miyamu's
DAY BY DAY

アメリカ徒然日記
アメリカ生活いい感じ。
いいトコ探せばいい感じ。
いいコト出来ればいい感じ。
いいヒト出会うといい感じ。

APRIL 12002
Back Numbers ★過去の徒然日記
Apr 30, 2002

うとう4月もお仕舞いなのね〜・・・こうして何をするでもなくただ日々が過ぎて行くような気がするのは、海外で暮らす主婦ならではの感覚だろう。会社勤めをするでも、完全なる学生でもない私の生活は、どこか現実味が不足している。金銭感覚にしても、円ではないし、物価は違うし、カード社会だし、通帳はないしで、僅かに狂ってきているような・・・。

け加えて、日本から離れているために、雑誌やTV番組、流行ものなどにも完全に取り残されている。それに、アメリカに来てからというものシステム手帳を使わなくなった。不覚にも日付けや曜日を忘れてしまうような時もある。この日記を書くと、ああ、今日は○○日?なんて思い出す。

事に追われていない、自分の時間は沢山あるはず。自分で何でも決めさえすれば、きっと出来るはず。でも立ち止まったままでいるのは、どうしてだろう。毎日を忙しく暮らしていても、なぜか手ごたえがないのは何故だろう。同じ毎日を過ごす時間、いつの間にか夕方がやってきて、焦りを感じるのは私だけかしら。もどかしい、そんな一人の時間。

め切りがない仕事には、なかなか手がつけられないものだ。きっと、私もそういうことなのだろう。それでいて、目的や達成感が不足しているのだと時々不満をこぼすのだ。


あ、今月も終わる。来週にはテストがあって、結果次第で夏の履修コースが決定するので辞書引きの練習でもしておこうかな。5月になれば慌しくなる。6月には授業の日も増えるかもしれないし・・・。7月になれば毎日暑いんだろう。8月になったら秋のコースを申し込まなきゃ・・・。こうして、思ったよりも忙しく時間が過ぎて行くのに、私はまだなんにも掴めていないんだろうな。

日は水曜日、たまには1人で街に行ってみよう。新しい月にふさわしく、ちょっとさぼってたオシャレでもして。あ、宿題もやらなきゃなぁ。


Apr 29, 2002

ってきました、ボストンへ。
MapQuestにて、自宅からホテルまでの道順を調べたところ、我が家からの所要時間は3時間7分と出た。約180マイル(約290km)の距離がある。法定速度でその時間ということは、もう少し早く到着できるはずだろう。途中、信号があるのは家の近所と、ボストン市内だけである。あとは約120Km/hでハイウェイをひた走る。アメリカのドライブは、道路が発達しているのでこんな調子である。

ったとおり、3時間かからずに到着できた。ボストンは思っていたよりも近かった。2日間で一体どこまでできるのだろう・・・。我々が旅行をする時、念頭におくテーマは常に「ツアーよりも安くて、楽しいこと」である。週末の天気は、土曜日は快晴ながら、日曜日は朝から雨となっていたので、土曜日が勝負の分かれ道だ。

いうわけで我ながら凝縮されたスケジュールで観光した。2週間分の歩数を稼いだといっても過言ではないほど、ボストン観光は歩かされた。その人にも寄るのだろうが、私はアメリカに来てからというもの、日常生活ではあまり歩かなくなったので、この運動が怠けた体に効き、今日(月曜日)は筋肉がリハビリ状態・・・動きがロボット調に硬い。

ストンは、古き時代と現代の入り混じったような街並みが特徴で、そこは情緒的でもある。街に観光客が溢れ地図を手に道を歩いていても、みんな自分のペースで歩ける、のんびりとした雰囲気がある。アメリカなのに、どこかヨーロッパの国ような気配が漂っている。道が碁盤のように規則的ではなく、かなり入り組んでいるのも、古き街であるボストンらしさなのだと思う。NYにて感じる、一種の緊張感がない。誰もが早足に歩く街では、観光客気分丸出しでのんきに歩けないような、ピリっとした空気がある。

曜日はEarthDayで、なんと地下鉄が無料だった。そんなの、NYでは聞いた事がないぞ。おかげで地下鉄を駆使してあちこちを訪れる事が出来た。翌日曜日はひたすら雨で、かなり寒くて、美術館日和だった。

