無いのだから、道路の質の悪さに文句を言ってはいけないのかもしれないけれど、もうちょっとどうにかして貰いたい。

処までも続くまっすぐなハイウェイというのは都市部には無いので、制限速度も他州よりも低い。とはいえ道はけっこう複雑だから、英語表示を見極めて行き先を即座に判断するのは難しいし、失敗する事も度々である。でも都会ではEXITとEXITの間隔がとても狭いので、軌道修正はしやすい。何処にでも人が住んでいるので、出口も多くあるのだ。でも、見知らぬ道を走る前には地図やインターネットで調べておいた方が絶対に安心である。



人や家族を訪ねてNY観光をする人は、その友人なり、家族なりの自家用車に乗ることが多い。楽しいはずのドライブなのに、ここに悲劇が生まれるとは。

本から来たお客さんは、みんな同じ事を言うのだ。
○○って、運転荒くなったよね・・・。(精神的にも体力的にも弱々しく)」
ああっっ!!!危ないっっ(叫びに近い)」
・・・・・・(すでに無言。酷い車酔いで声も出ない)」

れに対して日本からのお客さんを乗せて、運転した経験がある人はみんな同じ事を言うのだ。
NYの道は本当に悪いんだよね〜揺れてゴメンネ〜(相手を気遣いつつも、グサっとくる)」
周りの流れに乗って運転しないと、余計危ないのよ〜(信用されてないなぁ・・・)」
運転荒いって思ってるだろうな・・・(車酔いした人を乗せている時は、ブレーキ1つも緊張)」

んな心のすれ違いや悲劇を生まないためにも、ここにNYはこういうものなんだという典型例を挙げてみた。もちろん、私自身へのフォローも込めて(笑)。








 
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