miyamu's
DAY BY DAY

ヨコハマ徒然日記
ヨコハマ生活いい感じ。
いいトコ探せばいい感じ。
いいコト出来ればいい感じ。
いいヒト出会うといい感じ。

April2005 back numbers ★過去の徒然日記
Apr 30, 2005

月最後の今日、我が家は歯医者デー。私はもともと夜に歯医者の予約を入れていたのだが、午後になって夫まで突然歯医者に電話をかけて、「今なら歯医者空いてるって!行ってきていい?」などと言い出した。夫にしてみれば、何年ぶりの歯医者だろうか。定期健診もしていないので、もちろん行った方が良いに決まっている。私が止めるはずも無い。

方に帰宅した夫に「どうだった?」と尋ねてみた。すると「虫歯は無かった」と言うではないか。歯医者に行ってクリーニングだけで終わった例のない私は、夫のような人が心底羨ましいと思う。私なんて、1年の3分の1は歯医者の世話になっているようなコンディションなのに。この違いはずいぶん不公平ではないか?

になって、今度は私が歯医者に行く。GW中に、飲茶の食べ放題を思いっきり満喫しようと目論んでいるので、連休のうちは穴の開く治療を後回しにしてもらおうと思う。一応予定ではあと数箇所、怪しいところを治療して、最後に親知らず抜去作戦(2本目)が待っている。でも笑気ガスのふわふわ体験が待っていると思えばちょっと楽しみのような気もするかな?(・・・いや、決してMっ気がある訳ではなく。)5月中に全部終わるといいけれど。梅雨入りしてから通院はしたくないものね。


Apr 29, 2005

本は長いGWに突入した。TOPの一言にも書いたけれど、今年は海外旅行者数が史上最高の見込みだとか。この1週間あまりのうちに、60万人もの日本人が飛行機に乗って国外に脱出するなんて、このパワーは本当にすごい。日々の喧騒から逃れ、非現実空間で心身ともに癒すのがブームなのか。こうして世界のいたるところに散らばって行く人々の様子をテレビで見たら、空港がどんなに混んでいても期待でいっぱいで、幸せそうな表情が印象的だった。ますます海外が身近になっている時代なのだ。いいなぁ、旅行!

は午後に近所のデパートに出かけた。昼を過ぎた頃、このままでは一日が“無”に終わってしまうような気がして、せっかくの休日が逆に切なくなってきてしまったのだ。とりあえずリラックスモード全開の夫を1人家に残し、minimuを連れて家を出た。遠出やレジャーのおかげで、デパートはけっこう空いていた。こういうご近所だとか、いつでも行けるような場所こそ、GWでは穴場なのかもしれない。

ーグルカフェで明日の朝に食べるベーグルを買い、マンゴーのスムージーを飲んだ。minimuが気に入って、半分凍ったジュースなのに、極太ストローで果敢にもずずいっと飲んでいた。おい、君は頭が痛くならないのかい?・・・でも、今日は半袖でもOK!というぐらい暑い日だったので、こういう飲み物が本当に美味しいのだ。私も素足にサンダルで、ちょうど良かったし。(なんて、絆創膏を3つも使ったのだけど。)

りそうでなかった、ずっと欲しかった布のショルダーバッグを買った。まだまだ子育て世代なので、両手が開くバッグが重宝する。綿の生成りと、部分使いの皮がちょっとかわいい。何より軽さがよい。1シーズンで元が取れそうな安さも気に入った。これに子供グッズをざくざく入れて、出かけるぞ。いざ行かん、どこかへ。


Apr 28, 2005

「ご新居拝見ウィーク第2弾」ということで、今日は友達の新築マンションへGO!マンションの内部は涼しげなグレイッシュ色合いで、やけに生活感のない近未来風な共用スペースという雰囲気だった。単に廊下というより、Corridor?回廊?というような・・・オシャレ感。ほんの少し築材のにおいが感じられる空気も、新しい病院やホテルみたいな清潔感があって、ほどよい硬さが気持ち良かった。。

達がエレベーターの下まで迎えに来てくれた。(迎えに来てくれないと、迷っていただろう・・・。)案内されていざ室内に入ると、白い壁!青い畳!最新キッチン!ピカピカなフローリング(しかも床暖房)!新しいって、やはり気持ち良い。とはいえ前の家の頃にも遊びに行っていたので、見慣れた家具が納まっている分だけ親しみも沸いてくる。

飯に手作りタコスでおもてなしを受けた。自宅でタコスパーティというのも新鮮で、ちょっと感動。私も友達を家に招いた時に使わせてもらえるかな?目新しいし、テーブルが華やかだし、焼きたてのタコも香ばしい。気に入ったと言ったら、メールでレシピを送ってくれるそうなので楽しみにしておこう。

っかり遅くまでお邪魔してしまったけど、楽しい一時を満喫。それで、ご新居拝見ウィークの感想はというと、ディスポーザーはいい!ということで。


Apr 27, 2005

だか、この頃英語へのモチベーションが下がりまくっているような気がする。遅刻しても惜しくないというのがその証拠。多分、私が今のレッスン内容や方法に慣れきってしまって、グループの中で1年以上も変化のないレッスンを受けていることをマンネリ気味だと感じているせいだろう。

穏は時には良いものの、多少なりプレッシャーや緊張感のある空間に身を投じたくもなる。ぬるま湯に浸かりすぎて、手ごたえが無さ過ぎるのはつまらない。決して優等生ではないくせに、私の考えることだけは一丁前にわがままである。小さい子供を連れている以上、完全に今のところをゼロにするのは難しいけれど、そろそろ次のスクールや勉強方法を考えるべき時なのかもしれない。さわやかな季節に煽られているせいか、そういう“姿勢を正したい”欲求が増えてきている。英語だけでなく、髪をすっきり切りたいとか、脂肪を筋肉に戻したいとか・・・ね。

