アメリカで運転するというのは、新しい自分との出会いである。ハンドルを握ったらもう大人しくしてなどいられない。危険と不思議がいっぱいのアメリカドライブ。おかしな運転ルールに惑わされるなっ!・・・というわけで、本日は日本と異なる運転の基本ルールをご紹介。これを押さえておくとリラックスして運転できることうけあいである。(注・実際にアメリカで運転する場合は必ず公式のルールを参照のこと)
基本のルール
1)車は右側通行 → 間違っても逆走しないように。私は慣れた頃に思いっきり逆送しま
した。曲がり角ではつい混乱しがちなのでご注意あれ。
2)速度はマイル表示 → 1マイルは1.6km。時速50マイルは時速80km!思ったよりも
すぐにスピードが出ます。周囲も守っていないけど・・・。
3)左ハンドル → 方向指示器と思ってワイパーを動かさないように!絶対にやるはず。
大事なルール
1)赤信号でも右折は可能(禁止の所は標識がある)
→ 停まっていると後ろから鳴らされる。マンハッタン内は例外なのでご注意を。
2)追い越し車線は左側 → ハイウェイでは右側から合流。左の車線が最初は怖い。
3)シートベルトをしめる → 基本です。アメリカでは後部座席でもしめる人が多い。
4)一時停止を守る → 交差点で全方向が一時停止の場合は、入った順に出ること。
5)車のドアロックは忘れずに → いきなり後ろに怖い人が乗り込んで来たら・・・
6)事故に遭っても謝罪しない → アメリカ人は重大な時ほど口をつぐむらしい。
7)パトカーのデザインを知る → 所轄によって違う。覆面はアメ車らしい(?)
アメリカ的なルール
1)昼間でもライトを点灯(曇りの時はほぼ100%) → 不思議なほど付けっ放しです。
2)道に障害物多し(穴、タイヤ、布団、動物等) → 思いも寄らぬものが転がってます。
3)クラクションはあいさつなので、気にしない → 慣れると人に鳴らすのも上手くなる!
4)ホームレスに注意 → カンパしています。頻出ポイントではドアはロックすること。
5)ウィンカーを出さない人 → 普通に車線変更や方向転換をする人。かなり多し。
6)ウィンカーは当てにならない → ウインカーを右に出しつつ左折するアメリカ人・・・。
7)煙を出して走っている車 → 走れば別に故障ではないらしいので、心配無用!
8)危ないドライバーは先に行かせる → 俺様の道だっ!て言う人は、そのうち捕まる。
このタイプは本当に危険。一台分の隙間を縫って、レース感覚で暴走してます。
ご紹介は、ほんの氷山の一角である。しかしこれらのアメリカの交通事情を運転前にあらかじめ知っておけば、衝撃の事実を目の当たりにしても平常心でいられるはずである。
それからもう1つ書き加えるのであれば、アメリカでは大渋滞は少ない。予期せぬ渋滞は、大抵事故現場の見物によって発生する。どこの国でも交通事故があると見物渋滞が起こると思うが、アメリカ人も見物が大好きなのである。
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