miyamu's
DAY BY DAY

ヨコハマ徒然日記
ヨコハマ生活いい感じ。
いいトコ探せばいい感じ。
いいコト出来ればいい感じ。
いいヒト出会うといい感じ。
September2004 back number ★過去の徒然日記
Sep 30, 2004

日は久々のお料理教室。7,8月がお休みだったので、実はとても久し振り。今回のメニューはドイツ料理らしくジャガイモを使ったパンケーキと、梨を使ったケーキ、それにサラダだった。この頃は友達と一緒に、お互い子連れで参加しているけれど、この方が1人で行くよりもずっと楽しめる。きっと普段は家の狭いキッチンで1人で黙々と料理しているのが、教室では大人数が一緒に同じ工程をワイワイ言いながら“調理実習”できるから、料理そのものが楽しいと思えてしまうのだ。気の知れた友達と同じグループになれば尚更で、同じ料理なのに、家事からかけ離れている感覚がするから不思議。

ャガイモのパンケーキはハッシュポテトに似ていて、ジャガイモを使って薄く焼いたお好み焼きといった感じだった。焼く時に大量に油を引くので、油っこいと言う声も聞かれたけれど、少なくともお芋好きの私には楽しめた。付け合せのサラダを一緒に食べたらより美味しかった。サラダのドレッシングにヨーグルトを使っていて、それがさっぱりと酸味が効いていて油っこさを中和してしまったのだろう。私はこのドレッシングをかなり気に入った。とても簡単なので家でも作ってみようと思う。(できたら、ね。)

ザートのケーキは、洋ナシのかわりに日本の梨を使った。幸水もケーキに合うなんて、これは意外な発見だった。タルト風の生地の中に、梨とフィリングを敷き詰めて焼くだけというシンプルケーキだったので、梨のかわりに季節のフルーツを使えば、何にでも合うかな?と思う。アレンジが効きそうなメニューは習っていてお得な気がするし、ドイツ料理の大胆な調合(Aの材料をボールに全部いれて、混ぜる。・・・みたいな簡単レシピ)には毎度新鮮さを覚えるのであった。それでも、最後にはきちんと出来るのだから、日本の繊細で細かいレシピより私には合っているかも!?


Sep 29, 2004

が出張だったり外出だったりと、最近ちょっと忙しい。そうすると私も晩御飯の支度をしなくて良いかわりに、目覚めてから眠るまでは子供に付きっ切りになるので、体力勝負の1週間になってしまった。それでもカレンダーには嬉しい予定ラッシュで、「会いたい人たちに会える週間」だったりする。そりゃ、日記も滞るわよ〜というデートがいっぱい。

「親友」だとお互い思っているくせに、割と近くに住んでいるくせに、いつでも会えるからとメールばかりしては会わず仕舞いで1年が経った友達と、満を持して(?)ようやく会った。彼女とはもうすぐ20年の付き合いになる。前に会ったのはminimuを妊娠している時だったから、顔を見せるのも初めてだ。それにしてもこんなに会うまでの感覚が開いたのは初めてではないだろうか。でも、「久し振り〜」と言い合ったら、すぐに元通り。

互いの事を色々知っているから、空白の時間分を埋め合わせつつ、また古い話で盛り上がった。小恥ずかしい思い出や青春四方山話も第三者のような顔をして飄々と語れるようになったのだから、お互いにすっかり大人になったものです。大笑いしすぎて、顔がしわしわになってしまうのだけが新しい問題で・・・。また会おうね、いや、会わなくては。彼女は私にとって“若かりし頃”の共有者なのだ。家族以外で、そんな昔の話が出来る人は貴重なのだと思う。歳をとっても「ちゃん付け」で呼び合う仲でいながら、かわいいおばあちゃんになる約束をした人なのだ。

して、来週にもとても楽しみなデートが2つ。
1つはアメリカから一時帰国してくる友達との再会。まさに1年ぶりっ!アメリカで知り合った知り合いは多くても、いつまでも付き合っていこう!と思える仲間(戦友?)は数少ない上に、もっともっと親しくなりたいと思いながら離れてしまったから、この再会は嬉しい限り。色々と語り合うぞ。来週が楽しみ・・・。

らにもう1つ、これまたアメリカ時代の友達との再会。私を含めて3人、それぞれ子供を連れて集まる予定。この3人はアメリカで近所に住んでいた仲間で、偶然にも同じ時期に妊娠をしていて、同じ病院で出産したという不思議なつながりがある。私が一番後で出産したので、その時には先輩のお2人に本当にお世話になった。でも私が帰国する時期に重なって1人は他の国に転勤になり、もう1人はその半年後に日本に帰国となった。

ころが今日(とてもタイムリーでしょ?)その転勤になった友達から突然、「今一時帰国しているから、会おう!」と連絡が来たのだ。日本に行くよというメールを送ったらしいけれど、何故か私の元には届いていなかったので、私はこの電話に心底驚いたし、一気に興奮と感動がこみ上げてきた。サプライズとは、まさにこの事!さっそく待ち合わせのプランを考えて、来週に再会が実現する運びとなった。こうして1度はみんなバラバラになったのに、また一箇所に集まれることになったのだから、それって結構素晴らしいことではないだろうか。疲れた〜なんて言わずに、体力温存しておかなくちゃ!