来事は日記の場所には書ききれないほど盛り込みすぎて、こりゃ別枠で書くべきなのかなぁと少し悩む。実は、miyamuは旅行記は書かないのかと時々質問があるのだが、旅行記として残せるような上等な場所や、定番の観光地を巡っていないことも多々あるので、ご期待には添えないのではないかと思うのだ。なにせ、行った先で見た美しい風景よりも、近くにあった怪しげな土産物などに興味を奪われがちな性格をしているのだから。まあ、それはそれで、私流なのかもしれないけれど。もしも書くなら、英語の事もちょっと盛り込んでみよう、ここのメインらしくね。

の2日で、ボストンの主要観光地(の、私好みな所)を巡り、ボストン美術館を制覇し(名作数点が貸し出し中という不運もあり)、クラムチャウダーを2杯平らげた。小さな靴擦れが4個できた。我が家のテディ・ベアが増えた。英語の壁ももちろんあった。すっかりボストンに魅了されつつ、大雨の中家路に着いた。


Apr 26, 2002

ストンに向けて、半日かけて計画を立てた。前日になって一気に決めるあたり、私の性格が現れている・・・。インターネットを駆使すればヘタなガイドブックよりも使える情報が集められるのだから、素晴らしい。

かし、悲しきかな。ボストン茶会事件船は閉鎖されているという事が発覚した!なんと売店を全焼するような火事があったとかで、昨シーズンから再開のめどが立っていないというのだ。現地に行ってからショックを受けずに済んだだけよいけれど、miyamu茶会事件は計画倒れ。船の上で、観光客が参加できる寸劇にでも立候補しようと思っていただけに、残念でならない。

が家からボストンは約3時間。行ったことのない場所へ行く時は緊張する(私はナビだから)。方向感覚が原因で、時々車内に漂う危うい空気は避けたい。まあ、でも・・・とても楽しみ。

★追記★
miyamu、この週末はPCに触らないので日記の更新が止まります。次回はApr 29になる予定。ボストンの出来事を報告しますので、お楽しみに〜
それでは、素晴らしいゴールデンウイークをお過ごしください。



Apr 25, 2002

休みのカフェテリア。ちょっと楽しい作戦会議。

ラスメイトと一緒に食事をしていたら、その場がいつの間にやら「miyamuにスペイン語を教える会」になっていた。私でも覚えやすい「Hola(Hi)」や、「Como estas?(How are you?)」といった超基本会話の数種類を、紙に書いて教えてくれた。

ペイン語の発音は日本語に近いので、意外と上手く聞こえるらしい。ほんの一言、私が言うだけでも先生達は満足げ。そして、誰かが私に言った。「miyamuが教室に入るなり、いきなり他のクラスメイトの前でスペイン語で会話して驚かしてやろうよ」・・・ということで、予定変更。いかに自然に会話をするかという演技指導まで受ける事となった。

のうち、コロンビア人のIsabelがカフェテリアにやってきた。先生の一人が「miyamu、練習のチャンスだよ」と言う。私は彼女に向かって言った。「Hola ! Isabel, Como estas?」 Isabelは一瞬、エ?という表情をした後、いきなり爆笑。「どうしてmiyamuがスペイン語を!?」なんて言いながら笑っている。一応スペイン語に聞こえるらしいぞ。

っという間に教室に行く時間がやってきた。ちょっと緊張してきた。教室に入ると、スペイン語を話す人たちが数人いた。そしていたずら好きの先生達は私が席に付く前から、「早くしろ〜」という顔をして急かしてくる。私も話に乗った手前、その期待に応えるべく、演技指導にのっとり「Hola ! Daisy, Como estas?」と話し掛ける。それを見てびっくりした様子のクラスメイトに、先生達は得意になって大笑い!ほんとに愉快な仲間たちだよ。とりあえずスペイン語レッスン第一回は大成功かな?


