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英語で日常生活記録

 我が道を行く日本人 

メリカに限らずどこにいようとも「日本だったらば、こうなのにね〜」と比較するのはあまりよろしくない(時々するけど)。郷にいれば郷に従えということわざは的を得ていると思う。「ああ、ここではこういうものなのね」とサッパリできれば良いし、上手く行くのだ。ただし口で言うのは簡単でも、実際に割り切るとなると難しい。

本人の持つ、誇るべく「日本らしいやわらかさ」について、“shyなあんちくしょう”でも書いた。アメリカでは暮らしにくい、この日本人の習性・・・。
れはもう聞いたって?いやいや、中にはツワモノがいるのだ。

葉の壁、文化の壁を物ともせずに、我が道をひたすら行く人・・・私はそんな人達にちょっと憧れる。NYのあちこちで発見したGOGO日本人。
彼らはここに暮らしているのだろうか、それとも旅行中なのだろうか、いずれにしても迫力である。



名な話は、麺類を食べる時に、音を立てるか立てないかということである。そばやうどんを音を立ててすするのは、日本では当たり前の光景だが、アメリカ(おそらく西洋文化の国々)ではそれはタブーとされている。麺類に限らず、音を立てて食べる行為自体が、非常に下品に思われてしまうのだ。

本人の常連客がいるような日本料理店では、音を立てて麺類を食べるこの習慣はごく自然なこととして普通に受け入れられているように思える。しかし周囲がすべてアメリカ人というような店で麺類やスープをズズッと食べていたら、周りの誰かに冷たい視線で見つめられること請け合いである。

かし、しかしである。そんなことはお構いなし、食べたいように食べればいいさとばかりに、ズルッズルルとスバゲッティをすすっている人もいる。異文化間でも我が道を行く、それこそが、GOGO日本人である。(でもそういう人が近くのテーブルにいると、ドキッとする。)



ころ変わって、世界中に展開しているマクドナルドにも、文化の違いがある。マクドナルドには、それぞれの国や地域毎に、特別なメニューが用意されているのだ。日本には無いボリューム満点のハンバーガーメニューはアメリカ特有だし、月見バーガーやグラコロなんてアメリカにはない(いかにも無さそうなネーミングでしょう)。

れなのに、あれがないこれもないという事態を受け入れられないのは、我が道を行くGOGO日本人。その典型が、「え?ウーロン茶も無いの?」かもしれない。一体どうなってんのよ!って、どこに行ってもウーロン茶を探す。でもウーロン茶が流行っているのは世界でも日本だけなのではないだろうか・・・。

あ、私もマクドナルドの強面の店員さんに向かって、ウーロン茶は無いの!?なんて言ってのける勇気が欲しい・・・。アメリカのマクドナルドで、スマイルなんて売っているの、見た事もない。



うひとつ、日本にいると馴染みがない習慣が、チップを払うという事である。チップの習慣がない日本という国。サービス料が込みの料金体制になっているからだ。だから日本のレストランは消費税だけの明瞭会計で、チップの計算をする煩わしさも無い。この文化の違いが大変な誤解を呼ぶ。

メリカのレストランの時給は安い。お客さんからチップがもらえることを前提に決められた額だからだ。そしてレストランによっては、チップがもらえないとタダ働きになってしまうところも存在する。そこに登場する、非情な(?)客こそがGOGO日本人である。

「何よチップって!もうお金払ったじゃない。料理持ってくるのがあなたの仕事でしょう?・・・え、今度は何?上着預けるだけでいちいちお金取るわけ?最低ッ!信じられない。」お互いに信じられない悲劇である。



本は世界から見たら小さな異国。日本語が通じないって、それは当たり前のこと。それでもやっぱり日本語で突き進めるのは、GOGO日本人。「すいません、お手洗いどこですか」って、100%日本語で質問をしてしまう。なんと、言葉が違えど、状況とジェスチャーとで通じてしまうこともあるらしい。要は、度胸の問題なのか。

談ながら、「トイレどこ?」だったらどうだろう。「トイレ」は便器そのものを指すので、ダイレクトに通じるかもしれない。そして尻上りの発音が、質問らしく聞こえる。もしや「トイレどこ?」が「Toilet to go ?」と英語っぽく聞こえるかもしれない。(保障ナシ)

hat time is it now?を、掘ったイモいじんな(←こっちの方が「いじくるな」よりも近い。)と言うのと同じ原理だ・・・ちょっと違うかしら。









 
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