Sep 28, 2004

から冷たく雨が降っていたけれど、天気には負けじと、久々に横浜ベイサイドマリーナへ行ってみた。英語が終わってから姉親子を迎えに行って、それから雑談をしながら一緒に向かった。平日の昼間だから道も空いているだろうと思っていたのに雨で視界が悪いためにスピードが出せず、終始断続的に混んでいたために予想していたよりもずっと時間が掛かってしまった。

れでも2時ごろには現地に到着し、辺りが暗くなるまであちこち回って楽しく買い物をした。雨なのにそれなりにお客さんが集まっていて混んでいたのは意外だった。でも、幸いランチの時間にはずれていたこともあって、比較的空いているカフェでお茶も出来た。普段、混んでいる時には子連れでオーダー式の店に入るのは気が引けることもあり、セルフ式のカフェテリアやファーストフードになりがちなのだ。そんな訳で、今日はリラックスして食べられた。パニーニもコーヒーも美味しかった。思うに、きっと上げ膳据え膳というのが加味されることで余計に幸せ気分になれるのだろうなぁ・・・。ちなみに本日の戦利品は秋冬に使えそうな素材の茶色い帽子。それにminimuの6分丈ズボン。



ころで、26日で私達一家が日本に帰国して丸1年となった。別に感慨深く回想している訳でもなく、一応季節が一巡したということを確認してみた。すっかり大昔のような気がするけれど、ようやく1年。それとも、もう1年というべきか。時間の長さはその時々の気分によっても感じ方が全然違う。

うそう、先日帰国1年にふさわしく、こんな出来事があった。

週末に実家に帰ったときのことである。夫が車を使っていたので、本当に久し振りにベビーカーと一緒に電車に乗った。実家に電車で行く時、エレベーターの使える階段が全く無いコースで行こうとすると、電車を3本乗り継がなければいけない。これが本当に重労働で、私ができるだけ車で行きたいと思う要因の大部分を占めている。時間を倍もかけて不便なコースを選ぶ時は、自分1人だけというフットワークの軽さが身に染みて分かるものである。

ある乗り換え駅で、電車がホームに到着した。私はその駅で降りなければならないので、ドアの真ん前に立ってベビーカーを先に降ろす準備をしていた。すると、ドアが開いた時に私の正面に外国人の女性が立っていて、かがんで私に「Do you need help?」と聞いてきた。実はその一言が聞こえるまで、私は自分の事で精一杯になっていたので、その人の存在にも気付いていなかった。でも、一瞬の間を置いて“あ、私に言ってる!”と分かって、私はとっさに「Thank you.」と答えた。とはいえその人は私の返事を聞く前からベビーカーを持ち上げてくれていたのだけど。その間、たったの5秒足らず!無事にホームに降り立ってその人を振り返っても、人ごみに紛れてもう見えなくなっていた。

本語環境でいきなり英語が飛んで来ることもたまにはあるってことを思い知った。その後、次から次へ色々な思いが浮かんできた。「日本人より在日外国人の方が親切なのかなぁ・・・」「もっと気の利いたお礼を言うんだった・・・」「とりあえずThank you.だけでも英語が口から出てよかった・・・無言だったら情けなさ過ぎるよね。」等々。はぁ、一応はまだ残ってるみたいだけど英語の反射神経は鈍っている。本当にとっさでも、無言で何1つ言葉が出せなかったら、かなり凹むだろうなぁ・・・。

っぱり、英語のスイッチをoffにしていたら、悲しいぐらいどんどん離れていくのだろう。常にスイッチon状態でをキープするのは難しいけれど、あらためて気を引き締める気持ちになる出来事だった。こんな風に日常のほんの些細な事でも、1年目にピッタリだと思って受け止めた次第である。


Sep 27, 2004

い将来、日本の消費税も増税されるという見方が強い。世界的にみれば現在の5%という消費税は決して高くはないけれど、かといって収入が増えないのに税金だけが上がってしまったら、ますます一般家庭の家計が圧迫される。世論や国会で反対運動が起こるのは目に見えているけれど、徐々に消費税を上げようという動きはもはや国のトップの一部では主流の考え方だろうし、覆される事はないだろう。

には消費税が25%というスウェーデンの話を引き合いに出したりする。しかし、日本でも25%で生活出来るはずもない。単に数字のみで25%と比べたら日本の5%という消費税はずっとマシに思えるけれど、実はこんな風に比べること自体がナンセンスなのかもしれない。収入や支出のバランス、生活水準自体が異なる世界と消費税の高さを比較しても、何の参考にもならない。スウェーデンは確かに税金が“超”高いが、その分手厚い社会福祉に税金が注ぎ込まれている。同じ土俵にいない国を日本とは比べてはいけない。

度私も書いているのでくどい話だけれど、消費税は所得の多少にかかわらず発生するので、万人に等しいようで、実は収入が少ない人ほど苦しい思いをさせられる。誰だって最低の衣食住を必要とするのだから、その基本の部分だけでも税率を下げ、贅沢品や嗜好品と思われるものだけに消費税を上げれば良いと思うのだが。例えばお米や農水産物は誰でも必要とする物なので5%のままか引き下げにする、その方が公平だろう。何でも“買う”ものには何%と消費税が決定しているのではなく、欲しい人だけ買えばよい物から税金を取る仕組みならばもう少し反対も少なく物事が進みそうな気がする。でも、もし消費税が10%になったら、本当に暮らしに厳しいよなぁ・・・。赤札で10%セール!なんて書かれていても、全然お得な気がしないもの。

が変わって、このところテレビのCMに引っ張りだこのペ・ヨンジュン、ちょっと日本メディアに飽和しすぎではないか?彼のたどたどしい日本語も(下手ではないが)、いつも同じヨン様(この名称を言いたくないが)スマイルも、そろそろ胃にもたれ気味。もっと頑張れ日本人俳優!