Apr 24, 2002

き4月が終わろうとしている。そうすると、今年も1/3が終わった事になるのか!?それは困る。早すぎだ。そのうえ5月の第2週でコミカレ春の部が終わるので、また憂鬱な英作文のテストが行われる。少しは進歩しているのだろうか、この私・・・真面目に心配になってきた。進級が危ぶまれる、この伸び悩み状態・・・。

末にボストンまで足をのばしてみようかと考えている。この週末小旅行は、ボストン美術館で催されている印象派展が大きな目的のひとつで、それにクラムチャウダーと、ボストン茶会事件も・・・。

後のボストン茶会事件に関しては、動機が不純だ。独立戦争のきっかけになったという史実上の現場を見学するというよりも、むかしむかし高校の世界史の時間に、ボストン茶会事件という風変わりな名前が妙に引っ掛かって、それ以来忘れられなくなっているのだ(だって、茶会と事件だなんて、ミスマッチでしょう。)私にとってそれは、794で「なくよウグイス平安京」のような、忘れがたさなのだ。

まけにそこで売っているという、タックスフリーの茶を購入し、miyamu茶会事件(?)でも行おうかと思っているのだ。我ながら、かなりくだらない発想である。しかも船の入場料を払うのだったら、タックスフリーの価値が薄まるような!?

ストンはアメリカ人の間では、屈指の人気観光地。古きアメリカの歴史的背景をじっくり見て、ボストニアン気取りで茶でも買ってこようかね。でも本物のボストニアンは茶会事件の船では茶など買わないだろうけど(笑)


Apr 23, 2002

校の後でスーパーに行ったら、あれほど私が探していたブサトマ(ブサイクトマトさん)がこんもりっ!もう出会えないのかと思っていた矢先だけに、感動の再会である。それにしてもほんとブサイク〜。でもなんだか憎めないその姿。ブサトマを愛でる心は、なんだかブルドックの飼い主みたい。

くの通路で、野菜売り場担当の店員がじゃがいもを並べていた。意を決して、彼にじりじりと歩み寄る私。その手にはブサトマが握られていた。そしてとうとう、いつも疑問に感じていたことを聞いたのだった。ブサトマへの情熱が、緊張に打ち勝ったのだ!

かし、勢い良く「Hi」と言った後、言葉に詰まった。そんな私を見てから、私の手に握られたブサトマに視線を落とし、彼はすかさず「そのトマト?ブサトマだよ。」と私に言った。いや、私が聞きたい事はそんなことではない・・・。それなのに、私は何故か「これいくら?」などと口走ってしまった。大アホだ。自分で違うこと聞いてどうするっ!

「このトマトはいつ入荷するの?」と聞きたいのだよ、私は。しかしここでもう1つ問題が・・・「入荷する」って英語でどういうの?すぐに思いつかなかったので「いつも来る時、このトマトが無いんだけど・・・」と言ってみた。そして「私はこのブサトマが好きなの。最初見た時はブッサイク〜!って思ったけど・・・でも無いと悲しいわ。今日は沢山あるから、ほらっ(袋に詰めたブサトマを見せて)こんなに買うのっ!」と、ブサトマへの熱い思いを余すところ無く伝えた。(つもり。)

ると彼は「じつはこのトマト、今日一箱入荷したところさっ!不定期だけど、2週間毎に入るよ。ブサイクだけど、本当にうまいトマトはこれだね!」って言ってくれた。でしょ〜う!?やっぱりブサトマはうまいんだね。ありがとう、君、最高さっ!

(ちなみに入荷するはarriveでいいみたい。)


Apr 22, 2002

日前は冷房を入れていたのに、今日は暖房を入れないと寒い。天気を見ると、なんと雪まじりの予報まで出ている。丁度一週間前に記録を塗り替えた気温35度の日があった。そしてただいまの気温は10度も無い。どうなっているのだろう、NY!

っかく洗った冬用の寝具を再び出す。なんだか悔しい。先日クリーニング店に羽毛布団を抱え込むおばさんを見たから、きっとあの人も悔しがっていることだろう。私は先週のうちに衣替えまで一気にしてしまったので、暖かい服のバリエーションがない。(まあ、服装で悩まなくて済むのだからヨシとしますか。)

曜日のESLでは、週末をはさむという理由で宿題が多く出る傾向がある。先週も読んでくるようにと渡された英文が数枚あった。私は英文を読む宿題が出ると、別紙に知らない又は自信がない単語をまとめるようにしている。次の授業で困らないように保険をかけているのだ。

生はランダムに学生を指名出来るように、名前の書かれたカードを持っている。一回の授業でそのカードが2巡するほど当てられる。つまり、私も最低2回は当たるということだ。単語のリストを下ごしらえして授業に行くと、突然先生から「じゃあ、miyamu、この単語の意味を説明して!」と言われても、「生まれて初めて聞いたよそんな単語、いや何回か聞いたことあるけどサッパリわからん!」などと思わずに済む。

