当然ながら全編英語である。
興味深いアメリカ文化を
簡単な英文で解説してある。
アメリカのESL教材は
良い本がたくさん!
本のウスサも、魅力的! |
コミュニティカレッジにて初めて受講したのは「Reading/Writing American
Culture」という講座だった。そこでの教科書は2冊あり、そのうちの一冊がこの本である。その名の通り、アメリカにまつわるエピソードを題材にした教科書だ。生活や食の文化や、アメリカの著名人などについて、30のトピックが用意されている。アメリカに興味がある人にはオススメの教材である。
本の構成はシンプルで、トピック毎に2ページ程度の文章があり、読解度を高める練習問題が用意されている。この練習問題は反復学習がメインとなる。また本文が始める前には、必ずpre-readingのコーナーがある。ここでウォーミングアップすると、本文のポイントが把握しやすいようになっているのだ。
文章のレベルは中学生後半程度で、文字も大きく読みやすい。毎回7、8個の難しい単語があるが、それらは大抵、本文の後の練習問題で取り上げられている。練習問題は本文同様にさほど難しくない(少なくとも日本の義務教育を受けた人には)。中級の人には物足りないかもしれない。一応この本自体はlow
intermediateと位置付けられている。
この一冊にReading/Writingの要素はきちんと含まれている。トピックの最後には、英作文の練習問題があるからだ。その日のトピックがメジャーリーグについてなら、作文のテーマは「あなたの国のスポーツ」のように、今度は自分で考えて書かなくてはならない。
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