Sep 26, 2004

っかく日記を書いたのに、保存しないで閉じてしまった。「あー!」と叫んでも時既に遅し。minimuがPCを触りたがるのは今日始まった事ではないが、キーボードやコードで遊ばれるのはたまらない。ひとまず閉じようと思ったのに、よりによって間違えてしまうとは・・・。もしかしたらバックアップがあるかも?と一抹の希望を胸にもう1度開いてみてもそこは真っ白。一気にやる気が無くなる。同じ文章は二度と書けないのだ。

れでもかいつまんで説明すると、久し振りに歯医者に行った話を書いたのだった。銀歯の下がやっぱり虫歯になっていて、取れたのは困るけれど、虫歯がもっとひどくなる前に見つけられたのだからむしろラッキーだったかもしれないという話・・・。それから麻酔した唇が閉じないので、口を濯ぐ度にピューピューと水が飛び出して笑えるとかいう、他愛もない話等々。とりあえず歯医者は来週も続くのであった。


Sep 24, 2004

曜の晩から土曜日にかけて、夫は職場のゴルフコンペで外出の予定である(これも休日出勤に手伝っている!?)。そんな訳で、今日は私も家を脱出して実家ツアーを決行することにした。あ、別に「私もう実家に帰らせていただきますッ!」ではありませんよ、ご心配なく(笑)

泊して明日には帰ってくるけれど、久し振りにminimuもお泊りなので母も喜ぶ事だろう。今回は夫が車に乗って行くので、これまた久し振りにminimuと電車に乗って出かける。もう1度エレベーターのあるコースを復習しなくては。それではまた明日。


Sep 23, 2004

日は一応秋分の日である。とはいえ我が家の場合は夫は仕事に行き、私は至極普通の1日を過ごしている。育児時間をシェアできるのを期待していただけに、ちょっと残念。仕事が忙しいのならそれは仕方ない。でも2004年度が半期を終えて、行く人来る人の歓送迎会が立て込んで、休日に仕事のしわ寄せが来たという感じなのが皮肉だよなぁ。そして世の休日も私には関係無くなった。

て、まず考えるのはどうやって1日をやり過ごそうかということ。たとえ自分が家から一歩も出たくない“まったり気分”でも、minimuは家の中に閉じこもっているのが嫌だと態度で訴えている。仕方なくフラフラと立ち上がり、買い物ついでにいつものドライブコースへ出かけることにした。

ずは駐車場無料サービスの受けられるデパートを徘徊し、すっかり秋らしくなった売り場を歩く。目ぼしい物を探して歩くだけで、トレンドチェック&目の保養をした気分になる(が、結局買わない)。その後子供の遊び場にminimuを放ち、有り余るエネルギーを発散させるも、さすがは休日。遊び場は混雑しているのですぐに大きな子供達に押しのけられてご機嫌斜めになってしまい、あえなく終了。仕方ない。

いてディスカウントスーパーに移動して、買い物をする。子供の乗れるミニチュアカーが付いたカートに乗せてみる。しかしこのカート、余分な物がくっついている分重いし方向操作がしにくい。混んだ店内で他の人にカートをぶつけないように気を配りながら、のろのろと徐行運転するのはけっこうな重労働だ。ああー、腰が痛いぞ。それでもミニカーの中で楽しそうなので、仕方なく母はパワーを奮い立たせるのであった。周囲にばかり気を取られていると、minimuは身を乗り出して売り場の低い位置にある商品を次々と触ろうとするので、本当に油断ならない。人ごみを抜けてようやく広い店内を一回りする頃にはドッと疲れてしまう。

る頃には疲れたminimuは眠り、私もようやく休息時間になる。ホッ。ゆっくりお休み。そして1日を振り返る。今日は何回仕方ないよなぁと言ったかな?


Sep 22, 2004

曜日の夕方にガムを噛んだら銀歯が取れた。正しくは、昼間の焼肉で酷使された銀歯がガムでぐらつき、ついにはデンタルフロスを通した時に一緒に外れてしまったという状況だ。いずれにしてもこんな簡単に外れるぐらいだから、早かれ遅かれこの結果は免れなかったのだろう。

よりショックなのは、また歯医者に行かなくてはならない事と、翌日が休診日の火曜日だということだった。思えば、今週は歯医者の診察日がとても少ない。月曜日は祝日、火曜日は休診日、木曜日も祝日・・・。これでは他の日の予約が混んでしまうのも当然だ。水曜日まで待って朝一番で電話をかけるも、私の必死の訴えも虚しく、応急処置の時間さえ取れないような状況らしい。大袈裟に「痛くて我慢できそうにない」と言ったら予約を詰め込んでもらえたかもしれないが、嘘をつくのも気が引けるし、幸い今のところは痛みが無いので待つことになった。

にせ、今度ばかりはminimuを連れてでも行かなければ・・・という決心で電話した。普段は週末しか1人で歯医者に通う時間が無いので土日に通っていたけれど、この緊急事態だから、30分ぐらいなら椅子に縛り付ける補助ベルトを使って座っていてもらえると思ったのだ。(お子さんを抱いたままで治療できますよ、と言われても、彼はじっとしていてくれる相手ではない。)仕方が無い。反対の歯で噛んで、今週をやり過ごそう。

こで問題が1つ。今回取れた銀歯は左側にあるのだけれど、私は右利きなので、食べ物を口に入れる時には角度が自然に左側に片寄ってしまう。つまり最初の一口を左側から噛むクセがあるのだ。これがけっこう厄介で、意識して使わないようにしていたつもりでも、ふとした時に左側で噛んでいる。そうすると、何とかだまして乗せてある銀歯が食べ物にくっついて外れてしまう。その銀歯を間違って噛んでしまうと、石ころを食べたみたいな感触で気持ちが悪い。穴が空いた部分に食べ物が詰まるのも困ってしまう。でも月曜日から何度も同じことをしているから習性って悲しい。

