miyamu's
DAY BY DAY

ヨコハマ徒然日記
ヨコハマ生活いい感じ。
いいトコ探せばいい感じ。
いいコト出来ればいい感じ。
いいヒト出会うといい感じ。

April2004 back number ★過去の徒然日記
Apr 29, 2004

ってきました、待望の大型連休!日本にお住まいの皆様、いかがお過ごしですか?どこかお出かけの方も多くいらっしゃる事でしょう。それにしても、最大でも4連休しかなかったアメリカのカレンダーからしたら、ものすごく気前の良いホリデーに思えて、なんだか、とても嬉しい!!

て、夫の勤務先では今年のゴールデンウイークは7日間なので、miyamu家は明日からしばらく帰省の予定となっている。明日から・・・と言いつつ、もちろん日付は今日になっているのだが。ちなみに今は午前2時半。あぁ、朝は早起きしなくちゃいけないのに。そろそろ頭の中もオーバーヒート気味で、仕事の効率の悪さからして休息したいと訴えている。でも、日記は書いてしまうあたりが私らしいというか、何というか。

出をする前の日は決まって、妻は忙しい。そして母はもっと忙しい。家を空ける前には家の掃除と水周りの片付けをしておかないといけない。それに最後の料理を作ったら後をピカピカにしておかないと、ゴッキーが留守中に住み着いてしまうかもしれない。洗濯物も残せない。植物に水をやって、冷蔵庫を空にして・・・あっちこっちであれこれと雑用をこなす。なかなか本当の準備に取り掛かれない。

の準備にしたって、自分の分だけではない。minimuの必需品を揃え、カバンに詰めてと、赤ちゃんと一緒だと非常に手間が増えてしまうのだ。しかも子供はいたずらをするので、寝静まってから一気に用事を済ませるというのも大変だ。私の母も、出かける前はいつも1番遅かったっけ。それを「おっそいなぁ」という表情をしつつ、自分はゴロゴロしながら待っていた父も懐かしい。そうか、お母さんはいつも大変だったんだよね・・・。

れでは30日から数日の間、日記の更新が止まります。次回は月が変わって4日から再開予定です。おいしい郷土料理、食べるぞ〜!


Apr 28, 2004

の英語の先生はクリスチャンなので、Easterがあった今月はConversationのテーマに日本でも来月封切になる映画「パッション」の話題がとりあげられている。この映画の原題は「THE PASSION OF THE CHRIST」で、私はどうしてキリストのパッション(情熱)なのかさっぱり理解できず、このタイトルの意味がわからないのだと質問してみた。

ると、思わぬ答えが返って来た。「Passionは、受難(suffering)という意味がある」というのだ。全然知らなかったので、質問してよかったと思った。情熱と受難を勘違いしたままだと、いつか恥ずかしい思いをしたかもしれない。家に帰ってから気になって辞書でpassionを調べてみると、真っ先に情熱、情欲、感情、熱愛などという言葉が出てきた。でも、その用法の最後まで目を通すと、確かにThe passionでキリストの受難と書かれていた。こんなこと、まったく知らなかった!(でも、日本人には絶対、Passionをパッションフルーツのパッションと同じようなものだと思っている人がいると思う・・・。)

て、「パッション」が5月に公開されることになり、今日は先生からこのような提案があった。「パッションが公開されたらConversationの課外授業として皆さんで映画を観に行きませんか?」というのだ。minimuがいるから私はちょっと無理だと申し出を断ったら、先生の奥さんがベビーシッター役を喜んで引き受けてくださるというではないか。それなら、いいかも・・・!?でもここで問題が。「パッション」はまるまる2時間ある映画だし、しかも本編の言語が英語ではないときたものだ。あまり、英語の勉強にはならないかもしれないぞ。


Apr 27, 2004

曜日、久し振りに世田谷ドライブをした。私は横浜に住んでいるけれど、自分の身近な場所で何かと事足りるため、あまり川を渡ろうとは思わないのだけれど(多摩川を渡る=東京に入るという、神奈川県民語?。)今回はちょっと特別だった。私がまだアメリカに住んでいた頃、自分の家から最も近い場所に住んでいた友達と会うことになっていたのだ。

の友達夫妻と知り合いになったのは、3年間のアメリカ生活から見れば最後の1年に差し掛かる頃だったけれど、年齢が我が自分達と近かった事や、出産の時期が近かった事(おまけに産婦人科医まで同じ!)もあり、「これまでこんなに近くにいたのに知らなかったなんて勿体ない!」というぐらい親しくなれ、色々とお世話になっていた。最後まで学校では出会わなかったものの、同じカレッジでESLを受講していたという縁まで加わって、様々な苦楽を共にした仲間という感じがする人達なのだ。今年の2月、この友達夫妻は日本に帰国してきた。帰国後しばらくの間、奥さんとお子さんだけは実家の方で暮らしていたそうで、今月に入ってから遅れて世田谷に越してきたのだという。

うやく家族が揃って、引越しも落ち着いたという事で、さっそく遊びに行かせてもらう運びとなった。

田谷ならば高速道路で30分ほどで行ける。こんなに近くにまた住めるとは思っていなかったので、本当に嬉しい限り。アメリカで知り合った人は多くいるけれど、いわゆる駐在で渡米してきた人達は日本のあちこちから集まって来ているので、せっかく親しくなってもいざ日本に帰った時に離れ離れになってしまう事が多いのも現実なのだ。また以前のようにお互いの家を訪れたり、外で食事をしたりできるのかぁ・・・。そんな事を考えると、妙に感慨深いものがある。

浜から第三京浜、環八を走り、友達の家へ行った。東京の、まして初めての道は緊張する。私の車にはナビが無いので、こういう時はナビが欲しくなる。悲しきかな、私のマップルは横浜・川崎・神奈川県版で、世田谷は二子玉川までしか載っていない。携帯で地図を出せる時代とはいえ、運転中に親指操作などもってのほかである。友達の説明が上手かったのか、手書きのカンペを膝に乗せ、奇跡的に迷わず辿り着いた。ホッ!

