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英語で日常生活記録

 狂ったオヤジ 
注:本文中の一部に不適切な表現がありますことをお詫びいたします。 

ても腹立たしい事に、アメリカの運転手たちはかなり自己中心的だ。公道をレース感覚で走る人、制限最低速度以下で走っている人、事故を起こしても自分の非を認めないで開き直る人・・・など例を挙げればキリがない。

イウェイを走行していると、必ず一台は「自己中ドライバー」の車を見かける。無謀な運転をする車が走っていると、出来れば関わりあいたくないと心から思う。ああいう人はそのうちきっと事故に遭遇するだろう。さらに鬼のような私は「1回事故にあえばいいんだ」なんて思ってしまう。(でも、もちろん私の車の近くでは事故らないでね。)



日私が運転していると、ちょっと怖い目にあった。私は3車線の真ん中を走っており、前方に車線の合流が迫っていた。車線の合流は右側から来るので、とりあえず私のいる車線ではない。しかし合流直前になって右側から真ん中の車線に割り込んでくる人がいるので注意が必要だ。

て、真ん中を走る私の車が合流地点を通り過ぎようという時に、思い出すのも忌々しい危ない人が突如現れた。彼は合流車線から強引にハイウェイに入り、加速もままならぬうちに道を斜め横断するがごとく、すぐに真ん中の車線に入ってこようとして車を寄せてきたのだ。わずか左後方には私の車が時速90km程度で走行しており、私はすでに彼の死角に入っていた。後方の確認もしないでハンドルをきってくる。

ない!!クラクションを強く鳴らした。彼の車は私に気がついて急に右側に離れた。外から見ればかなりすれすれの状態で、私の車が彼の車を追い抜かしていったはずだ。「なんだよー危ない奴っ!」などと思ったのも束の間、なぜか彼は私に向かってクラクションを鳴らして来た。なんと、この安全運転の私に、自分のことは棚に上げて怒っているわけ?

っていうか、お前が悪いんじゃーーーー!

が一瞬で不快な気分にさせられたのは言うまでもない。しかし、アホは気にしないとばかりに無視し、運転を続けた。しばらくすると、前方の交通量が増えて道が混雑してきたので、私は1番左側の車線(追い越し車線)に入っていた。

、バックミラーを覗いてギョッとした。私の後ろにあの彼の車がピタッとくっついているではないか。せっかく忘れようとしているというのに、執念で追いかけてきたのか!?もしもそうなのだとしたら、はっきり言って怖すぎである。私はすぐに真ん中の車線に戻り、抜かして行ってと道を譲った。

の車はじわじわと加速し、私から見て左側の視界に少しずつ入ってきた。そして運転席にいる私を覗き込むかのように睨みつけ、通り抜けざまに何か叫んでいた。多分「Go to hell !」とかそういった類のセリフだと思われた。私もちょっとだけ彼の横顔を見たが、驚いた事にその人はいきがった若者ではなく、ご立派なおじさまであった。

っていうか、お前が悪いんじゃーーーーー!!!!


の段階ですでに私は最低なご機嫌であった。しかも、その上さらに挑戦的な態度に出るクソオヤジ(まあ、お下品ですこと!)に本気で怯えてしまった。そのオヤジ、叫びながらも私の車の前に割り込んできたのだ。道が混んでいたので、私の車とその前の車との車間距離は10mも無いほどだった。そのちょっとの隙間に、こともあろうか横滑りして割り込んできたのだから、かなり恐怖である。

は彼の挑戦とも受け取れる態度に、とーてーもー気分が悪かったが、関わりあいたくないので無視をした。オヤジはしばらく私の運転を妨げた後、勝ち誇ったかのように走り去って行った。私は運転席に1人、胸にズシッとくる不快感に打ちひしがれていた。

もーーーーーーー。言葉に出来ないほど気分悪い。



ー、さてさて、冷静さを取り戻して本題のまとめに入ろう。

悪なオヤジとの遭遇の後、私は気分を変えようにもなかなか気が晴れずにいた。ぼんやりと運転しながらいろいろなことを考えていた。何かこの気分を画期的に解消できる材料はないかと、想像していた。実はあのオヤジ、結構いい車に乗っていた。いい大人が、私に罵声を浴びさせ走り去った後、彼はそれで満足できたのだろうか。スッキリ清々できたのだろうか。・・・多分、しばらくの間は「あのアホ東洋人(私のこと)」などとと腹を立てていたのではないかと思う。

うやってお互い気分を害し、私にも彼にもマイナスな働きにしかならないことほどつまらないことはない。どうでもよいのだが、百歩譲って彼が車に乗っていない時のことを考えてみた。もしかしたらいい人かも・・・というのも、アメリカ人(に限らず人というもの)は車という個室の中に入ると、新しい性格の一面が飛び出してくるからだ。

つも穏やかで優しいと思っていた人が、運転すると気性が激しくなったり、喧嘩っ早くなったりする例を私もいくつか知っている。・・・つまり、あのオヤジも家では良いパパで、会社では仕事のできるビジネスマンで、近所では人が良いで通っているかもしれないのだ。こう想像するうちに、本当は悪い人じゃないんだよと無理やり発想の転換を図るのであった。

うして私は「しょうがないわね」と思える。私も大人になったものだね。皆様、運転の際はこういう危ない人たちにくれぐれもご注意ください。






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