も、どんなに準備をしていても、ちっとも分からないことを不意打ちにされる時もしばしばあるので、そういう時は「わからない」というしかない。その沈黙は苦しいものだ。


Apr 21, 2002

本にいた頃、携帯電話はとても便利だった。(注:私にとっての携帯とは、会話する為だけの物。)待ち合わせにはもちろん、友人の番号登録にも一役買っていた。

れにもう1つ、私が便利に思っていたことがある。それは、1人でいても2人でいるように振舞える事だ。駅前でウロウロしている怪しい人が話し掛けて来そうな時も、街中にいる悪質なキャッチセールスのバイトから逃げたい時も、携帯を耳にあてて何か喋っていれば無視してくれる。たとえそれが話しているフリだったとしても。自分をめんどうな事から守る為に、携帯を活用していた。

れがアメリカではどうだろう。ちょっと挙動が怪しい人が、携帯で話しながら近づいてくる。後ろに立っている。そうすると私はちょっと緊張してしまう。携帯で話をしているフリで私を油断させておいて、実は悪い人かもしれないぞと、体が硬くなる。大袈裟かもしれないが、ポケットからナイフが出てきやしないかと、あらぬ危機を予想してしまうのだ。そういう気持ちは、日本の暮らしでは考えもしない事だった。

し変わって、数年後に帰国した時に、私が携帯の変わりっぷりに付いてゆけない事を危惧している。日本のようなモバイル先進国では、携帯はすでに多機能化が進みまくっている。もうすでに付いて行けてない。ここ1〜2年で携帯が急激に普及しているアメリカだが、今度アメリカのAT&T社がi-modeを始めるらしい。おっくれてるぅ〜(笑)

い将来きっとNYでも、日本の都会で見られるような光景が当たり前になる日がやってくるのだろう。それにしたって指先1つでメールも写真も情報も何でも操れてしまうなんて、日本の進みっぷりはやはりすごいっ!


Apr 19, 2002

日、午後の授業に行くと、先生が本棚の掃除をしたと言いながら、沢山の教科書を持ってやってきた。同じ教科書で、もう既に改訂版が出ているものがあるので、古い方でも欲しい人がいたら持って帰ってねという訳だ。

さな机には徐々に学生が集まって来て、内容を吟味すべく、気になる教科書を手にとった。それらの本をパラパラと開いてみると、あちこちに先生の書き込みがあって、注意すべきポイントなどが伺えた。

法の教科書がほとんどだったが、その中に一冊だけまるで絵本のような子供向けのものがあった。私はそのきれいなカラーの教科書を手にとって、中を開いた。その本はまさに子供仕様で、絵辞書のようになっていた。実を言うと、ちょっと欲しかった。

は結局、お堅い文法の教科書を一冊貰って帰った。教室内にいた学生の人数よりも本の数は少なかったので、もう一冊貰う事をためらってしまったからだ。(でもあの絵本は、きっとあまりにも簡単すぎて貰い手が無いような気がした。)余っても仕方がないし、アメリカ式に考えれば「無駄な遠慮」をしなくてもよいのだろうけど。

して、昨日の心配は的中しなかった。昼休みは、その日の授業が締め切りの宿題を消化するために、みんな必死になっていたから・・・。


Apr 18, 2002

休みに、約束をしているわけではないのだが、いつも集合してくるメンバーがいる。午前も午後も同じ授業を受講している人達と、午後のみで、早めに来て昼食をとる人達だ。カフェテリアの席にいると、少しずついつものメンバーが集まってくる。

曜日の昼休み、私はちょっと困る頼み事をされた。「Isabelって日本語でどう書くの?」
これは、つまり漢字でどう書くのかということだ。確かにアメリカで時々見かける、腕に意味不明な漢字の刺青をしている人。それにNYの露天商には時々漢字を書いてお金を貰う人がいる。何故か人気のチャイニーズキャラクターなのだ・・・って、私は日本人だ。

は、「分かった、次の日までに考えておくから」と言っておいた。その次の日というのは、今日だ!しかも全然考えてない。困った・・・伊座部流??いや、なんか格好悪い。(しかもどんな意味だ?)

れに、もう一人の友が言った「Edwinはどう書くの?」もあった・・・江戸右印?
頼むから、この話題は忘れていて欲しい・・・。

あ、今日も学校へ行ってきましょう!