話をしたら、彼女が外に出てきてくれた。まずお互い変わらずの再会を喜んだ。お〜、また会えたねっ!という、なんとも眩しい一瞬。日本でまた会えて嬉しい!それからお互いの子供が成長していることに驚き、これまた感動。お別れしたのはminimuが3ヶ月の時で、今彼はもうじき11ヶ月となる。お座りも出来ない赤ん坊が、今や伝い歩き状態なのだ。友達のお子さんだって、以前はハイハイだったのにもう立派に歩いているし、何やら言葉を話そうとしている。大人の方は変化が無くても、子供の変化は本当に目覚しい。

れからは一気に距離が縮まったかのように、私が引っ越してからの近隣の様子や、新しい出来事、子供の事、日本での生活についてなどを話した。あちこちに脱線する話に興じていたら、それだけで時間なんてあっという間に過ぎてしまう。調子に乗って、少しハイテンションで喋りすぎたかもしれないと、反省・・・。楽しい一時は別れ際が名残惜しいけれど、近くに住んでいる限りこうしてまた遊びに来れるし、我が家にも来てもらえるだろう。また会いましょう。これからも、どうぞよろしく。

、最後にお土産のbibはTOPの画像にさせていただきました。実にアメリカらしい、寿司模様のよだれかけであります。これをしてminimuとお寿司屋さんに行こう!ところで、日本ではよだれかけ、bib(ビブ)のことをスタイと言うのが一般的の様子。アメリカではbibとしか聞いたことが無かったため、スタイは英語なのか気になって調べてみたところ、bibをスタイという名称で売り出したメーカーがあり、それでスタイという呼び名が一般化したらしいという情報をキャッチ。これって、ティッシュをクリネックスと呼ぶようなもの?


Apr 25, 2004

っという間にゴールデンウイーク前最後の週末。minimuを連れて帰省する予定でいるので、なんとなく忙しない。そんな中、夫は髪を切りに行ってきたのだが、1時間半ほどして帰ってきた彼をじっくり見るなり、私は「ああ。やっぱり日本の床屋さんだね〜!」と惚れ惚れ(注:床屋さんにね)思った。

がアメリカで床屋に行くと、早いと20分ぐらいで帰ってきていた。そしてその後シャワーに直行し、服の中に入った髪の切れ端や頭に残っている無数の毛を払い落とし、洗い流すのがお決まりのパターンとなっていた。それだけではなく、バスルームの鏡の前で自分で手直しをするというオマケ付きだったりした。おかげで私の中ではいわゆるサロンに行かない限り、床屋は「早い・安い・粗い」仕事をしてくるという印象が強い。

して笑わずにはおれない襟足の直線カットも強烈だった。首と髪との境界線がビシッと不自然にまっすぐに刈られてしまうので、見た目がちょっとカツラっぽかった。でもそれが普通なのだろうか、襟足に関してはアメリカ人男性も多くはそんな形の髪型だった。ちなみにアメリカに行った野球選手はどうなるかと注目していたけれど、やっぱりというか当然というか、彼らにはお抱え美容師がいるようで、そんな不思議な髪型にはされていないようである。


Apr 24, 2004

月にしては記録的という暑い真夏日が来たと思ったら、今度はまた寒波がやってきた。曲者なのは今日みたいな天気で、朝だけはとても暑かったくせに、油断したら一気に曇り空になって、気温もガガンと下がってしまうこと・・・。本当に着る物に悩むおかしな気候で、地球は大丈夫?なんて心配になってしまう。

日はドイツ学園でフリーマーケットがあった。ここのフリーマーケットで売られている物の多くは安くて状態もよく、さらにちょっと変わった外国のおもちゃや絵本などが手に入ることもあり、地元ではけっこう人気があるらしい。私が11時に行った時にはすでにかなり混雑していた。屋外の広場には個人のブースが並び、屋内のカフェテリアでは手作りケーキや飲み物が売られ、外のテントでは焼きたてのソーセージを買う行列が出来ていた。

客の人達は学校関係者はもちろん、近隣の住人も多く、売っている人たちはドイツ語か英語、それに日本語も使える。立ち止まって物色していると、ちょっと訛った日本語で「ひゃくえん」などと声をかけてくる。私はminimu用のおもちゃをメインに探していたので、幼稚園部もあるドイツ学園のフリーマーケットはもってこいなのだ。あちこちで100円程度のおもちゃをまとめて買い、全部で絵本を3冊におもちゃを8個、信じられない格安の1020円で購入した。minimuも気に入ったみたいで、かなり満足ぅ〜なフリーマーケットだった。


Apr 22, 2004

語の後で、時間がある?と声を掛けられ、また先生の家でランチをご馳走になった。雑談しながら食卓を囲む一時は楽しいし、冗談などを言ってリラックスして過ごせる反面で、長い時間を英語で会話しているとけっこう疲れる。人と会話する行為そのものには疲れないけれど、言いたいことをスムーズに正確に言えずに「あ〜・・・う〜・・・え〜っと・・・」となる状態があまりにも多くて悶々としてしまうのだ。

かを言うために集中して、記憶を洗い出して言葉を探す時、私の脳は脱水中の洗濯機さながらフル回転している。しかし、真っ白頭からは結局何も出てこないことが多い。その上まだ日本語から英語に訳して喋っているから、相槌や反応がワンパターンで、1,2時間もたてばもう出尽くされた!という感じに磨耗されてしまう。この言いたいのに言えない欲求不満状態が繰り返されると鬱憤というか、重たい疲れが溜まる。マンツーマンの英会話レッスンを3コマ続けて取った後など、こんな感じにくたびれた気持ちになったものだ。「ドラえも〜ん、翻訳こんにゃくだしてよぉ〜。」と、心の声。