約は次の日曜日。これでも来週にされそうだった予約を何とか頑張って入れてもらった。電話で、「お待ちま頂きますよ」と言われても、それを覚悟で行くしかないのだ。というか、今まで歯医者で待たなかったことの方が少ないのだから全然気にしない。願わくは他の虫歯が発見される事の無いよう・・・。


Sep 20, 2004

ンチに近くの穴場焼肉に出かけた。ここは1時間の食べ放題が1050円という、焼肉レストランにしてはかなりお得なお店である。バイキング形式で大皿に並んだ肉類を好きなだけ食べられる。私達はこの店を初めて利用したのだけれど、お肉の他にも魚介類や野菜、ご飯ものからめん物、ちょっとしたデザートに至るまで何でもあり状態とは知らなかった。ここでカレーやラーメンを食べるのはかなり邪道かとは思うものの、選択肢が多いと楽しいし、お得な気分にはなる。

ークを越えた1時過ぎに来店しテーブルに通されると、今から60分の食べ放題である説明を受けて、別売りのドリンクバー(約200円)を付けていざ戦闘開始である。テーブル中央の石焼きロースターに火をつけて、お肉を何種類か盛った皿を並べて、準備OK。始めの方は制限時間を変に意識してしまい、真剣に黙々と焼いて食べた。それでも30分もすれば大分お腹がいっぱいになるし、関係無いもの(肉以外のもの)にも手を出してみたくなる。食べ残しが出来ない分、自分で皿に乗せる物には責任があるので慎重に選ぶ必要があるけれど、分かっていてもつい失敗するのだからおかしい。

心の焼肉の質はどうかというと、輸入牛を薄めのスライスにしているのが主なので、厚切りのカルビやロースなどを期待していくとかなりガッカリかもしれないけれど、1050円でお金を気にせずモリモリ食べて満足するのには十分だと思う。それに人件費をかなり削ってあるし、半セルフ状態なので“超”カジュアルな感覚で利用する店である。子供連れが多いのも、妙に納得。それから、予算を安く抑えて仲間とワイワイ楽しむには良いのか、若いお客さんも多かった。朝食抜きで乗り込んで珍しく元が取れたかな?と思える食べっぷりを見せた私も、しばらくしてガッチリ食べたい気分になったら、もう1度行ってみようと思う。


Sep 19, 2004

飯店は、横浜中華街のメインストリートを外れた裏通りに地味にひっそりと立っている。私がこの店の名物とされる海老雲呑を食べたいと思ったのはずっと前のことで、グルメ本や中華街のガイドなどに載っているのを見て「美味しそう」と素直に感じたからであった。

老の日が9月の第3月曜日に移動して週末が3連休になったため、なんとなく気分が楽な日曜日。飲茶でも食べようと思い、夕方に中華街へ行った。お目当てだった飲茶の食べ放題の前には5時過ぎには長蛇の列が出来ており、最後尾で1時間以上待つと聞き、結局今日は飲茶を諦めていつか行こうと思っていたK飯店へ急遽足を向けることとなった。

飯店は裏通りで中華街にありがちなネオンサインも無く、とても目立たない。お店の前に行列はなかったものの、ドアを開けると無愛想なおばさんに満席だと言われた。中華街にはサービスを期待していないけれど、冷たく言い放たれていい気持ちはしない。ドアを閉めて外で待つこと数分、席に通された。メニューを見なくてもとりあえず海老雲呑を頼むことは決まっていた。あと、春巻きと鶏のうま煮ご飯を選んで注文した。

老雲呑は、無難なところ。前評判から期待していたよりも肝心の海老が少ないし歯ごたえも鈍かったけれど、12粒で600円という値段の安さから言ったらまあ合格だろう。しかし・・・。サイドで頼んだ春巻きは中味がかなり少ないし、鶏のうま煮ご飯なんて、私が今までに食べたプロの作った中国料理の中でワースト3には堂々ランクイン!?というような悲しいものであった。うま煮にはとろみが無いは、野菜の硬い芯が大量に入っているは、鶏の存在感が希薄で感じで、うまくない“うま煮”に、パサパサのご飯。私が作ったほうが美味しいという自信さえわいてくるような・・・。うま煮については何も語らず、無言でもくもくと食した。

店の中や行列している人たちの前で感想を述べるのは悪いからと、店を出てしばらくしてから「なんだか大した事なかったよね?」と、夫に恐る恐る聞いてみた。心の中では「大した事ない」どころか「一生の不覚・・・」ぐらいの気持ちだった。すると夫から「あれ(うま煮)は最悪だった。店員の態度も悪いしもう二度と行かない。」と、即答が帰って来た。ガイドブックの信憑性なんてそんなものなのかもしれない。新規開拓は大失敗に終わった。そして近くのコンビニでペットボトルのお茶を買い、美味しいねぇと言いながら飲んだ。デザートに肉まんを食べて帰った。次回はリベンジ、絶対に飲茶に行ってやるぞ。


Sep 18, 2004

本のメディアには「カリスマ主婦」なんて貧相な言葉で形容される、アメリカの超実業家マーサ・スチュワート。彼女にはインサイダー疑惑で7月に実刑判決が出ていた。当然控訴するものと思われていたものの、どうやら控訴を取りやめて5ヶ月の禁固の刑に服する決断を下したらしい。控訴をしても、時間とお金を費やしてこの話を長引かせるだけだから、たった5ヶ月で済むのならさっさとこの話に終止符を打ってしまおうという判断なのだろう。

