高校のグラマーの教科書を
処分してしまった自分を
悔やむ日々に登場した一冊。
英語の文法を確認したい時
重宝される本である。
イラストの一例 |
反響を呼んでおります(?)、miyamuの英語本紹介の第二冊目は、その名も「やさしいイラスト英文法」。タイトルからして初心者をターゲットにしたことがありありと伺える一冊だ。
この本を、あえてアメリカで購入した理由は、「これしかなかったから」である。英語を英語で習うに従い、英文法を日本語で解説しているマニュアルが手元に一冊はあった方が良いということに気付いた。表現を使い分ける微妙なニュアンスを理解するには、日本語での解説が必要だと感じたからだ。
アメリカの紀伊国屋で、英文法の本を探した。純粋に文法だけに的を絞っている本は、意外と少なかった。そこで見つけたのは「家庭の医学」ほど分厚い「英文法辞典」で、パッと開いてあまりの細かい文字にクラッときた。その上、日本の書籍は輸入品のため高い。その後でこの本(初心者用で、比較的手頃)を発見し、購入に至ったというわけ。
構成は非常にシンプルでちょっと古臭い。見開き1Pで1つの項目が書かれている。それも非常に簡潔で、中学レベルで必要な文法をあっさりとまとめてある感じだ。この本のイラストというのは、棒人間(頭が丸で、体は棒の)である。良い意味でとってもシンプル。
私が気に入っているのは、巻末に付いている50音順の文法用語の解説と、リアルな口が描かれている発音記号の解説である。やさしいというだけあって、内容は簡単な英文法の基本である。その基本すら、忘れて混乱する私には丁度良い。
英会話は「文法よりもとにかく何か言う事」かもしれないが、やはり限界はある。「言う」から「話す」になるには、やはり文法は不可欠だと思う今日この頃である。 |