が話をしている(または話をしようと試みている)間、先生夫妻はじっと私を見て言葉を待ってくれる。miyamuの言いたいことは何かなと、アンテナを延ばしながら聞いてくれるので、全然違う事を言ってもニュアンスから汲み取ってもらえる分助けられている。こういう自然な心遣いに、私はいつも感謝している。ただ、相手にももどかしい思いやチンプンカンプンな印象を与えているのではないかと心配は尽きない。

に帰って本棚の前に立ち、ほんの少し手をつけて先送りになってしまったテキストをチェックした。基本的なフレーズを集めた本を手にとってみる。次のレッスンまでに少しは言い回しを増やせるかな?と、また読むことにした。それにしても一冊読み終わっていない本があるのにまた次を買うものだから、何冊も似たような本があるなぁ・・・。反省。


Apr 21, 2004

の家に遊びに行った時のことである。車を停めてから商店街を歩いて家に向かっていたら、八百屋の前を通った。そこで無意識に商品を眺めている時に、とんでもない商品を発見!

るの中には袋に入ったニンニクがどっさり。「ニンニク一袋400円」という手書きのダンボール札が乗っていた。と、その隣にあったざるが大問題だったのだ。中には一回り小さ目のニンニクの袋が乗っていて、見かけは普通のニンニクなのに、添えられている札には堂々と「プチ人肉300円」と書かれているではないか。

エ!?ニンニクって人肉って書くんだったっけ・・・?しかも、プチって・・・。

になりすぎて立ち止まり、しばし考えた。ニンニクっていうか、「じんにく」って読めませんか、それ?ちょっと怖いぞ。ああ、こんな時に限って何故私はデジカメを持っていないのだろう。証拠写真を撮りたかったのに。(ハッ今思えば携帯があったじゃないの〜!フフ、完全に使いこなせていないわ・・・)家で調べたけれど、大蒜とは書いても人肉とは書かないと判明。当たり前じゃー!この「ニンニク≠人肉」画像は、そのうちキャッチしてやるぞ。


Apr 20, 2004

ンハッタンのペンシルベニア駅、通称Penn Stationの近くで電車の衝突事故があったというニュースに驚いた。朝の利用者も多い時間帯の、しかも都会のど真ん中(地下だけど)で大勢の怪我人を出すようなトラブルが起こるなんて、何も知らない人々はまたNYを狙ったテロじゃないかと勘違いしてしまいそうな事故だったと思う。スペインの列車爆破事件のように、無差別の人々を相手にするテロだって記憶に新しい。Penn Stationをメインに使われている皆さん、大丈夫でしたか?



メリカではどんな食生活をしていたのかと、時々人に聞かれることがある。もしや毎日ステーキやハンバーガーを食べていたのだと思われているのだろうかと不安に感じつつ、「いわゆる普通の日本食ですよ」と答える。でも答えた後でよく考えると材料が○○の代替品だったり、季節感に今ひとつ欠けるメニューだったりすることもしばしばあったりして、時にアメリカ風日本食という中途半端な食事を作っていたように思える。それはアメリカ人が経営する日本食レストランみたいなインチキ具合を想像して欲しい。

えば、塩鮭を脂の乗ったサーモンで作ったり、白身魚のムニエルに聞いたこともないような魚(それも切り身になっていて元の姿が分からないような種類)で作って失敗したり、日本のかぼちゃを想像して買ったかぼちゃで煮物を作ったら味が違ったりというように、ちょっとチャレンジしようと違う物に手を出して結局似て非なるものを作り出すという結果が多かった。もちろん塩鮭もおなじみの白身魚も、日本のかぼちゃもお金を出せば手に入るけれど、何か他のもので出来ないかなぁと思って失敗を繰り返していたのだ。もちろん新しい物を発掘してみる試行錯誤も楽しいから、これもひとつの良い思い出なのだけど。あんまり胸を張って「日本食でしたー!」というのも語弊があるだろうか?

在は四季がハッキリしている日本にて暮らし、私の冷蔵庫の常備野菜からも四季を感じられるようになった。冬に大活躍していた白菜が去り、その代わり春キャベツが定番入りし、キュウリもトマトもだんだん色鮮やかになってきた。スーパーでは季節に関わらずなんでも売られているけれど、旬の野菜の美味しさと安さにかなう物は無いと思う。

れから、日本にいる限り永遠と思われる私の常備野菜は、きのこ類である。マッシュルームは比較的高価だけれど、それでもシメジやエノキやマイタケが1パック100円しないだなんて、嬉しくて泣けてくる。アメリカの日本食料品店で売られていたシメジやエノキは、買う気が無くなるような高い値段だったので、その反動できのこ類に走ってしまう。ちなみにアメリカのスーパーでマイタケマッシュルームと書かれて売られていたマイタケに似た大きなきのこは時々使っていたけれど、需要がないのか、その分いつも萎びかけていて悲しかったのを思い出す。やっぱり、何を買っても美味しい食生活っていうのはスバラシイ!


