健康を気遣うアメリカ人はけっこう多い。有害物質というわけではないのだが、食品に含まれるFat(脂肪)はひどく嫌われている。そんな脂肪を敬遠するアメリカ人にとって、Fat
Freeの食品は救世主のような存在なのだ。
アメリカでスーパーに行くと、商品の多くにFat
Freeと書かれているのに目が行く。私がかつてコンビニでアルバイトをしていた頃、日本でも無脂肪乳や無脂肪ヨーグルトが急激に売り出された時期があった。好調に売れてゆく商品を見つつ、無脂肪という響きは「ダイエット効果」を期待させる力があるのだろうと思った。確かにそれは事実だが・・・。
アメリカの無脂肪食品はとどまる所を知らない。今や何でもFat
Freeで当たり前なのではないかと錯覚するほどだ。時々、少し違和感を感じるのは、生野菜のパッケージや、砂糖が惜しみなく使用されているキャンディ類などにもFat
Freeと書かれていたりするからだろうか?(嘘ではないけど。)
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私は食品に含まれる微々たる脂肪分をFat Freeにしたところで、あなたがさっき食べていたフライドポテト3本位で元が取れちゃうんじゃない?って言いたいのよ。 |