途半端じゃないセレブ(これまた日本メディアでは言葉の使用法が間違っているけど)が刑務所で服役!?だなんて驚きつつよくよくニュースを見てみると、当然扱いは特別なのか、少なくとも暗く陰湿なイメージのある囚人生活が待っているわけでは“全然”無さそうである。たとえ刑務所に入っても、60代にはとても見えない手入れの行き届いたお肌具合や、ホームパーティ風のお料理や、身近な素材を用いた部屋のデコレーションやガーデニングやグリーティングカード作りなどをする自由は認められているのかもしれない。とはいえマーサ・スチュワートのそういう有名な主婦的要素は彼女の手広いキャリア全体から見ればほんの一部分でしかないのだろうけど。

ーサといえば1つ思い出した。前にマーサ・スチュワートのテレビ番組で、野菜の断面にインクを付けてスタンプにするというアイデアを紹介していたのを見たけれど、オクラの断面が星型のようで可愛いからと画用紙にペタペタ押していたのにはビックリしたなぁ。何に驚いたって、私はそこで初めてオクラが英語でもokra、そのまんまオクラだったという事実を知ったのである。音といい、語感といい、オクラは日本特有だと思っていたのにとんだ大間違い。語源は何語なのか、今度調べてみようっと。


Sep 17, 2004

から働いたぁ〜・・・という充実感。昨日の夜から掃除洗濯に明け暮れて、ホット一息ついたところで日記を書いている。私には何かに取り掛かると異常に集中してのめり込んでしまう時があるのだが、大掃除はその典型で、気になったらもう、I can't help 掃除ng・・・(掃除+ingね、念の為)。

は、数週間前に私が飲んだビタミンBBで痒い発疹が出てからというもの、その後で身体が痒くなっても蚊に刺されたのか何なのか紛らわしく、判断つきかねる日々が続いていたのだが、突然不安な気持ちになったのである。“ひょっとして、ダニでは!?いや、痒いのは家で私だけだしそんなはずはない、毎日掃除機がけしているし、でも異常に高温多湿の夏だったし・・・もしや、やっぱりダニ?いやまさか・・・”とまあ、疑い始めたらきりがない。

して、思い立ったらもう止まらなかった。ラグを洗い、クッションもマットもカバーを外して洗って干し、家中に掃除機をかけ、布団乾燥機をダニ退治モードにセットしてカーペットやら座布団やら布団やら何もかもを消毒し、出来る限りの物を日干しにし、車を車検に出し(これは余計)、あれこれするうちにすっかり午前中を費やしてしまった。気付けば食事もまともに取っていない。minimuが寝ている隙にと思うあまり、休憩もせずに徹底的に労働してしまった。でもこれでダニ疑惑とオサラバできるならば気分スッキリ。(とはいえこの後で痒みが止まったらダニってことになるのかしら・・・それも憂鬱。)

事は毎日こなすroutineばかりなのに、今日はプロさながらにキッチリ労働してしまった感じ。ちなみに、お決まりの日課(ルーチンワーク)を意味するroutineは、ルーチン、ルーティンというのは日本語発音なので注意である。英語らしくカタカナで書くと、「ルティーン」で、ティの部分にアクセントがある。


Sep 15, 2004

hillyな秋の夕暮れ時、人気のない裏道を走っていた。畑に挟まれた坂道を上りきったその時、視界の左の方にちらっと人影がかすめたような気がした。ドキリとして本能的に減速し、そちらの方に目をやった。と、そこには頭部だけマネキン仕様のかかしがこちらを見据えるように立っていた。美容室にあるような、首から上だけのリアルな頭部に、棒人間さながらの平べったい体格と一応着せられたボロ布がミスマッチ・・・というか、怖い。これまたChillyである。


Sep 14, 2004

語にはhomonym(同音異義語)が沢山あるけれど、日本語にも“橋”と“端”と“箸”のような同音異義語が数多くある。私はニュースで何かの汚職事件を耳にすると、いつも“お食事券!?”などと思ってしまう。そのうち「お食事券汚職事件」なんていう面白い事件が起こらないかなぁと適当な事を考える。どこかの企業や政治家がお食事券と銘打った賄賂などを使って汚職をすれば・・・などと、くだらない上に不謹慎である。

近の聞き間違いは、「CoQ10(コエンザイムQ10)」。CoQ10は最近何かと話題のサプリメントで、通称「コーキューテン」である。これって、“高級店”に聞こえませんか!?そして、私は「え、何のレストラン?」となる。発想が思いっきり“お食事券”と同じなのが笑えるというか、悲しいというか・・・。そんな訳で、自分で言う時にはあらかじめ意味が分かっているので気付かないものの、人が言っているのをただ耳にすると時々「あれ?」と思う言葉があるのだ。


Sep 13, 2004

は英語のレッスンに毎回minimuを連れて行っている。通い始めた当初はminimuはまだ6ヶ月の赤ちゃんで、レッスンの最中はずっと大人しくじっとしていたけれど、最近は好奇心も動きも自己主張もパワーアップしてきて、おやつを食べたりお茶を飲んだり、CDラックから一枚一枚CDを出したり、ビデオデッキのスイッチを入れたり切ったりし続けたり、授業妨害さながらに楽しそうにしている。

れでも子供好きの先生からは全く迷惑がられず“大きくなったわねぇ〜”ぐらいの大らかさで可愛がられているし、クラスメイトの連れている子供もminimuと同じ1歳児なのでお互い様と、すっかり甘えさせて貰っている。時にはレッスン中におむつ交換をさせてもらったり、いたずらを止めに席を立ったりしなければならないこともあるから、残念ながら100%内容に集中するのは無理だけれど、本当にこの雰囲気はアットホームでありがたいし、他に同じような場所を見つけるのは難しいのが分かっているからやめられそうにない。別にやめる気もないのだけれど、あしからず。願わくは、子供同士で楽しく遊びつつ、さり気なく日本語以外の言葉に親しんでいってもらいたいものだ。そんな欲張りな事を思いつつ、ぼちぼち通っている。


