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コミカレESL潜入記


学生気分ふたたび

001年秋の部が開講した。私の選択したコースは、Reading / Writing というコースである。その名前が示すとおり、読み書きを中心とした授業である。CCではどんな出来事が待っているのだろうかと、期待と不安とが入り混じる。それでも、とても楽しみだった。楽しみだなんて感情を抱くなんて、私も少しは成長したのかもしれない。



めての授業の日、早めに家を出た。CCは車で15分位の所(高速道路を100kmで走る)にある。ここに来るのは申し込みの日以来だった。車を停め、ドキドキしながら校内に入っていった。私は教室の場所すら知らなかったので、案内所で聞いた。私の教室は3階建ての校舎の2階にあった。2階に上がると、廊下を挟んで左右に10室程の教室があって、廊下にはずっと続いているようだった。

室のドアには開講予定のコース名が書かれた紙が貼ってあった。そのおかげで私は自分の教室を簡単に見つけられた。5分前、教室内には学生が数人と、先生がいた。軽い挨拶をした。

い教室には、大きな窓と、黒板と、そして小さな机の付いた椅子が不規則に並んでいた。これは、まさしく映画に出てくるような学校の雰囲気。(この机は、小さすぎて使いにくい・・・。)



間になった。教室には全部で18人の学生がいた。中南米出身と思われる人達が大勢と、それからヨーロッパ、ロシア、アフリカ、東南アジア地方からの人達。そんな中で私はクラスで唯一の生粋の東洋人で、ちょっと目立っていた。(気がする)

生が受講表をチェックして、出席をとった。私は名前を覚えるのが苦手なので、ノートにカタカナでクラスメイトの名前をメモした。カタカナでは上手に表記できない微妙な発音の名前もあり、困る。それから、先生は自己紹介をした。次に、学生の登録票が配られ、それに自分の連絡先や学歴、それに英語を学ぶ動機などを記入した。



メリカ文化の解説を扱った本を2冊、教科書として指定された。とはいえ初回はまだ誰も教科書を購入していないので、先生の用意してきたプリントをもとに授業が進んだ。お互いを知るためと、ウォーミングアップを兼ねた内容だった。

ず、5W1Hの項目を使って、初対面の人との会話で頻出する質問を全員で考えた。その後、2人組みになってお互いにその質問をインタビューしあう。インタビューのあと、今度は教室全体に自分のパートナーについての紹介をするというものだ。

のパートナーはトルコから来たという女性だった。彼女は夫の仕事の都合で来たという。しかし、自分もこれをきっかけにアメリカの大学へ行って、学位を取りたいのだという。CCに来る学生達は、目標をしっかり持って勉強しているのだ。学生の前向きで力強い姿勢は、刺激的である。



張のためか、初めての授業は2時間だというのにとても早く感じた。クラスメイトの多くは、話すのが上手い。先生も普通の会話のスピードで話すので、私の耳は酷使された。それでも追いつけやしない。グループレッスンはTownの英語学校で経験したのだが、まるでペースが違うのだ。状況は厳しい。

れでも、帰りの車の中で私は妙に明るかった。私は日本で初めてWendyとレッスンをした時の「思い切った自分」の気持ち良さを再び感じた。一歩踏み出した自分に、すがすがしい気分になっていたのだ。

ころで、その日の宿題は、自分のパートナーについて作文を書くことであった。どうやらCCでは、宿題もしっかり出るらしい。


月から、12月までの間は、この時間に欠かさず通学することになる。臨時とはいえ学生生活のはじまりだ。ここで私も何かを得たいと思う。英語の上達は最重要課題であるが、出来ればもっと自分の心を改造してみたい。この経験は、私にとってきっと有効になるはずだ。別の世界に飛び込むことを、自分に課してみようではないか。






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