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手にした教科書数知れず・・・
 

日常英会話の頻出ひとくちフレーズ


この本の出版元は
英会話スクールのNOVA。
本で覚えた内容は
次のレッスンで話そう!ってことかも。




CDを聞いたら、実際に声を出す!
これぞ、自習の基本。

回Booksで取り上げた「よく使う順 英会話フレーズ745」と似ているけれどちょっと違う。745がフレーズ辞典だとしたら、こちらはより易しい、“親切”な一冊にあたる。英会話の決まり文句を扱う本は数あれど、これはかなり“親切”な部類に属するので初心者でも手に取りやすい。

たら“親切”と繰り返しているけれど、何が親切なのかというと、
1)この本にはCDが付いている。
2)詰め込みすぎず、見やすい。
3)覚えやすい構成がよい。
4)価格がお手ごろ。(1600円/2000年、初版購入)
こんなことがあげられる。これらの条件は初心者の陥りやすい「英会話は上達したいけど、できるだけ楽な近道に逃げたがる」心理状態にフィットしていると思う。

の本に取り上げられているフレーズは452個ある。下の写真を見ると、見開きになっている2ページが上下に別れているのがわかる。この上パートと下パートがそれぞれ右と左でペアになっていて、同様表現・類似表現・反対表現などの関連がペアごとに表示されている。短めのダイアログは、全てCDで聞くことが出来る。

にも小技が効いていると思うのは、ページ右上の★でフレーズの使用頻度を示していたり、小さな洋服の絵でカジュアル度を分類していることだ。補足的な使いこなしのポイントも、灰色の枠の中に書かれている。

まやCD付きの教材は常識になっているけれど、ネイティブ発音を聞きながら自分も声に出して読むという練習法は英会話には不可欠だと思う。どんなに発音記号に長けていても、カタカナでふり仮名がしてあっても、音で受け取る情報にはかなわない。さらに、発声して初めて自分の物にできる。

の本の内容は全体的に決して難しくはないし、もし英語の相槌がスムーズに入れられるようになれたら格好いい。ただし、決まり文句を覚えるだけでOKかというと残念ながらそうではなかったりする。会話の中でこれらのフレーズを上手く取り入れるためには、基本の会話自体もそれなりにこなさなくてはならないからだ。英語道は険しいのだ!

評価の基準については
こちら
タイトル 日常英会話の頻出ひとくちフレーズ
著者 小林 則子 
出版社 NOVA
スローガン これだけは話せるようになりたい
簡単表現452
難易度 ★★
読みやすさ ★★★★☆
おすすめ度 ★★★★☆


※出版関係者様、写真掲載に問題がありましたら対応いたします。
こちらまでご連絡ください。




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