Sep 12, 2004

と晩のひんやりした涼しさに加え、日が暮れるのがどんどん早くなってきて、すっかり秋だなぁと感じるようになってきた。うだるような暑さから解放されてからはエアコンのフル稼働もようやくストップしたし、来月あたりは電気料金がグッと下がるかもしれない。

が家は家計に占める光熱費の割合がちょっと高めである。夏はエアコンを使い(ちなみに今年は設定した温度まで下がらないほど暑かったのだが)、冬はエアコン、ストーブ、ホットカーペット、乾燥機などの熱量が高い家電を使うので、気温の下降に反比例して電気料金が右上がりになる。加えて冬は熱めのお湯を大量に使うせいでガス料金もかさむ。その点夏は冬と比べてガス代は半分になるけれど、冷房にかかる電気代を考えたらあまり変わらなかったりする。だから、光熱費の暑さ寒さが厳しくない春と秋は家計にやさしい。

本に越してきてもうすぐ1年になるけれど、思えばこの1年は光熱費との戦いだった。私はもともと日本で生活していたくせに、少なくとも主婦生活を半年は日本で経験したはずだったのに、帰国した時には毎月の光熱費がどれほどだったのかをすっかり忘れてしまっていた。これは自分にとって思いも寄らぬ失敗だった。というのは、これからどんどん寒くなるという時期に引越しが完了したので、電気やガスが平均してどのくらいかかる物なのか把握するのにとても時間がかかったのである。10月から2月まで、毎月光熱費が上がっていくのには焦った。請求書がポストに入っていると緊張し、料金を確認しては「こんなに高かったっけ!?」とショックを受けた。

りあえず、最初のガス料金の請求書にはとても驚いた。予想していたよりも1.5倍は高かったのだ。実は我が家は、このエリアの都市ガスの工事が完了する前に立てられたアパートだったらしく、引っ越してからここがプロパンガスであることに気付いた(というか、物件のチェック項目に入れていなかった)。かつては普通に使っていた都市ガスのありがたさを、プロパンガスの請求額を前にしみじみと思い知った。(余談ながら、プロパンガスの場合ガスそのものの使用料金に加えて、ガスを管理している会社に毎月管理の基本料金を払わなければならない。その管理費だけでも小癪に1500〜2000円ぐらいするので、アパート探しは都市ガスの物件を強くをお薦めします。)

が過ぎ春が来て、とたんに光熱費が下がり始めた。特に、私はプロパンガスの料金を下げることに一種の喜びさえ感じるようになっていたので、この変化には浮き足立った。夏にはついにガス代がピークの頃の半額になって、メーターの測定者を悔しがらせている(はず)。春に一度下がった電気代は夏に再び跳ね上がったものの、今は落ち着いてきたようだ。思えば賢く節約するべく色々と試行錯誤をした1年だった。これでようやく光熱費を巡る季節が一巡したのだ。そして、昨年失敗した冬に向けて2度目の挑戦である。壮大(?)なプロジェクトが今、始まる・・・。


Sep 11, 2004

日は9月11日。アメリカで同時多発テロ事件が発生してから丸3年が過ぎた、という日。あの時の記憶を忘れる事は無くても、確かに3年という月日が流れている。世界も様々に変化し、その中に存在している私という小さな点でさえ色々と変わった。普通の日々が過ぎるにつれて“あの瞬間”はだんだん遠ざかり、忘れる事は無くても、思い出すことが少しずつ減っていく。それは無関心や冷たさではなく、今自分が生きているからこそで、普通の日々でもそれなりに精一杯にやり過ごしているからだと思う。1年にこの日だけは、静かに目を閉じて祈ろう。



臓の手術を受けたアメリカのクリントン元大統領が退院し、自宅療養を始めたらしい。って、手術をしたのいつだったっけ?まだ1週間ぐらいしか経っていないと思うけど・・・。よりによって心臓の手術後だというのにもう退院してしまうとは、さすがアメリカ。余計な入院をしない(させない?)アンビリーバブルな国。心臓手術でもう退院なら、出産でたとえ2日でも文句は言えないよねぇ・・・。


Sep 9, 2004

ソリンの値段が高騰している。どこのガソリンスタンドでもレギュラーがリッター118円、セルフでも116円が普通で、満タンにするとけっこうな料金になってしまう。表示料金が消費税込みになったせいもあるけれど、今年の初めより20円も値上がりしているような感覚である。ひどいなぁ。それでも移動の便利さを考えると今さら電車やバスには戻れず車になってしまうのだから、必要経費として受け入れるより仕方ないのだろう。

というか、今年は夏が暑すぎた。子供と一緒に徒歩で駅まで?それだけでもうバテバテ。車が無ければ無いで、そのようにして生きていくしかないし、何だって適応できるはずだと思うけどねぇ・・・。うーん、やっぱり値上がりする前に入れておかなかったのは不覚だった。また100円ぐらいに戻る日が来るのだろうか?自問自答のように言いながら、私は結局ガソリンを入れに行った。


