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日本で外国人への免疫をつけるのだ!

英会話学校に潜入!「N」編

月に一時帰国した時に、私は約2年ぶりに日本の英会話学校に足を踏み入れた。2年前に石化しながら英会話学校に通っていた頃と比べたら、多少は目と耳が肥えたはず!ただそれだけを信じて、miyamuのリベンジがとうとう始まるっ!数ヶ月の沈黙のついに破って、英会話学校潜入レポートをついに解禁!(って、かなり大袈裟・・・。注:これは2002年のお話です。)

置きが長くなってしまったけれど、要するに日本に帰国した時に“何食わぬ顔して”英会話学校に見学に行ったmiyamuのお話でございます。PrivateLesson番外編としてお楽しみくださいませ。



社勤めしている友人と会う時は決まって夜になってしまう。6時半に駅で待ち合わせといっても、せっかくなので昼過ぎから街をウロウロしようかな・・・そう思ってY駅に繰り出した。行きたかった場所を大体見終わったら、時刻は4時になっていた。まだ時間もあるしお茶でもしようかな?とふと見上げたビルのテナントが目に付く。

「英会話学校N」ですか・・・いっちょ行ってみますかね〜。

い立ったら吉日と、早速ビルのエレベーターに乗り込む。カラオケや居酒屋が入っているビルだったので、これからコンパらしい大学生のグループがわいわい乗っていた。う〜ん若い・・・。彼らは途中階で降り、私は最上階の「N」まで上がる。

「N」の受付にはいかにも即席な社員風(失礼をば。)の若い女性がおり、私はその人に「英会話学校を探しているので話を聞かせて欲しい」という旨を伝えた。英会話学校という場所は、大抵どこも最初に訪れる人は肩身が狭い思いをするものだ。2年前に、虎穴に入らずんば・・・とドキドキしながら半分捨て身で英会話学校に乗り込んだときのことを思い出す。

かし!今回の私は一味は違うぞ。出された冷たい麦茶をすかさず飲んで(ラッキー、ここでお茶できたわ)などと思い、初めての客ながらやけに開き直った態度で学校内を分析する観察眼といい、すでに私はかなり態度のでかい客になっていた。いいぞ〜、こうでなくっちゃリベンジとは言えないわ。頑張れmiyamu!トークに負けるなぁっ!



付のお姉さんは眉間にクシャッとしわを寄せて営業スマイルをする。この笑顔が不自然すぎてちょっと怖い。まずはプロフィールの紙を渡された。まず私は独身で、派遣社員として不規則に働いていて、海外旅行に行ったら現地の英語にコテンパンにされ、ついに英語が習いたくなったのだと半分ぐらい架空の自己紹介を書いた。

は初めから「英会話学校をいくつか見て、検討したい」と断っていたので、お姉さんはパンフレットと白い紙を持ってきて案内を始めた。この時に聞いた話を一言にまとめると、「何で日本人は英語が出来ないか?」であった。

「英語と日本語の違いはなんだと思いますか?」
「英会話習得にとって大切な事はなんだと思いますか?」

のように、誘導尋問風のトークが進む。この質問に正しい答えを言うと「そうなんですよ、よくご存知ですね〜つまり・・・」となり、間違った事を言うと「実は、かれこれこういう訳なんですよ〜」となり、どちらに転んでも「N」方式で納得の行くようなトークに繋がるようになっている。

めて言わずとも、私自身は英語に関してけっこう苦労をしていると思うし、なんで出来ない?というような質問は痛いほど分かりきったものだった。でも、私は「これから始めたい」という志願者という設定なので、何についても「なるほど〜」と聞いていた。もちろん、英会話学校のいうことは間違っていないので、為になる話だと思う。



語に関する話が一通り終わったところで、料金システムについてや、先生の質について、レベルの分け方など率直に聞くことにした。お金や予算の事は個人的な事だし、聞きにくさから遠まわしになりがちだけれど、これは契約上最も大切なことだ。

によってはこういったデリケートな話題は聞きにくいと感じて、良く契約書を読みもしないでサインをしてしまうことがある。自分はお金を出してレッスンという商品を「買う」立場なのに、つい「教えてもらう」という負い目から契約に関して受身になりがちなのだ。こういう気持ちはとてもよく分かる。