Apr 18, 2004

だ4月とはいえ紫外線の量は真夏並みなので、日焼け対策をしましょうとお天気ニュースで言っていた。それに、連日初夏のような陽気で、街中には半袖の人がチラホラと見られるようになった。最近はこんなに暖かい(暑い?)ので、服を選ぶのに時間が掛かるし、衣替えのタイミングに悩んでしまう。洋服は沢山あるくせに、なぜか「着る物がないよ〜」が口癖という無いものねだりをする私。

日は日曜日だというのに、やっぱり歯医者。日曜日も診療をしている歯医者は少ないので、待ち時間も半端じゃない。予約時間に病院へ行っても、待合室が患者さんでいっぱいになっているので、そういう日には最初から受付の人に「ちょっと時間が掛かりますよね?」と確認して、診察券だけ出して外にでる。そして待ち時間を利用して近くのドラッグストアで日用品を買ったり、本屋をウロウロするのだ。やっぱり時間は大切だし、歯医者の後の予定を繰り上げれば待ち時間も有効活用できる。

はいえ、基本的に待ち時間を過ごすには読書が1番だと思う。普段私は雑誌をあまり買わないけれど、この頃は歯医者の待ち時間で読むYOKOHAMA WALKERで旬の話題を収集して、面白そうなトピックを探るのもお決まりパターンとなりつつある。本を読んで集中している時は、たとえ待ち時間が長くても気にならないし、飲み物も食べ物もないから読書もはかどる。ただ、話のいい所で私の名前が呼ばれそうになると「ちょっと待ってくれー!」という気持ちになるけれど。

医者の雑誌が飽きてくると、とうとう自分の本の出番になる。今日持ち込んだのは読みかけの洋書だった。これぞ究極の待ち時間を有効活用する方法、勉強するのだー!・・・しかし。背後はキュイーーン・・・シュゴゴ・・・ギリギリギリーと騒々しく、おまけに分からない単語はもちろん、知らない熟語や使い方を見るといちいち調べるために立ち止まるため、なかなか先に進めない。ので、結局辞書を引きつつ数ページ読んだだけで終了。結論、歯医者の待ち時間に英語は無理!


Apr 15, 2004

月は料理教室に友達と一緒に参加した。私が彼女と知り合ったのは、渡米前に会社を辞めてアルバイトをしながら英会話を習っていた頃のことで、私たちはそのアルバイト先で一緒に働いていた仲間だった。アルバイト自体は短かったものの、お互い小さな子供がいて、さらに家が近いこともあり、今でも仲良くして貰っている。この出会いを考えれば、あのアルバイト時代も無駄ではなかったかなぁと思うのである。

のアルバイト・・・。そう、ちょうどこの季節だった。そろそろ暖かくなり、食品の傷みも早いこの季節。私は3月に仕事を辞め、臨時収入の口であるアルバイトを探した。(話せば長いのだが、私は転職する予定で会社を辞めた。でも、新しい会社の入社直前に夫の渡米が決まり、私は突如無職になったのである。しかし英語を習うにもお金がいるし、と、アルバイトを始めたのだった。)

ルバイト先は某S駅、某Tデパート内の和菓子店。場所柄か時給はそこそこで、平日のみでOKという主婦にはありがたい条件だった。私はお菓子も好きだし、事は順調に運んでいるかのようだった。しかし。このアルバイト先が何よりもクセモノだった。和菓子とはいえ、伝統ある「○らや」とか、「○太樓」というような有名どころではなく、本業のサイドビジネスとして社長が趣味で始めてみました〜♪というようなノリの和菓子店だったのだ。

や時効だとは思うが、春といえば道明寺。埃だらけの売り場裏(というか、ただのレジの後ろ)で行った道明寺の餅に桜の葉をつける作業が懐かしい。和菓子は冷凍で入荷されるので、葉っぱだけは後付けにしなければならないのだ。餅や米などでんぷん質が多く含まれる物は、冷蔵温度に保存するとでんぷんが老化し、固くなってしまう。だから冷凍庫から出して自然解凍させた後は、再冷蔵させてはいけない。しかしながら、桜の葉をつけながら、時々あるのだ。「あれ、これって売ったらまずいんじゃない・・・?」という手触りの餅が。これは一度常温に戻ってしまったということなのか・・・!?

ラハラしつつ、社長にお伺いを立てる。「社長、これは大丈夫ですか。」すると、社長はおもむろに餅をムニュッとつまみ、「大丈夫よ」と言うのであった。そう、この店の和菓子の販売基準は賞味期限ではなく、社長の触診(または所見)で決まるのである。同様にGOサインが出された草餅を売って、お客様から「お宅で買った草餅すごく固かったわ。お茶会でお客様に出したら、恥ずかしかったわよッ」とクレームを受けるという事件(?)まで起こる始末。アルバイトは辛いのだ。

以外には、夏には水まんじゅう。こちらも冷凍のため、冷凍後時間が経過するにつれ水が滲み出して、ちょっと危険なブヨブヨ感が。まがりなりとも食品衛生について学んだ身としては、ツッコミどころ満載のアルバイト先だったよなぁと、今でも春が来ると思い出すのである。とまあ、前にもどこかで語ったような話だけれど、こんなアルバイト先でも出会いがあってよかったなと、そんなオチをつけておこう。それにしてもあの店、まだあるのだろうか。S駅に行っても、怖くて近寄れない。「あら〜、miyamuさんじゃないの!」なんて声を掛けられた日には凍ります。


Apr 14, 2004

と一緒に川崎に行った。先日姉が丸井で注文していた商品が届いたということで、引取りがてらお茶でもしようということになったのだ。私は川崎市出身で、なおかつ高校までずっと市内に通学していた事もあり、川崎駅は長らく利用していた駅でもある。ちょっと買い物をしたい時など、別に混雑した横浜や渋谷に出なくても川崎に寄れば事足りていた。高校を卒業して以降、活動拠点が横浜に移るまでの間、川崎は私の庭(偉そう?)のような存在だった。

回私は久し振りに川崎へ出向いたのだが、その変わりようには随分驚いた。まず西武が無くなり、その跡地というか、ビルの中がそのままヨドバシカメラに生まれ変わっているし、駅前に新しくレストランや映画館、東急ハンズなどが入ったDICE(ダイス)という総合ショッピングビルが建っているし、映画館やライブハウスなどがあった旧チネチッタ周辺はイタリアの町並みをイメージしたLA CITTADELLA(ラ チッタデッラ)としてリニューアルしている。さらにこれまで見放されていたような寂れた雰囲気だった西口側にも大型シンフォニーホールの入ったビルMUZA(ミューザ)が建っている。そこはもう、私の知らない街になりつつあるけれど、川崎も頑張ってるのだ!