Apr 16, 2002

本人は、よほど親しい間柄で無い限り名前を呼び捨てにすることはない。会って間もない人にいきなり「miyamuってさ〜・・・」などと言われたら、私だって相手によっては違和感を覚える。それもそのはず、日本語では人の名前に敬称を付けるのが普通の感覚だからだ。○○さん、○○様、○○先生、○○ちゃん、○○君などは、小学校に入る前から覚える日本のルールなのだ。

れが、アメリカを含めて欧米ではどうだろう。小さな子供が、祖父母ほどに年齢の離れた人に対してもファーストネームやニックネームで呼んでいるではないか。大人だって同様に、近所の人、友達、社長にだって親しみを込めてファーストネームで呼び合っているのだ。上司に「○○部長」などと言う日本とは大違いだ。

メリカに来たてで、日が浅い頃に、私が英語の先生に向かって「Mr.○○」と声をかけたところ彼はかなり驚いていた。そして、日本人はどうしてそんなに礼儀正しいのだと聞いてきたのだ。敬称をつけて呼ぶことは、私にとっては当たり前、普通のことだったので逆に驚いた。しかし、アメリカの教室内では非常〜に珍しいことのようだった。それからというもの、誰かに「ファーストネームで呼んで」と言われたら、迷わずそうしている。

が中高生の頃に使っていた英語の教科書には「Mr. Smith」という先生が登場していたが、本文中の生徒のセリフは常に敬称が付いていたのだが・・・。さすが日本の教科書、ということか。


Apr 15, 2002

西洋文化ではどうして朝にシャワーを浴びるのだろう。寝汗を流して目覚めもバッチリという事なのだろうか?日本で一昔前に流行った朝シャンも、もしや西洋文化の到来だったのだろうか。でもやはり日本人なら、夜に一日の疲れを労いつつ、お湯に使ってゆっくり・・・というのが心地良い。

れで、シャワーについて何か言いたいのかというと、そういうわけではない。私が気になっているもの、それは体臭。時々、君はお風呂に入っているのか?という人に出会う。それは決して水が出ないとか、家が無いとか、着替えが無いというほど貧しいとか、そういう人ではない。それで、私はこういう推測を立てた。そういう人は、単にシャワー嫌いで、毎日は浴びないかもしれない。また、浴びても3分以内で、石鹸を使わないのかもしれない、と。

西洋人の体質は、体臭がある割合が多いが、私が言いたいのはそういう体質からくる体臭ではなく、頭を一週間洗っていないかのような熟成された感じ・・・(ああ、表現が難しい)。それに、アメリカでよく見かける、驚異的な髪型(アフロ、ドレッド、編みこみなど)、これらの人たちはどうやって髪を洗っているのだろう。本当のところはどうなっているのか、気になる。(情報を求む!)

く体臭を隠す為に、香水をバシャバシャと使う人もいる。でも、臭い消しには、さらに強いに臭いで!っていう考えは間違っている。私にしてみればそれの方が迷惑だ。近くにそんな人がいるだけで、嗅覚を失ってしまいかねない。


Apr 13, 2002

日はマンハッタンにオペラを観に出かけた。日本に帰任された人から譲ってもらったチケットは、全部で4公演分あって、今日はその3回目の日だった。

い取ったチケットは1人分しかないので、夫婦で行く場合はもう1枚買い足さなくてはならない。せっかくの機会なので、2人で観られるようチケットを購入した。劇場の中ではそれぞれ離れた場所でオペラを観ることになってしまうが、もともと予定外の観劇であるため贅沢は言えない。

目の「Sly」はテノール歌手のためのオペラのような感じで、滑稽で寂しい悲劇の物語である。その内容は詳しくは書かないけれど、何より人間の声そのものが素晴らしい楽器であることに感心してしまった。あんなに歌が歌えたら、さぞ気持ちが良いだろう・・・。

頃は昼夜の気温差が激しいので、出かける時に着る物に困ってしまう。オペラは昼間の公演のため、薄着でジャケットを持っていった。街中を歩く人たちは、半袖が増えていた。コートを着ている人なんて見かけない。私の格好さえ暑苦しく感じてしまった。真冬から夏になってしまった様で、春はどこへやら・・・本当に不思議なアメリカ人。