回はお姉さんの英語に関する話が長くて友人との約束の時間が少しずつ迫ってきていたことと、結局自分は習わないのだという決定的な事実も手伝って、言いたい事をはっきり言えた。言ったもの勝ちのアメリカでちょっとは鍛えられたのかな?と前向きに思ってみる。

っかく「N」に潜入したのだからと、1番興味があったレベルチェックだったけれど、残念ながら今回は出来なかった。レベルチェックは講師を相手に行う為、予約制になっているのだという。他の日に来れないかと聞かれたけれど、またそこに来れるかどうかは分からないのでこちらから電話するといってレベルチェックの予約を断った。こうして私は「N」を去ったけれど、後日「G」にて念願の(?)レベルチェックをすることになるのだった・・・。  (ということで、続きます)



付録:「N」で学んだ事の一覧


語と日本語、違いは「音」。赤ちゃんが言葉を覚えてゆくように、耳で聞いて口から出すというプロセスが英語教育には無いので日本人は義務教育では話せない。

「N」ではこの耳で聞き、口から言葉を話すというのを基本の学習法にしている。

「N」は全ての講師をネイティブスピーカーにしているというのが1番のウリである。
(これについて、私が「ネイティブスピーカーの定義」を質問。すると、お姉さんはしばし沈黙の後、「第一言語が英語の国の人たちです。」と答えた。「では、アメリカやイギリスやオーストラリアやシンガポールなど、先生たちにも出身国によるクセがあるんですよね?」と突っ込む。「そう・・・ですね(でも、そんな違いなんて分からないでしょう?と言いたげ。)」いや、ちょっと聞きたかっただけだって。)

科書のページを、毎回どこをやったか個人のファイルに記録し、講師が毎回の達成度をチェックする。1回行ったページも、習得されていなければ後日再び行うので、しっかり復習されるようになっている。もしこれで全てOKのサインがつけばレベルアップする。ちなみにレベルアップは講師の判断によるらしい。(でも、契約切れ間近や辞めそうな人ほどレベルアップを勧められるとの体験談もある)

金はチケット制で、まとめ買いの量が多いほど1回あたりの単価が安くなるという仕組み。グループで1枚、プライベートで3枚というようにチケットを消化する。

語習得の近道は、ズバリ「Nに通い詰める事」である。「N」は英会話学校であると同時に英語を使う場所を皆に提供しているのだという。例えば週に1,2回のレッスンでは、レベルも変わりにくいしなかなか上達しない。だからこそまとめて購入して、安いレッスン料で何回も通うということを勧めているのだという。

初のレベルチェックは無料で(有料という場合は交渉出来そう)、講師との15分程度の会話と、筆記テストによって行われる。約1時間とのこと。これを元にしてレベルを分ける。レベルチェックだけでも受けてみてと強く勧められたけれど、実際に学校を選ぶ段階の人ならば絶対に受けてみるべき。学校毎に生徒の評価ポイントが異なるし、講師と話すチャンスは活用した方がよい。体験レッスンもあれば受けてみて、気に入らなかったら「相性が悪そうだ」とNOと言う権利がある!



後に私の感想は、「N」は自分のやる気と継続する力で英語を習う場所という感じ。時間割が予約制で、自分で行きたい時に行くというシステムはやる気がないと無駄になる。当たり前だけど、通えば伸びるし、通わなければ伸びないのだ。レッスン料もまとめ買いで安くなるので、とにかく数をこなしたい人、英語に触れていたい人には適している。

師の質に関しては実際に話していないから分からないけれど、色々な出身国の人がいるということだし、ここで多くの外国人に慣れておくのというのは良いかもしれない。

の代わりといっては何だが「N」でのレッスンは、例えば他のメジャー校「B」のように、教科書に忠実で文法に厳しいというような雰囲気とは対極かもしれない。ここは赤ちゃんのようになって、耳から口から英語を見につける場所なのだ。(もしかしてここで高レベルを獲得するには、とにかく積極的に話す事の様だ。文法は義務教育程度がOKなら中級なのでは?レベルの段階は超初心者の間しか意味をなさない?というのは「N」のメソッドでは文法が伸び悩みやすいように感じたから。)




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