事を済ませてからお茶をしようと、フードコートにあるクレープ屋に行った。私はクレープ屋に行くと、ほぼ9割以上の確率でバナナチョコクレープを頼んでしまう。他にも美味しそうなクレープがあるにも関わらず、メニューを見てもほとんどすぐに「これ!」と決めてしまうのだ。これはもう“クレープを買う≒バナナチョコを買う”状態。結局それが1番好きだからなのだけれど、たまには他の味も試そうよ〜と、もう1人の自分が言う。ちなみに今日食べたのは“バナナチョコカスタードクレープ”。ちょっと進歩したかな・・・?ほら、他のクレープよりもバナナがお腹に溜まる分満足感があるし、ね。

ナナチョコカスタードクレープはとても美味しかった。普通のバナナチョコよりもカスタードの分30円高いけれど、より甘い物が食べたい時にはちょうど良いボリュームだった。ところで関係無いけれど、お店によってバナナチョコか、チョコバナナと呼び名が違うのは何故なのだろう。マクドナルドをマックと呼ぶか、マクドと呼ぶかのような違いだろうか。(私は個人的にはチョコバナナ派ながら、今回はお店の呼び名にあわせてみました)

談ながら他の1割程度は何を頼んでいるのかというと、これまたほぼ確実にフランクツナ、フランクレタスのようなホットドック系おかずクレープである。クレープを頼む時はいつも、甘いバナナチョコとこのおかずクレープとの間で少し悩む。でも最後には甘い物への欲求が勝ち、バナナチョコに走るのだ。最初から2つ買えばいいんじゃない?と思うけれど、胃袋的には問題なしでもちょっと恥ずかしいから我慢している。


Apr 12, 2004

科医院の診察券を裏返すと予約欄がもういっぱいで、次回には新しい診察券を作ってもらわなければならないことに気付いた。なんと、私は11月からずっと週1ペースで歯医者通いをしているのだ。おまけに今の治療は長く掛かりそうな状況だし、このまま半年になってしまう。これじゃ、まるで歯列矯正をしているぐらいの頻度ではないか。はぁ〜歯医者、連休前に終わらないかなぁ。絶対無理なのはわかっているけれど、早く解放されたいよ・・・。

1で歯医者というのは、けっこう大変だ。私は夫がいる時間限定の患者なので、平日の夜か週末しか通院できない。夫が残業してくることを考えると迂闊に平日の予約も入れられないし、結局週末の土日のいずれかを病院の日に当てることになってしまう。当然週末は病院が混んでいるし、待ち時間も相当なもので、先が見えない分他の予定が入れられない。本当は週末にやりたいことがあるのに、歯医者が完了するのを待っているせいで先延ばしになっているのも悲しい。

当は、週末にもう1つ英会話教室に通いたいと思っているのだ。今の子連れOKの教室はこれからももちろん継続して行くつもりでも、それとは別にもう少し自分のレベルや弱点を追求したレッスンを受けたいという欲求はあって、週末の朝1番にささっと授業を済ませて帰って来て、あとは家族と一緒に普通の休日をのんびり過ごせるような学校を探している。

会話教室のことは、ちょうど歯医者が泥沼化する前に資料集めをしていたので、そのまま宙ぶらりんになっているのが気になって仕方ない。それから大手の英会話スクールをいくつか訪ねて、そこのレベルチェックを冷やかし半分で受けに行こうという作戦も企画のままで止まっている。そうこうしているうちに自分のレベルも下降気味なので、これはあまりショックを受けないうちに実行したい。


Apr 11, 2004

にど〜〜でも良いことながら、今月から地上波での放映が始まった韓国ドラマ「冬のソナタ」の主演男優ペ・ヨンジュンがつい最近訪日していた。その際、彼の熱狂的ファンが空港に殺到し、日本の女性が(一部で)大フィーバー!・・・ということらしかったのだが、それは置いておいて。私、ずっと思っていたんです。ペ・ヨンジュンって、NHKの「おかあさんといっしょ」の歌のお兄さん(ゆうぞうお兄さんよ!)にそっくりだと。こんなことに気がついてしまうのも、子育て世代の母ならではという感じで、本当にどうでも良い話題ながら、とりあえず誰かに伝えたかったのである。このそっくりさん疑惑、賛同者募集中!



ラクでの日本人人質事件は、3人の人質を解放するという情報が流れてはいるものの、実際に3人の身柄が安全な場所に確保されたという報告はなされていない。まだ解放されたという訳ではないので、現時点であれこれ言うのはいけないことながら、こうした事態になってからというもの思っていることがある。まずは、人質となった3人に生きて帰ってきて欲しいということが1番。そしてそれが実現したら、次に来るのは“複雑な気持ち”である。

らはボランティア精神からイラク入りしたのかもしれないし、もちろんそれは普通の人にはとうてい出来ない感心できることながら、現在イラクが渡航禁止になっているのには十分な理由があり、その内乱状態も推し量る事が出来た。それでも自分の意思でイラク入りし、結果的に武装勢力に拘束されてしまった。このことが世界中の人々に多大なる心配をかけて、日本の国家予算を予想外に消費し、アメリカ軍を動かしたことで自衛隊をより撤退させにくい状態にしてしまったことは事実だと思う。

から、私は彼らの行動をすごいとは思いつつ、支持することは出来ないのだ。今後、無事に帰国した3人の元気な姿を見ることは心から望んでいるけれど、彼らが「イラクから生還した正義の人」であるかのように扱われたり、あらゆるメディアに引っ張りだこになったり、ニュースなどで人質となっていた時の経験を雄弁に語るということには賛成できない。彼らの行動が世界中にどんな波乱を呼び起こしたのか、どれだけの人々に心配をかけたのかも把握して欲しいと思う。・・・でもとにかく、今は何をいっても“生きて帰って来てくれなければ”伝わらない。早く彼らの無事が確証されることを願って、ひとまずニュースをつけて進展を待っているところだ。