ペラの後、少し早い夕食にピザを食べた。おいしい〜なんて調子に乗って食べ過ぎて、ただいま胸焼け中。先週に食べすぎで寝込んだばかりなのに、学習能力がない・・・(笑)


Apr 12, 2002

近ブサトマ(みやむーちゃん参照)が売っていない。あのブサイクなトマトは一体どこで生産されているのだろう。恋しやブサトマ・・・。トマト味のトマトが食べたい。

本人のお友達と、近所のちょっと小洒落たお店に昼食を食べに行った。イタリア人の作るイタリアンは美味しいような気がするのは、日本人の作る寿司は美味しく感じるのと同じかも。アメリカは日本ほど美味しいものが飽和していないので、外食の機会が少ない(特に仕事をしていない私は)。だからこうやってお昼に出かけるのはちょっと嬉しい。

末に植物園に花を見に行きたかったのに、生憎の雨の予報。悲しい・・・。桜を見ると、花見をしたくなるのは、やっぱり日本人だね〜。せっかく咲いている花たちが雨によって落ちてしまわない事を願うばかりだ。

ういえば、ウィルトディズニーが「千と千尋の神隠し」の上映権を得たというニュースを見た。昨年TVで「Princess Mononoke」(もののけ姫)が放送されていた。日本で見たことがあったのに、英語吹き替え版になったらセリフがよく分からなかった。はたして「千と〜」はヒットするのだろうか?楽しみ。


Apr 11, 2002

生が言った、単語の覚え方。

ず調べた単語は、24時間後にも覚えているかをチェックする。もし覚えていなかったらもう1度復習する。覚えていたら、一週間後にも覚えているかをチェックする。一週間後にもし覚えていなかったら、もう1度復習する。覚えていたら、一ヵ月後にも覚えているかをチェックする・・・この繰り返しである。

語を覚えるのには地道な反復学習が効果的なのだそうだ。辛抱強く、繰り返す事が大事なのだ。そう、それは私も分かっている。分かっているのにしていないのは、単なる怠慢かもしれない。

月になれば、学期も終わる。大学へと編入したいクラスメイト達は、熱心に情報収集をしている。私も今のカレッジでもう少し学んでみたい事があるけれど、そのクラスを受講するのに最低限必要なESLのレベルをクリアしなければならないので、まだまだ先の話である。

ころで今日カフェテリアで食べたクロワッサンは、なかなか美味しかった。これはもしやBakingの授業で試作されたパンではあるまいな・・・?ちょっと気になった私である。桜もぼちぼち、本格的に春が来た!

Spring has come! ( これでcomeの過去分詞がcomeだって思い出しました)


Apr 10, 2002

ても暖かい日だった。家の前の花壇でも、チューリップが一気に咲き始めた。その暖かさにつられ、今年になって初めて部屋の窓を開けてみた。気持ちの良い風が吹き込んでくる、穏やかな日だった。

作の切手を購入した。同じ金額の切手にも様々なデザインがある。今回は50枚全部柄の違う切手シートだ。アメリカ50州の名前と州ごとにちなんだ絵が書かれている。これは記念になるかと、保存用にも一枚買った。

メリカの切手はシール状になっているので、使うときにのりがいらない。だからこの切手シートも、子供の頃に遊んだ「切手シール」のようで、楽しい気持ちになる。

近はすっかりとe-mailに変わってしまった伝達手段だが、時々は初心に返って、誰かに手紙をしたためてみるのも良いかと思った。


Apr 9, 2002

時間になってから、日没が遅い。7時前なのにまだまだ明るいので、油断していると夕飯の支度をすっかり忘れてしまう。このまま日照時間は延び続け、ピークには8時でも明るい季節になってゆく。

休みにカフェテリアに行くと、約束しなくても決まったメンバーが集まってくる。スペイン語が分からないのがちょっぴり切ない時間だ。と、コロンビアから来たお姉さんから「miyamuは結婚しているって本当なの?いくつなの?」と聞かれた。彼女は、私が授業中に「夫と私が云々・・・」と発言していたのに仰天したというのだ。

の質問に、私が自分の歳を言ったら、信じてくれない。その上「17歳だと思ってたわ」とか、私の方が信じられないような事を言ってくれるではないか。私も彼女に年齢を聞こうかと思い、しかし年上の人に年齢を聞くのは失礼かなぁと思ってやめておいた。すると

