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My Dictionary

miyamuの単語帳

 第5回 GLAYに物申す!?   

気バンド、GLAYに物申す。どんな意味なの、その名前。

らのバンド名GLAYについて、ふと思ったのが事の始まりだった。そんな英語は無いからだ。その後、雑誌のインタビューで、私の疑問は解消した。語源はもちろん灰色を意味するGRAYから来ているそうだ。白でも黒でもない、灰色という真ん中だということらしい。この記憶が本当ならば、GRAYをGLAYと書いたのは「そっちの方がひねりがきいてインパクトがある」からだそうだ。

前、芸名などは語呂やインパクトが重要だし、GRAYとGLAYにしてみようという発想が面白いと思う。でも、これこそラリルレロ音が共通だという日本語の発想から来ているのだと思った。

本人はLとRの違いに弱い。グレイよ、何という紛らわしいことをしてくれたんだ、テストで間違っただろ〜?という人が現れない為にも、灰色はGRAYだとここに記しておく。英語ではLとRは全く異なる発音だし、別物だ。LとRを日本語で言う時、両方ともラリルレロという音が代用されているのが混乱の素なのだと思う。



近私が読破した「指輪物語」の訳本の表紙に、原題が書かれていた。ご存知の方もいらっしゃるとは思うが、指輪物語の原題をカタカナで書くと「ザ・ロード・オブ・ザ・リングス」である。ここで、「ああ、指輪の道っていう意味なのかぁ」とつい思ってしまいそうだが、それは間違いである。

の「ロード」は、道のroadではなく、主人、支配者、王様のような意味のlordである。カタカナで書くと、LとRの違いなど分からないし、「そうか、指輪の道なのね〜」と、勘違いしたまま納得してしまうのだ。これはきっとほんの一例だが、LとRの違いに弱い日本人にとっては混乱の素なのだ。

oadとlordのように、英語の発音で考えればまったく違う単語なのに、日本語の音で聞いたために混乱してしまう(または発音が同じになってしまう)は他にもある。代表的なものに「ライス」「ライト」などが挙げられる。スペルや発音の間違いは、時に大きな誤解を与えかねないので注意が必要だ。

rice・・・お米、御飯
lice・・・シラミ、寄生虫

ストランでこの単語を間違えて、お店の人に嫌な顔をされても仕方が無い。意味が全く違うのだから。日本語のラリルレロの音はRよりもLに近いので、「ライス・プリーズ」とカタカナ発音で言った場合、(通じるとは思うが)後者の意味になってしまう。「ゥライス・プリーズ」と舌を丸め気味に言ってみればそれらしく聞こえる。

right・・・右(名詞)/正しい(形容詞)
light・・・光(名詞)/軽い(形容詞)
の2つの「ライト」は名詞としても形容詞としても日常会話に頻出してくるので、発音する時は正しく通じるように強調するようにしている。特に、Rのほうを「ゥライト」と、ちょっと舌を巻きすぎたかな?と思う位にしている。



とRの混乱は、私にもしばしば起こる。作文の途中で「あれ、グローリーって、gloryでいいんだっけ?」とペンが止まる。考えれば考えるほどに混乱してくる。「グローリー」のロとリが、日本語の音で覚えているせいでLかRかがよく分からなくなってしまったのだ。gloryで正解なのだが、悩んだ末にスペルを改造し、一番最初のが合っていたという事はよくある。

れに、「セレブレイト」と書きたいときに、celebrateでいいのか、cereblateなのかと悩んだ事もあった。日本語ではleでもreでも発音はレである。だから、セレブレイトにある2つのレもどっちがどっちか度忘れしてしまったのだ。英語の音感があれば、こんなことでいちいち悩まないのだろうが、一瞬あれっ?となるのだ。この時も直感は正しく、celebrateで合っていた。

れは自信のない漢字を書いて、それをじっと見つめているうちに、間違っているような変な感じに思えてくるのと同じだ。アメリカ人だって実はちょくちょく英語のスペルを間違えるのだから、私たちが混乱するのは当然なのかもしれないけれど。LとR、なかなか私のネックのようだ。




※我流の英語&単語たちですので、話の正確さの保障はしません。
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