Apr 10, 2004

然飛び込んできたイラクでの日本人人質事件のために、肝心の金曜日の出来事を書き損じてしまったので、今日はそのことを少しだけ。

さい子供と一緒だと、時間や移動手段など様々な制限があり、なかなか好きな時に好きな場所へ出かけることが出来ない。独身時代やお気楽だった子無し主婦時代のように、いつでもどこでもフットワークも軽く出かけられないのだ。それでも最初から諦めないで、何とかして親子揃って楽しめるように、ちょっとずつでもチャレンジしている。そんなチャレンジの1つとして、昨日は友達に誘われて久し振りにケーキのビュッフェに行った。幸いな事に、私には同じような年頃の子供を持つ茶飲み友達が何人かいるけれど、これまた幸いな事に、その仲間たちはみんな甘い物好きなのだ。

回行ったのは以前にも利用した事があるお店だったこともあり、子連れでも割とリラックスして楽しむ事が出来た。ケーキや飲み物を取りに行く時は大人同士で協力しあえたのが良かったし、途中で利用済みのお皿を下げてくれる店員さんには「お騒がせしてご迷惑をおかけしてすみません。」と声をかけていたので、子供が大きな声を出したりしても穏やかに対応してもらえたように思う。完全に気ままとは言い切れないけれど、十二分に幸せな一時を過ごせたし、リフレッシュ気分を満喫して帰ってきた。

なみに私が次あたり狙っているのはオーダー式のお皿で出てくるデザートの食べ放題と、飲茶の食べ放題である。おっ、と心当たりのある皆様、また今度お付き合いくださーい!お腹すかせて待ってます。


Apr 9, 2004

日の夜のこと。バラエティ番組の騒がしい音を遮るように、ニュース速報の音がした。「また地震かな?」と思って見ていると、最悪の内容だった。イラクで武装派集団に邦人が3人拘束されたと。彼らを解放する交換条件として自衛隊をイラクから撤退させることを要求されていると。そして、3日以内にこの要求を日本政府が受け入れ、実行しなかった場合は彼らの命を奪うと。人質となっている3人が拘束されている痛ましい姿を映した映像を見て、これは今現実に起こっている事なのだと寒気がした。

しかすると、いつかこんな事態が起こるかもしれないと、私は心のどこかで想像していた。それでも、ではその先どうなってしまうのかという肝心なところまでは考えたくなかった。感情論を抜きにして日本を“世界の中の一国”という角度から見れば、イラクへの自衛隊派遣は避けられなかったのだろうし、派遣が決定した時点で、たとえ誰かを人質にとられても簡単に自衛隊を撤退する判断が下されることはないだろうという予感がしていた。

こうして人命を盾に脅迫を受けても、総理大臣は自衛隊の撤退は無いと宣言している。この発言について批判や批難を受けることは承知の上だろうし、とても苦しい選択をさせられていると思う。今日の夕方のメディアでは、人質となった3人の家族達が涙ながらに「助けて」と訴えていた。ずっと寝ていないのだろう。とても疲れているのに緊張して見えた。見ているだけで家族達の心労や辛さが伝わってくる。しかしながら撤退は無いと言った以上、今後は日本とアメリカとが協力して人質を救出するために奔走することになるのだろう。それにしても時間が無い。3人の無事を祈るばかりだ。


Apr 8, 2004

の家には小さな庭がついている。“私の家”だなんて借りているご身分で偉そうだけど、少なくとも今はここが我が家であることには変わりない。そんな訳で、この小さな庭も退去時に復元可能な限り、自分の思うように活用してよいということになっている。その反面で庭の管理もしなければならないという責任もあるのだが。

が来て、雨降りの日をはさみつつだんだん気温が上昇してきている。すると庭にどんな事が起こるかというと・・・そう、雑草が生えるのだ。それも驚くほど一気に、色々な小さな芽が生えてきた。と思ったら、間もなく地面を覆い尽くすかのような勢いで成長し、ついには花まで咲いている。目を見張る生命力と繁殖力は、もう見事としか言いようがない。でも、私は今とても困っている。この雑草をこれからどのように処理したらよいのだろうかと、無数の植物を前に思案している。

うしてのろのろと悩んでいる間にも雑草たちは勢力を伸ばし、着々と庭を原っぱに変えようとしている。ま、まさか私がこれを全部むしるのか!?それはかなりの労力がいるし、minimuが一緒にいる時間には絶対に出来ない。除草剤は子供がいるから使いたくないし。でも、放っておいたらどんどん根を張られて抜きにくくなるし、やるなら今しかないのだけど・・・。日差しが強くなって、夏が近づいたらそれこそ草むしりなんてやっていられないぞ・・・。“週末か朝イチに、草むしり実行”という嫌な予感に焦っている。

日、草むしりの実行前にまずは“敵”の情勢をチェックすることにした。この前私の野菜庫の中でちゃっかり発芽していたジャガイモを庭に植えたのだが、それは順調に育ち、芽が勢いよく成長してきている。よしよし・・・。と、しかし。そのささやかな畑の周りまですでに雑草に囲まれているではないか。離れてみたらどれがジャガイモなのか分からない!ひー、ジャガイモ危うしっ。ちなみに今ピークになっているのはホトケノザとワスレナグサ、それにナズナで、その他にも多種多様の雑草が生えている。ワスレナグサは花が咲いているので可愛いけれど、放って置けないレベルに広がっているので、可愛いとかのんきな事を言っていられない。さらにクローバーと、カタバミなども増えつつある。ううー、裏庭だけで、これ?子供の頃は夏休みに家庭内アルバイトで雑草抜きをしていたけれど、今度はお駄賃なしの、ただの大人の草むしりだもの・・・。