「私は、21歳よ」

「え?誰が?」

・・・なんて聞かないでよかった。冗談かと思った。でも、なんと彼女は21歳だったのだ。めちゃくちゃ若いじゃないのさ(絶対に見えない!)。私はてっきり、彼女の方が年上だと思い込んでしまっていた・・・。歳相応に見えないって言われる人たちが、お互いに勘違いしていた。だけど、信じられないのは、私の方だ。「お姉さん」は私だった・・・。


Apr 8, 2002

日はクラスメイトと我が家でランチしてみるという冒険に出た。私を含めて、出身国の違う4人が集結した。うっ会話が厳しい・・・。でも、社交辞令かもしれないけれど楽しかったと言っていたので、まあいいか。そもそも社交辞令だなんて、外国には日本ほどには無いのかもしれないし、どうも私は気を使いすぎのようだ。着席せずにちょこまか働いていたら、「リラークスッ!」なんて言われてしまった。

んだ末に、あんまりコテコテの日本食を作っても食べてもらえないと困るし、無難な洋食にした。しかし、そんなこと気にしないで日本食にすればよかったと、後悔。彼らも「これが日本食?」なんて意外そうだった。それは次回にね〜と言っておいた。

事の途中、話題になるのはアメリカ暮らしのこと、出身国のこと、学業のこと・・・それに将来の目標。彼らは目標がはっきりとしていて、それに着々と近づいているのを機から見ていても感じる。大抵のクラスメイト達は、コミカレから大学へ編入するからだ。「miyamuは?」と聞かれると返事にこまる。私は、一体なんだろう。彼らとは目指すものが違うだなんて、言ってしまえばその通りかもしれないが、なんとなく何もしないよりはいいからとカレッジに通っている?そんな風には思いたくない。

ラスメイト達と少し親しくなってきて、徐々に近づくほどに、もっと英語を使えるようにならなければと、なんだか焦る気持ちである。私はとりあえず、英語が先よ。目標が「英語を学びたい」って、今はそれだって良いよね?


Apr 7, 2002

時間が始まった。4月の第一日曜日を23時間にして、昨日より時計を1時間進めるのだ。そうすると昨日までの夕方の6時は7時であり、「夜でもまだ明るい!」という感覚になる。夕方からのお出かけ増加で、消費者の財布の紐もゆるむ!?(冬時間に戻る日は、一日が25時間になる)

本では夏時間のことを、サマータイムというが、この言葉は実は和製英語である。本当はDaylight saving timeという。その意味の通り、日中の時間を大事に、有効活用する期間というような感じだ。この切り替えの日は、TVでも頻繁にお知らせがあるというのに、待ち合わせの時間など間違える人がいるらしい。昨年、私は車の時計を調節しないでいたら、その事をすっかり忘れて1時間勘違いした。そんな訳で、人のことは笑えない。

人からチケットを頂き、土曜日に野球を観に行った。今季初の観戦である。4月なのに、まして昼間なのに、どういう訳か非常〜に寒かった。天気は晴れたり曇ったり、小雪舞ったりと目まぐるしく、気温は5度程度。しかも日陰サイドの座席だった為に、私は3時間ほど凍っていた。そんな中、ビールやコーラを飲めるのは、やっぱりアメリカ人なのね。


Apr 5, 2002

々、クラスメイトにお茶でもしようと誘われる。(もちろん女性ね。)このような会話もおぼつかない私に声をかけていただけるのならば、是非!と、参加させていただく。そういうわけで昨日は、夜にスターバックスに集合。メンバーの授業と、仕事の都合で夜になってしまうのが唯一の難点だ。

して、なんだか不思議な集まりが始まった。チェコから来た2人と、ウクライナから来た2人と、コロンビアから来た2人と、私である。基本的には英語で話すのだが、時々母国語が混じる。とはいえ日本人は私1人だ。なにしろ英語を入れると5種類の言語がそこに集まっている。まさに不思議なお茶会だ。

期、私はクラスメイトに恵まれている。こんな経験は、今までの私には出来なかった事だ。こうして集まるときの会話は普通のおしゃべりで、英語の勉強や、将来の目標、アメリカでの出来事などをよく話し合う。それに、日本のことをいくつか聞かれたりした。

