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コミカレESL潜入記


  新年そして新学期(その1)

002年1月の最終週に、私にとっては第2期目であるコミュニティカレッジ(CC)の春の部が開講した。昨年12月に受けた試験の結果を受けて、私の選択できるコースはレベルが1つ上がった。前回のコースReading/Writingでは、レベル40と50の学生が入り混じっていて、その多くが既に50だったため、春の部でもまたクラスメイトになれる人は少ないだろうと思った。

は、前回の先生から受けたアドバイスと、自分の「書くほど自由に会話できない」という自覚症状に従って、今期はConversationとGrammarを履修することに決めていた。週に何度もCCに通うのは、労力と時間とガソリン(セコ・・・)の無駄なので、それら2つを同じ曜日に出来るようにコースを選択した。週に2回、午前と午後に2時間ずつというスケジュールである。

し込みの時点で、私は半日潰れる日が週に4日もあることを避けたいと思っていた。それならば週に2日、集中して通いたかった。(とはいえこの学期も3分の2を終えた今になって思うのは、ブランクを開けてしまうことは語学習得にとっては実に良くないことで、週に4日続けて通って英語環境に身を投じるのも有効だったかもしれない、ということなのだが。)

月、新年が明け、航空運賃のピークが過ぎた頃に、私は日本に一時帰国した。約2週間の滞在を終えてアメリカに帰ると、翌週からCCが始まることになっていた。私は日本で過ごす時間が長くなればなるほど、アメリカでの生活を復帰させる事が不安になっていくのを感じた。相変わらず、私は緊張にめっぽう弱いのだった。こうなると緊張する間もなく、アメリカに戻ってすぐにCCが始まってくれるのは有り難い。



日はやはりドキドキしつつ、1ヶ月半ぶりとなるCCへ行った。午前の授業は9時に始まる。前学期と同じく、教室のドアには開講予定のコース名が書かれた紙が貼ってあった。私の受講するGrammarの教室を確認して中に入ると、そこにはなんと、前回と同じ先生がいた!これはラッキー!

の先生の授業は分かりやすく、いつも明るくて楽しかった。何よりも、先生は私の弱点をすでに知っているのだからやりやすい。教室を見渡すと、私の知っているクラスメイトが2人いた。お互いのレベルを知らなかったのだが、その2人も私と同じレベル40だったのだ。再開できてよかったねと、挨拶した。まるで転校してきた小学生みたいな私の気持ちも少し和らいだ。

室内に集まった学生には、すでに知り合いという人たちが多かった。私は前学期にConversationもGrammarも受講していなかったので、そこからきた人達とは全く面識が無かった。それにまたしても教室内には東洋人は私だけだった。おしゃべりな他の人たちに比べて、私はどうも無口になりがちなので、初めからエンジン全開(?)で輪の中に突っ込んでいかなくてはっ・・・!



のGrammarでは、教科書を2冊使用する。1冊はBooksで紹介した「Focus on Grammar」で、もう一冊は「Issues for Today」である(こちらも後日up予定)。前者は初〜中級の英文法を扱った教科書で、後者は中級のReadingがメインとなる教科書だ。この2冊のレベルを比べると、明らかにReadingの方が難しい内容だった。ちょっとミスマッチのような気もする。

はいえ初日は教科書を未購入の人が多く、お互いのことも知らないため、自己紹介を兼ねたインタビュー形式の授業だった。宿題も、この1番初めのパートナーについての作文だった。こうして出会った最初のパートナーは、とても優しくて学習熱心なコロンビア人の女の子だった。

の後5〜6人のグループになって、パートナー紹介をすることになった。私はそこで思わぬ再開を果たす。そこにはかつてBerlitzで出会った女性と、ConversationPartnerで一緒だった女性がいたのだ。私たちはお互い驚きつつも、笑顔で再開を喜んだ。特にBerlitzで出会った女性は、当時グループレッスンをしていて、英語はまだまだ始めたばかりだったのに、この1年弱で相当上達している様子だった!すごいわぁ・・・(感心している場合じゃないか。)



しい出会いと、嬉しい再開があって、まずは自分らしさを引っ張り出せるきっかけを見つけられたかもしれない。前学期ではCCに慣れる事に必死で、その時間をほとんど使ってしまったので、2度目の挑戦とばかりに、もっと自分らしく参加出来れば良いのだが・・・。どうなるかな?この4ヶ月・・・。

れからは午後にも授業が続くので、私は昼食を取りにカフェテリアに行った。こんな小さな事でさえ、1つの大きな変化だ。アメリカに来てからというもの、1人きりでファーストフードも食べていなかった私にとっては、感動できてしまうことなのだ。なんだか、学生気分じゃない?ちょっといいんじゃない?・・・今頃になって、こんな体験が出来ることはとてもラッキーである。新しい体験は、終わってみればやっぱり気持ち良い!

後の授業はConversationである。どんな先生、どんなクラスメイトがいるのだろう。もしや授業は会話ばかりではなかろうか。ちゃんと付いて行けるだろうか・・・。こんな不安な思いもあれど、ちょっとは期待も見え隠れする。様々な思いを胸に、午後の部を待った。





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