Sep 8, 2004

日も別のエレベーターでも「3回押し」を試してみたら、出来た!こういう知る人ぞ知る的なことは、世の中にはきっと沢山あるのだろうから、少しずつ見つけられたら楽しいのに。この発見は、RPGで隠れアイテムや裏技を発見した喜びに似ている気がする。調子に乗って、エレベーターを呼ぶための矢印の上下ボタンはどうかと思って試してみたけれど、これは効果なしだった。

onversationの後で、先生がドイツ滞在中の写真を見せてくれた。ガイドブックに載っていないようなドイツの田舎風景は日本ともアメリカとも違い、所変われば人々の暮らしも変わるのだと感心した。私の知らない世界は無限にあるように思う。印象的だったのは、主食のパンを作るオーブンの部屋で、醗酵させて膨らんだパンを一気に焼ける奥行き3mほどの石釜を使ってパンを焼く様子だった。タイル張りの壁に釜の入り口があり、薪を使ってオーブン内を熱し、適温になったら長い棒を使ってパンを出し入れする。

庭のキッチンに入れば当然電気やガスのオーブンもあるのだろうけれど、近所の人たちが共同で使うような規模の石のオーブンで、ずっと変わらない焼き方で作ったパンが一番美味しいのだそうだ。それもそのはず、Baby bathの中にどっしりと寝かされた膨大なパンのdoughが全てふっくらきれいに焼きあがった写真を見たら、「食べてみたい!」と思わずにいられない。まさしくお店でよく見るような、素朴で密度のしっかりした食事パンが並んでいた。パンを焼く日は数世帯分まとめてやるようだったし、昔から続く暮らしの様子が伺えた。写真はまだまだあるらしいので(800枚とか言っていたけど、本気!?)、しばらくは思い出話や生活の様子などを紹介してくれるらしい。楽しみにしていよう。


Sep 7, 2004

月ほど前に、友人のサプライズ結婚式に行ったという話を書いたけれど、思い返せばその時の帰り道、気になる話を耳にしたのであった。結婚式の行なわれたレストランはビルの41階という高層部分にあり、私達は行きも帰りも当然エレベーターを利用したのだけれど、パーティが御開きになった後で偶然同じエレベーターを利用していた他の参列者グループの1人が間違えて違う階のボタンを押してしまった。その時に、グループ内の誰かが「3回押せば治るよ、毎日使ってて知らなかったの?」と言っていたのである。

は新郎の務める会社が入っているビルを会場にしていたので、そのアドバイスをした人も同僚の1人だったのだろう。私は特に疑問を抱かずに「ふーん、さすが最新のビルだけあって、便利なエレベーターを備えているわね・・・」と、なんとなく耳を傾けていた。何しろ幸せなパーティと美味しいお料理とワインで少々良い気分だったから、それほどその言葉に注意を払っていなかったのだ。



て突然ですが、皆さんはエレベーターのボタンを間違えて押した時、3回押せばキャンセルになるという事をご存知でしたか?これは「miyamuったらそんな事も知らなかったの〜?」というような、常識レベルの問題ですか?とうとう、私もその事実を知ってしまいました。

置きが大袈裟ながら説明すると、今日私がminimuと一緒にデパートのエレベーターに乗った時に、間違えて手を触れた部分を2つも点灯させてしまい、“しまったー!”と思いつつ、そこでふとあの「3回押せば・・・」という言葉を思い出したのである。そして、まさかここでも出来るのではないだろうか・・・と、自分も試してみたい気分になった。急がねば間違った階に着いてしまうぞ。焦りは募る・・・。

うとう、他に乗客がいないのをいいことに、バシバシバシッと、連打してみた。すると!なんとランプが消えるではないか。魔法のような効き目(?)にビックリしつつ、1人静かな感動にふけってしまった。エレベーターを降りてから急に我に帰り「うっそー、知らなかったよぉ〜。誰かに言いたい、教えたい!!!」となり、こうして日記に書いているのだ。私の予想ではきっと、まあまあ新しいエレベーターになら「3回押し」の効果があるはずである。しばらくは、あらゆるエレベーターで確認の連打が続きそうな気配である。(もし常識だったら、ゴメンナサイ。)


Sep 6, 2004

告どおり、月曜日の英語は“元”臨時の先生が担当だった。しかしながら、私が思っていたよりも快調にレッスンは進み、楽しく1時間半が過ぎていった。この先生とは年齢も近く性別も同じなので、いつもよりも雰囲気が柔らかくて良い意味で緊張感がないのである。だから今日は私も舌が良く回り、何となく上手く話せたような気分に陥った。そういう勉強とはちょっと離れた理由から、彼女でもいいかな?なんて、少しそんな気になった。私って、とても単純。でも精神的に解放されていた方が進歩が早いというのは語学以外でも言えるのではないだろうか。

週、私は先生にメールを使って英文添削をしてもらうお願いをした。月に2,3回でもいいから、ある程度の長文を書いてみようかという気分になったからである。自分で書いた物を読み直すことは出来ても、自然な文法や単語の選択であるかどうかまでは分からないし、作文を第三者に目を通してもらうのはとても良い勉強になるという事は、カレッジでよく分かっている。あの頃のように1つの課題に何回も訂正や加筆を重ねて仕上げる事はもう無いだろうけれど、1度は出来たことがもう出来ないなんて思いたくはないし、経験が原動力に繋がるような気がする。


Sep 5, 2004

の頃浅間山が噴火したり、地震が頻発したり不安な事が続いている。あらためて日本は火山や地震の多い国だと感じる。そのうち富士山が噴火したら・・・なんて話も無いとは言えないし、例えば広範囲にわたって避難勧告が出たとしても「狭い日本どこへ行く?」状態になりそうで怖い。とりあえず非常持ち出し袋なるものを作って、非常時のプランを立てておくべきだろう。どう逃げてどこで落ち合うとか、minimuをどうやって連れ出そうかとか・・・。もう自分1人逃げ出ばいい訳ではない。これは思いも寄らぬプレッシャーだ。とにかく、備えあれば、憂いなし!ということで。