はり登場した、「ゲイシャ」についての質問(笑)・・・やはり違和感を隠せない。私がゲイシャのことはよく知らないから上手く説明できないと言ったら、とても不思議がられてしまった。割とよく聞かれる質問なので、今度からはさらっと説明できるように、予習しておこう。でも、日本ってなんだか勘違いされているなぁ。


Apr 3, 2002

には相槌を打つ時に、首をウンウンと上下に動かすクセがある。英会話の途中でも、よくそうしていたのは、自分の言葉不足を補う為だった。ところが、あるクラスメイトが私に聞いた。「日本ではNoの時に首を上下に動かすの?」

われてはじめて気がついた。私はNoの時も、無意識に首を上下に降っているらしいのだ。ニュアンスとしては、「そうなのよ、違うのよ」といった感じの、軽いNoの時によくそれをやってしまうらしい。ウンウンと相槌を打つように首を上下に動かしながら、口ではNoと言う私を見て、クラスメイトは混乱してしまったらしい。

「miyamu、Yesなの?Noなの?」と聞かれて、「No」と言いながら首はウンウンって、それでは混乱してしまうだろう。そんなことを指摘されるのはまったく初めてだったが、もしかしたら他の人も同じように感じていたのかもしれないなぁと思う。小さなことでも、クセって恐ろしい・・・。私は会話で何か聞かれても、いつもYesやNoだけの短い返答になりがちなのだ。


Apr 2, 2002

っかり春らしい気候になってきた今日この頃。裸だった木にも花が咲き始めている。木からいきなり花が咲き、花が散る頃に葉が出てくるのは日本の桜と一緒なのに、木の姿が短い期間で見事に変化するのは驚きである。自然ってすごい。

して教室内にもある変化が訪れた。暑さや寒さを感じるのも、人それぞれで、出身国によっても差があるのだが・・・今日の教室は「一体どの季節なの?」状態だった。着膨れ気味にセーターを着込む人もいれば、ある人はTシャツ一枚だったりする。同じ教室内に混ざり合う、不思議な雰囲気・・・。

節感のなさは、アメリカにてから常に感じる違和感である。真冬のある日、気温が高い日があると、街中にはタンクトップ姿の人が現れたりするのだから、私にとっては信じられない感覚だ。衣替えという概念はないのだろうか。本当に謎である。体感温度が違うとは言ったって、違いすぎではないか?

後に、1つゴメンナサイ・・・。
昨日、一応4月1日だったのでいいかげんな事を書いてしまいました。裸足で健康ってのは事実ながら、偏平足だとか水虫の割合なんて私の知った事ではありません。もちろん作り話。でもあまりのつまらなさに、夫からクレームがありました。やっぱりね〜。陳謝です(笑)


Apr 1, 2002

やー何か新しい事をはじめるでもなく4月に突入してしまった。早いものである。そして、この牛歩な英語道にも困ったものだ。まあ、それだからこそLittle by Littleなんてベタなタイトルをつけてしまったのだが。ああよかった、Step by Stepにしなくって・・・。

日新聞に、喫煙者の肺がん発症率は、喫煙しない人の2.5倍だと書かれていた。リスクを承知での喫煙なのだから、当然の数字かもしれない。アメリカに来てからというもの、周りが禁煙空間である事が多いため、誰かの吸う煙を迷惑に思う機会も減った。それはきっと、「あなたの煙草で健康を害された」と裁判を起こされたら、喫煙者が敗訴する国だから。

康の話題といえば、アメリカでの裸足で健康になるというのが脚光を浴びつつあるとか。昨年の大雪が降った冬に、靴を履かずに裸足でNYを歩く人達(きちんとした同好会が有る)がニュースで紹介されていた。見ている方がオイオイと突っ込みを入れたくなるような光景だった。足のツボを刺激って言ったって、それは刺激的過ぎる。

足で健康になるというのは、確かに的を得ている。室内で靴を履かない生活をしている日本人の誇るべきこと、それは、欧米人と比べて偏平足の割合が10分の1で、水虫の割合が20分の1だということだ。もちろんmiyamu家ではアメリカでも土足厳禁の生活を送っている。家の中に靴で入るなんて、かなり抵抗があるし、これだけは譲れない。アメリカの家庭は、もちろんみんな土足や室内用靴で生活している。靴を脱ぐ事があるのは入浴時と睡眠時くらいかもしれない。やはりこの差が、大きいのかもしれない。



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