miyamuさんちのクリスマスツリー Christmas Treeを飾ろう!の巻(その2)
大量にあった木の中からこれぞ!という一本を選んだら、ツリーはガリバーのように車の屋根にくくりつけられて、各々の家まで運ばれる。(その1参照)
私の希望で木はフレイザー種で、せっかくなので6-8フィート(約2m、巨大!)という天井の事をすっかり忘れた選択になった。星を乗せるてっぺんの形が整っているものを探し出した。アメリカには、何でも自分の車で運ぶという常識(?)があるようだ。送料を払ってまで業者に頼むのは、本当に止むを得ない大きさの物を運びたい時ぐらいではないだろうか。こちらの人は、家具のような大きな物でも出来る限り自分の車に乗せて走るのだ。ソファーやタンスやベッドや本棚や木材や・・・これらの物が普通の車の屋根に縛り付けられていたり、トランク全開のままで運ばれてゆく姿を見かける。
以前高速道路で、私たちの前方を走っていた車からベッドのマットレスが2枚ほどけて降ってきたことがあった。スポーツタイプの車の屋根に、分厚いマットレスを2枚重ね乗せるというのさえ無謀に思えるのに、その人はマットにかかる風の抵抗を無視してスピードを出していたのだ。車から離れたマットはスピードの為に軽々と宙を舞ってから道路に落ちた。後ろから見ていたら、まるで大きなスポンジが落ちたかのように見えたが、近くを走ると1枚の厚みが30cmほどもあるようなマットレスが転がっていた。真後ろにいたら危なかったかもしれない。
そんな経験もあって、ツリーを車の上に乗せて走るのも、見慣れないうちは「オイオイ、乗せてるよ〜」などと思っていたが、もうそれほどは驚かない。しかし、自分で運ぶ側になるとまだまだ緊張してしまう。高速道路に放り出されるツリー・・・そんな光景を想像すると恐ろしいものがある。
安全運転で無事に家に到着した。夫がツリーを車から外して室内に持ち込む。もみの木にもヤニがあるので、あちこちベタベタになってしまう。さらに針状になった葉が落ちるのでスリッパを履いておかなければ痛い目にあう。
ツリーを長持ちさせるコツとして、買ってきたその日はツリーを一晩ガレージに入れて、水と養分を与えておくと良いそうだ。ツリーは氷点下の屋外で売られているのに、買われて家に入ったとたんに20℃以上の暖かさでは、この温度差で一気にくたびれてしまうらしい。
ツリーを飾る為には、スタンドが必需品である。スタンドにも色々な種類があり、飾りつきで金属製の高級なものから、この写真のようにプラスチック製の一般的なものまで様々である。
これは4点で支えるタイプで、木を入れる部分の真ん中に尖った出っ張りがある。売られている大抵のツリーにはこの出っ張りに合わせて穴があけられているので、ツリーが安定して立つようになっている。
ツリーが立ったら、この中に水を入れてあげる。室内は乾燥しているし、木は生きているので、本当によく水を吸う。この水を切らす葉が落ちてしまう。
ツリーが立った!
実は(というか心配どうり・・・)ツリーの先が天井に付いてしまい、何度もカットして、天井ギリギリまでにサイズを縮めることになってしまった。
このツリーを立てる作業はツリーの周りは落ち葉のじゅうたん状態になるので、掃除機は傍らに用意しておくと良い。さらにヤニは落ちにくいので、汚れても良い服に軍手をすれば完璧!
ただ立てている状態でも十分、家にもみの香りが漂う。
ツリーを立てる前にスタンドの下にツリーを片付ける専用のビニール袋をあらかじめ敷いておけば後で楽に片付けられるけれど、どちらにしても片付けは枝や葉が落ちるので後でよし。
ツリーが運び込まれたら、さっそくツリーに飾り付けしよう。今時期のデパートなどのショーウィンドウに飾られているような、美しいガラス製のボールを付けたり、毎年新しいオーナメントを買い足ししていったらさぞかし素晴らしいクリスマスツリーになることだろうと思うが・・・私は、基本アイテムだけのシンプルツリーである。
5色カラー電球(35個付き)が3本とツリースタンドに掛けるスカート(左)と
以下の基本オーナメントである。
↑オーナメントを木に吊るすための針金
ツリーのてっぺん用の光る星
ボール関係3種と、ラメラメの花
ビーズ細工
数珠つなぎのビーズ玉
金の鈴と飾り
金銀ボール
電球風のオーナメントとキャンディーケイン
リボン
ツリーの飾り付けには順序など無いのだろうけれど、もしもツリーに電飾を付けたいのならば、私はそれを最初にするべきだと思う。オーナメントをつけた後にコードを絡ませると、せっかく付けたばかりのオーナメントがコードに引っ掛かって落ちてしまう。
電飾のコードの長さと場所によっては延長コードが何本も必要になる。出来るだけ少ないコンセント数で済ませるために、今回は電気スタンド用だった延長コードを拝借してしまった。私の必要な電飾は合計4つ(星とカラー電球)なので、コンセントの差し込み口を集中させておきたい。
この星に付いていたコードが短かったため、延長コードをツリーの枝の下に通して星の下30cmほどの位置に差込口を固定することにした。他の電飾もすべてその場所から電気を供給できるように、延長コードを木に縛り付けた。このため、木の上から下に向かって電飾を垂らすようになった。
これで後はオーナメントをつけるだけ!
「悩まず、規則的に、太い枝には重い物」を心がけ、高いところは椅子を用いて、格闘すること約2時間。踏み台昇降運動の要領で、椅子に乗ったり降りたりしては、時々離れて全体の様子を見てみたりする。これはなかなかの運動。
ヤニで手がべとべとになってしまったけれど、一通り飾りがついた。
オーナメントを付けたら、最後に床に掃除機を掛けて落ちた葉を片付け、スタンドにスカートをかぶせる。
このツリーに綿をちぎって乗せてみたりすれば、部屋にいながらホワイトクリスマス風のツリーに変身!
直射日光と温風の吹き出し口を避け、こまめに水と養分を与えることで、葉の色が美しいまま長持ちさせることができる。
miyamu's happy-go-lucky 明日は明日の風が吹く |
番外編も のんきに行こう。 ゆかいに行こう。 |
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