Aの空港で、邦人の荷物にあった懐中電灯に入っていた古い電池が爆発したという。どんなに小さな爆発だって、このご時世ではテロだと思われるし、場所が場所だけにさぞパニックになった事だろう。状況が良く分からないだけに想像ながら、爆発して驚きと恐怖のあまりうろたえた所に、追い討ちをかけるようにアーミー登場、何がなんだか分からない内に力ずくで拘束されて事情聴取・・・。もし突然こんな状況に陥ったら、(さらに英語を解せない人だったら)それはもう大変だ。事故だとはいえ、4時間も空港の機能がストップしたのだから、事の重大さが伝わってくる。飛行機内での出来事でなかったのが小さな救いか。何が起こってもおかしくない世の中。私も、古い電池には要注意なのだ。


Sep 4, 2004

語の先生から電話があった。7月に臨時で教えてくれていた先生が私達の月曜日のクラスを気に入って、継続で教えたいと申し出ているのだけど、miyamuはどう思う?という内容だった。よくよく話を聞くと、いつもの先生が秋から他のクラスで急に忙しくなるということで、出来れば交代してもらいたいような感じだった。

直言って、私は今のままで続けたいと思う。臨時の先生は訛りのある英語を話すし、時々発音が間違っているからだ。フリーの会話ならばそれでも問題が無いけれど、教科書を用いてレッスンをするならば、その辺の基礎ががっちり固まっている人から教えてもらいたい。・・・しかし。その意見を半分も言えず。ああ、電話はもどかしい。相手の言葉と間合いが計れないし、遠慮もあって上手く言えない。

ラスメイトに聞いてみたら、時々日本語でヘルプしてもらえるから、今の先生がいいかも・・・という事だった。私にとっても細かいニュアンスを日本語で解説してもらえるのはありがたいし、妥協案として、半々ぐらいで担当してもらうというのはどうかという結論になった。さて、それを来週上手く伝えられるかな?メモを用意してトライしよう。


Sep 2, 2004

周りの発疹がなかなか治らないので、仕方なくこの暑いのにスカーフを巻いている。かゆみは引いたのに、まだしっかり赤いままなので隠さなければちょっと恥ずかしい。(目立つ部分に2個並んでいて、ドラキュラに血を吸われた人みたい。これが人目を引くのだ。)それに、あと247錠も残ったビタミンBBも悲しい・・・。

て、今日は友達親子と一緒に近くのデパートに遊びに行った。デパートの中にある子供専用のプレイランドで、日中の子供エネルギーを発散させようというのが1番の目的だったから、“遊ばせに”行ったというのが正しいような気もするけれど。

レイランドは幼稚園児以下の子供達を対象としているので、どんなに飛んだり跳ねたりされたってそれほど危険ではないけれど、子供の集団に入ればminimuはまだまだ1歳児で、とても小さい上に動きがおぼつかないし、知能も運動能力も備わっていない。それでいて相手は水を得た魚のように、好奇心の赴くままに遊びまわっているのだから目が離せない。プレイランドの中にいるみんながみんな各々の遊びに夢中になって前を見ないで突進してくるような年齢であることには変わりないので、自分の子供だけではなく、周囲の子供達の様子も観察しておかなければお互いに危ない。

の子供や子育てにあれこれ言いたくはないけれど、暴れん坊のクソガキ・・・もとい、ご子息様などには本当に参る。他人から自分の子供に説教をされるのは非常に嫌な物だし、出来るだけトラブルは避けたいと思うけれど、目に余る行為は見逃せない。プレイランドの中を縦横無尽に動き回るのは問題ないけれど、他の子供を突き飛ばしたり押しのけたり殴ったり、何人も泣かせるようなことをするというのはさすがにいけないと思う。それなのに、そういう問題児の親は全くその様子を見ていないのだから・・・。だから、そうなっちゃったんだよね。


Sep 1, 2004

月、Septemberです。白状すると、確かに中学時代に初めてこのスペルを暗記した時、“せぷてむべる”と覚えました。読み方よりもスペリングの正しさのみを追及していた時代です。それだから、今でも発音とスペルのルールが曖昧なのですよ。まあいいのです、そんなことは・・・。でも、ついつい言いたくなったのでありました。

休みが明けて、今日から新学期が始まった。私の英語も初っ端から再開され、気持ちも新たに頑張るぞという意気込みで乗り込んだ。今日はConversationだし、とりあえず夏の話でもするのだろうと予想していたのに、私の口から出てくる言葉はfluentとは程遠く、ぶちぶちと細切れになっていた。会話となると一発勝負だから、文を書くときのように振り返る余裕が無くて、いつも文法がおろそかになる。帰り道に1人きりになれば「こう言いえばよかったのに」というまとまった言葉達が沸いてくるのだから、先生の前で焦っている自分の心理状態が良く分かる。

ころで私の先生はドイツ人なのだが、1ヶ月ほど母国に帰っていたということで、再会したときに「あれ!?」と違和感を覚えるほどに太っていた。毎日ドイツ料理をもりもり食べていたら、エクササイズしていたにもかかわらず10kg以上も太ってしまったそうだ。帰国して2週間は日本の避暑地にて5kg減量し、横浜に戻ってきてまた5kg減らすためにダイエットをしているのだとか。さすがはドイツ料理・・・。先生はもともとスリムな体形だったはずなのに、今やお腹でベルトがきつそうなのがビール腹を連想させる。私の料理教室も毎月1回だからいいのかも!?でも、たとえ帰郷で太ったからといって、美味しい郷土料理や好きな物を沢山食べられたのだから幸せなのだと言っていた。その気持ち、なんだか分かります。




  ★8月の日記       Back Number ★過去の徒然日記


 
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送