ころでこの庭を待望のウッドデッキ風にできる日は来るのだろうか。今はホームセンターで売られている1枚300円ほどのウッドデッキ用ピースを敷き詰めるだけで簡単にウッドデッキ風のスペースが作れるので、我が家もいつかそこに椅子と机を置きたいという夢を抱いているのだ。でも、ウッドデッキの隙間からめきめき雑草が生えてきたりしてね・・・。ああ、恐るべし雑草パワー。


Apr 6, 2004

ッキーな出来事が、すっかり忘れた頃にやってきた。少し前になんとなく応募していた懸賞で、1万円分の食事券が当たったというのだ。これは予期せぬ臨時収入である。1万円分だったら、カジュアルな店なら2人でかなり食べてもまだ余る。どうせ当たらないと思っても、まずは出さないと当たらないのだ。これを期に懸賞熱が高まるか!?どうせなら宝くじ、当たらないかなぁ・・・。

間に見ていた子供チャンネルで、しきりに流れるCMが気になる。それはディズニーの英語システムの教材を紹介しているCMで、小さなうちから英語のビデオや絵本を見せることで、子供に自然と英語が身に付くというのが売りの通信販売だ。このCMに出演している子供たちは、英語で書かれた絵本を読んで見せたりする。すかさずナレーションで「○○ちゃんは英語がペラペラ!ディズニーの英語システムで遊んでいるうちに自然と英語が身について・・・云々。」と入る。・・・あれって、ただの帰国子女なんじゃないの?と疑う私・・・。

がコロコロ変わってすみません。でも、最近のヒットをひとつご紹介。私はキュウリが好きなのだが、アメリカでは見慣れた細いキュウリは“日本キュウリ”などと書かれ、お高く止まっていた。それでも、一度日本に帰ってきてしまえば3本100円の安さである。こうなったらキュウリを食べるしかないだろう。しかし!私の夫はキュウリが全然食べられないのだ。たとえキュウリが無性に食べたい時でも、自分のための1人分では料理したくない。そんな私に救世主が登場である。食べ終わったキムチの残り汁にキュウリを漬けるだけの手抜き浅漬けキムチ。これがかなりの美味しさで、食べたらまた足して・・・の繰り返し生活が始まった。時々白菜キムチの残り汁を足すのを忘れずに。まるでカスピ海ヨーグルト、はたまたラーメン屋の秘伝のスープのよう。いつまで続くか、このブーム。


Apr 5, 2004

、家の近くにある高校へ向かう生徒達の群を見ていた。それはイコール、携帯電話片手に歩く若者の群だったりする。何人かは朝から携帯でおしゃべり中で、なおかつ通学中。これから学校で友達と会えるんじゃないの?と、私は素朴な疑問を抱く。ちょうど通りがかった高校の正門の向こうで、黒山の人だかりがあった。そこで私は気がついた。「ああ、今日はクラス替えの日だったのね。」

々のその昔。クラス替えの日はいつもドキドキしたものだった。誰といっしょのクラスになれるかな、知らない人と仲良くなれるかな、担任の先生は誰かなと、色々と考えていれば通学時間もあっという間に過ぎてしまった。掲示板の前で自分の名前を見つけたら、次に見慣れた名前を探して、見慣れた友達の顔を探した。誰かと「一緒のクラスでよかった〜!」なんて飛び跳ねてはしゃぐのも楽しかった。

では先に掲示板を見た仲間から携帯で連絡が入る。すごい連携されたネットワークだけれど、ドキドキも半減しそうでなんだか寂しい。知らないうちに時代が変わったみたいだ。


Apr 4, 2004

だか寒いぞ。厚手の靴下とフリースの上着を着ても、まだ縮こまるようなゾクゾク感が抜けない。冬が戻ってきたような冷たさと、雨である。気のせいかと思ったら、室温が14度しかない。当然外はもっと寒い。ホットカーペットだけでは凌げそうにないので、久し振りにエアコンをつけた。コタツとストーブはもうしまったから、時々こうやって意表をついて寒い日が来ると困る。

まで冷えた体の中から温まりたくなって、つい熱いお茶ばかり飲んでしまう。でも、それが利尿作用を呼び起こして、我が家の極寒地帯にあるトイレに行くことになるのだ。天気も悪いし寒いしで、1日部屋着モードになってしまった。せっかくの日曜日なのに、もったいない!それでも出不精が寒さに勝っている。悔しいので私は掃除に没頭する。週末は夫がいるのでminimuを見ていてもらえるから、こんな日は家を片付けよう。

っかくの桜も、この雨で一気に散ってしまうだろう。昨日のうちにお花見を済ませておいてよかった。


Apr 3, 2004

っかりメロンパンが食べたくなってしまって、今日は成城石井のクリームサンドメロンパンを買いに行った。そうしたら、春はイチゴのシーズン!ということで限定のイチゴクリームサンドメロンパンが売られているではないか。クリームがピンクになっただけで20円ほど高い。でも、食べない訳には行かないだろう。だって見つけてしまったんだもの・・・。即、お買い上げ決定。

に帰ってお茶をいれて、メロンパンの試食に取り掛かった。一口かじる。すると思ったよりもずっとイチゴの味がするクリームだったので驚いた。いつものホイップクリームにイチゴの果汁を搾ったかのような、甘味の中に酸味が効いた、文字通り“甘酸っぱい”味だったのだ。色と香料だけ加えたような作り物っぽいイチゴクリームとは違いますという、強い主張(?)を感じた。個人的にはいつものノーマルタイプで十分満足できるけれど、これは季節物として限定するならば大いに結構。やるね、成城石井のメニュー開発者!

