ABOUT English
英語で日常生活記録

 小銭のやつら 

メリカで普通に流通している硬貨は4種類である。1¢、5¢、10¢、25¢である(100¢=$1)。4種類しかないはずなのに、支払いの場面でこの¢の桁をいまだに混乱する私である。小銭はけっこうクセモノなのだ。かといって面倒くさがって使わないでいると、すぐに財布がパンパンになってしまうし、レジ係は自分の仕事は遅いくせに、こちらがノロノロしていると顕著にイライラしてくるし・・・。(注・そんなことで混乱しているの?と思われる方は読まないほうがよいかも・・・馬鹿馬鹿しいから。)

本の100円以下の硬貨は5種類で、アメリカよりも多いのに、分かりやすいような気がするのだが。何故だろう。これって単なる慣れなのか?

が思うに、日本のお金は優秀だ。硬貨も紙幣も知恵が隠されている。5円と50円の2枚は穴あきだが、色も大きさも違うし、1円は小さいし、10円は銅の色だし、100円は横にギザギザも付いて大きいし・・・。硬貨自体の個性がハッキリしている。足し算もしやすい。

れに対して、アメリカはどうだ?1¢と10セントは大きさが酷似しているし、お金が汚くなってしまうと色も紛らわしい。財布を開いたら普通硬貨は立って入っているのだから、横からパッと見て即見分けが付かないのは困る。それに、25¢って、1の桁を0以外の数字にしてはいかん。足し算が複雑になるではないか。
(ま、便利な時もあるが)



がてこずっているという、アメリカ
の硬貨はコチラの4種類。写真では
きれいなお金も、アメリカを世渡りし
ているうちにだんだん汚くなってゆく。

 左から  25¢(quarter)
        5¢(nickel)
       10¢(dime)
        1¢(penny)
        

  ※10円玉は比較として



あ、コインの紹介が済んだ所で、早速始めようではないか。悩めるお金のショー(?)を!
★問題★32¢、48¢、87¢を「パッ!」と作れますか?

32
25¢と7¢を足すなんて発想にならないよ〜 日本式だとこういう感じ
48
45¢と3¢を足すなんて発想にならないよ〜 パニックしたら日本式〜・・・
87 ・・・
85¢と2¢を足すなんて発想にならないよ〜 あれ、あと80¢どうやって作るんだっけ

まあ、いきなり己の馬鹿さ加減をご披露してしまったが、なんだかこう、いきなり言われると混乱するのだ。どうも私はこの25¢が苦手なのだ。

かし、ハッキリ言ってこんな心配している方が時間の無駄だと思い始めるようになった。それは、アメリカでは硬貨の使用頻度は低く、そんなピッタリの小銭「Exact Change」を払っている方が少ないからだ。お店の方でも細かいお金をジャラジャラということは面倒のようで、9¢のおつりの変わりに10¢を一枚渡されると言う事もしばしばある。要はドンブリ勘定なのだ。

らに$1以上は紙幣になってしまうことも大きい。買い物はカードで済ませれば良いし、小さな買い物はガムを買うのにくしゃくしゃになったお札をゴソッとポケットから出す程度。ポケットがジャラジャラしたらホームレスに寄付(?)して軽くすればよい・・・小さな事にこだわらない、そんなアメリカ文化を逆行するような私なのだ。

が細かいお金に対して几帳面なのは、せこいとかそういう訳ではなく、単に日本はもっと現金に価値がある国だからなのだと思う。それと、財布の中から小銭を出し切ったときの感じが好きだから。私がこんな性格である以上、25¢の足し算にもっと免疫をつけなくてはならない・・・。








 
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送