ロンパンの半分を食べ終えた時に、私は夫に「食べる?」と聞いた。勝手に全部食べてしまうと相手の機嫌を損ねかねないので(笑)、あらかじめ断っておくのが我が家のささやかなルールなのだ。すると彼は「一口だけ。」と言った。それじゃ、適当に食べといてと、私はほんの30秒ほど席を離れた。用事を済ませて戻ってくると、テーブルには空っぽのビニールと口をもごもごさせる夫の姿が・・・。な、何?全部食べちゃったってこと!?(しかも、早すぎるし。)

「一口っていったじゃん!」と抗議するも「だって美味しかったんだもーん」と夫はのほほんとしている。確かに私だって「一口ちょうだい」と言って一口で終わる事は少ないけれど、それだって相手に悪いからと2、3口で我慢している。だのに、何故・・・?おまけに「最初から2個入りパックを買えばよかったのに」などと勝手な事を言っている。メロンパンを買う時に、「え〜、買うの?」と反対気な顔をしていたのは誰でしたっけ。



といえば桜。桜といえばお花見。ということで、我が家はついに念願のお花見を決行した。決行前夜になってどこの桜の名所へ行こうかと悩み、ガイドブックを見たものの、「本に出ないような近所の公園だって立派に桜が満開しているよね」と意見が一致。結局近くの穴場的公園へ散歩がてら、お弁当を持って出かけたのだった。歩けば汗ばむような暖かい陽気で、今日は本当にお花見日和だった。

園に着くと周囲には多くのグループや家族連れが訪れていた。公園の中にある池を囲むように並んで植えられた桜も美しく、この場所はなかなか良い選択だったようだ。先週の雨のせいか、すでに花が散り始めていて、お弁当やマットの上に次々と花びらが舞い降りてくるような状態でも、それはそれで風情があると私は思う。お昼の一時にお弁当を囲みながら、目では桜を存分に楽しむことができた。また来年もここに来たい。


Apr 2, 2004

んとなく点けっ放しにしていたテレビから、聞き捨てならない単語を耳がキャッチした。

“メロンパン”

、何なに?メロンパン情報なの?と、急いでテレビに目をやる。すると、あっ!!焼きたてメロンパンの移動販売とかいう話題が「はなまるマーケット」でやってる〜!一瞬で釘付け状態である。どうやらオーブンを搭載したワゴン車で、移動しながら焼きたてのメロンパンを販売する会社があるらしい。うわ、本当に焼きたてメロンパンだ。しかも行列してる。私も食べたいよぉぉー・・・。最近になって東京に進出してきたというから、早く横浜市にも進出してください。頼みます。

れにしても本当に、自分の好きなトピックだとか、聞きなれた言葉は耳が勝手に拾ってくれる。MLBの中継を点けっ放しにしていてもICHIROとMATSUIだけは拾えたし。いつも思うことながら、この能力を他のことに活かせないものかしら。それにあのメロンパンも食べたいよ・・・。


Apr 1, 2004

日の朝、英語教室の支度をしていたら電話が鳴った。こんな時間にかけてくるなんて、どうせセールス電話だろうと思いながら出ると、それは先生の奥さんからで、「今日のクラスに来ますか」と聞かれた。もしかして他に出席者がいないのかな?という予感がよぎったけれど、「行きますよ」と私が答えると、「それじゃあ授業の後で一緒にランチを食べていきませんか?」と言われた。いきなりだったので少し驚きつつ、この嬉しいお誘いに「もちろんご一緒させてください」と答えた。

話器を置いて、急にウキウキとした幸せな気持ちになった。誰かと一緒に食事をするのは自分1人で黙々と済ませる食事よりもずっと楽しい。たとえお腹が空いていても、自分だけならばわざわざ包丁を持って複雑な料理をしようとは思わないし、レンジで温めただけのような簡単な物をテレビを見ながら胃に流し込むだけという、味も素っ気もない食事をしてしまいがちだ。誰かと一緒ならば気合も入るのに、1人では完全に手抜きモードになってしまうのは私の悪いクセである。

んなわけで、クラスが終わってからも私とminimuは先生の家に居残り、食事を頂いたのであった。基本的には会話は英語で、でも先生夫妻は日本語がとても堪能(ここでいう堪能とは、漢字も読めるというレベル。すごい!)なので、私が下手な英語を使うよりもお互い日本語で会話した方が意思の疎通が早かったりする。それでも、わざわざ英語を使ってくれるのは私が英語を習いに行っている生徒だからなのだろう。

はいえ一度レッスンが終わってしまえば、そこには先生と生徒という関係はなく、普通の親しい知り合いであるようなくだけた間柄になる。もちろん相手が目上の人であるということは忘れてはいけないけれど、相手がいつも外に向かって心をオープンにしている分だけ、お互いの距離がすぐに近づけるように思う。日本人同士では時間が掛かる“壁の取っ払い”や“本心の探りあい”が最初からないというのは居心地良い。良い事は良い、悪いことは悪い、好きなことと嫌いなこと等々、とてもハッキリしているのだ。例えば「○○って良いですよね」と私が言っても、もし意見が違えば思ったとおりに「いや、○○なんてダメだよ」と伝えてくれるので、私も遠慮しないで意見を言える。もし意見が一致しなくても、それが原因で気まずくなることもない。

ンチに出てきたのはとてもシンプルな料理で、ソーセージの入った主食のマカロニと、野菜のソテーだった。どちらも淡白なのにコクがある味わいで美味しく、いかにも家庭料理という感じがした。しかし食事中にもかかわらずminimuが激しくハイハイをして動き回るため何度となくテーブルを離れなくてはならず、その無礼を一言謝ったら、彼(minimu)も一緒にウェルカムなのだから気にしないでと言われた。こんな飾らない普段のランチに招かれた私は、このもてなしを嬉しく思った。よくお礼を言って帰宅した後も、しばらく楽しい気分は続いた。嬉しいことがあると、普通の毎日がものすごい元気なものになる。




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