変わって。もうすぐ日本はゴールデンウィークに突入する。カレンダーの曜日に恵まれて、最長で10連休もあるらしい。国内外で大変な人出が予想されているのに、私たちは未だに予定ナッシング。

えるより先に行動派、考えてから行動派、私は多分そのどちらでもない。ちょっと先を考えながら行動派・・・というのが自分では近いと思う。きっちり予定の詰まった完璧な計画を遂行できた時の達成感も好きだけれど、時刻表も計画書もない行き当たりばったりな旅も好きだ。矛盾してるようでも、どちらの魅力も知っているので、個人的には両方アリなのである。

画通りの時間に電車に乗れたら、予定通りでもちろんOKだ。もし計画通りの時間の電車に乗り遅れても、それはそれで、「あの時、駅で待ったよね〜」という思い出になるならOKだ。では、計画通りに駅にいたのに電車が遅れてきたら?私はそれでも楽しければ良いと思う。電車が来なくたって不機嫌にはならない。旅は、もちろんイベントやアトラクションが沢山あればあるほど盛り上がるけれど、そういう派手なイベントに頼らなくたって、一緒にいる人とそこの景色について語っているだけで、ハッピーだと思う。同じ時間に、同じ空間にいれればよし。そういう風に、地味でも旅を味わえることがどんなに幸せなことか・・・。少なくとも私はそう思う。


Apr 26, 2005

曜日、電話が鳴らないのは嬉しい限り。不動産は週末に動くのか、休みの日が近付くにつれて営業に熱が入り、我が家にも家を買わないか云々という電話が入ってくるのだ。週明けの月、火曜日はその活動も下火になるけれど、金曜日には留守電が5件なんてザラである。毎週末、営業マンは熱心にお客の家に電話をかける。そして土日は一緒に現地を回るようにアポを取るのだ。

んとなく問い合わせたインターネット不動産や住宅情報から、我が家の電話番号を知るのは安易だ。なんとなく問い合わせたなんて、相手にとっては知ったことではない。売り上げて成績をあげるために、電話をかけまくるのが基本なのだろう。これが私にはとても迷惑だし、過度の営業はストレスだったりする。この頃ではナンバーディスプレイで怪しい電話には出ないようにしている。本当に用があれば相手はメッセージを残すだろうから、必要に応じてかけ直せばよい。怪しい電話番号は、会社に多い下4桁のキリがよいものである。1234とか、1000、2000など。GWが迫っているので、もうすぐ始まりそうなの電話ラッシュを怯えつつ過ごしている。



庫県の尼崎市で起こったJRの脱線事故から丸1日が経った。昨日の午前10時頃、まだ少なくとも怪我人が30人いるというのを速報で見たものの、列車が建物に突っ込んでぺしゃんこになっている映像の悲惨さからは、とてもそれでけでは済みそうにない緊迫したムードが漂っていた。案の定、今朝には死亡者が70人を超えており、怪我人を入れると500人もの人々が犠牲になったことが明らかになった。信じられない大惨事である。今は何より、車両の中に取り残された怪我人の一刻も早い救出と、亡くなった方々へのご冥福をお祈りします。


Apr 25, 2005

週は「ご新居拝見ウィーク」と、勝手に命名。というのも、今週私がお宅に伺うことになっているお友達が2組、偶然にもマイホームに引越ししたばかりなのである。賃貸時代から相手のお宅にはお邪魔して遊んだりしていたけれど、今回が新しい家を見させてもらう初めての日なのだ。何だか訪問するこちらがドキドキしてしまう。その第1弾が、今日だったという訳で、興奮冷めやらぬまま日記を書いている。

ーん。実にExcellentな家!家を2パーツに分断するように中心にデッキ風の庭を造って、外から見えないプライベート空間にしてしまう設計がとても新鮮だった。家のどこにいても庭を望めるすっきりとした大きなガラスと、白と木目という潔い色使いが印象的で、住んでいる友達のイメージにぴったり合っていた。何から何まで素敵で、私はテレビのセットかインテリア雑誌の世界に入り込んだようにウットリしてしまった。言うなれば、週末にやっているお宅拝見番組に登場していそうな、住む人のセンスや暮らし方へのこだわりがギュッと詰まった居住空間がそこにあった。・・・すばらしい!!何より、以前設計の段階で見せてもらったミニチュアの家に、今こうして暮らしているという現実に感動してしまったのだ。

達に家の隅々まで見学ツアーのように紹介してもらって、色々と質問をしてみたり、興奮状態のうるさいお客でゴメンナサイ。でも本当に洗練されていて、レポーター気分になってしまうほど素敵だったもので。友達という世代の家庭が、マイホームを買う。つまり、私自身もそういう世代に突入したということなのか・・・。いいなぁ、夢がいっぱいの我が家!

を造るというのは大変なことだけれど、設計図から始まった家が完成して、いざ暮らし始める時の感動は大きい。友達曰く「初めてこの家で眠る時に、ダンナさんと『・・・しあわせだなぁ』って話したよ、これは子供が生まれた時の感動に次ぐ、しあわせだった。」ということ。とても心がこもった一言に、またまた感動してしまった私。新居完成、おめでとうございます★


Apr 24, 2005

iyamu家計簿ver.3を作った。これまでの不具合をひとまず修正した形で、使いやすくなったと自画自賛して、夫にも「見て見て〜!」を連発してしまった。でも、心のどこかでは無駄な部分が明らかにされるのが、ちょっとコワイ。私が自分の都合によい風にアバウトにしていた部分が浮き彫りになりそうな予感!?(しかし我が家の家計簿で1番グレーな部分があるとすれば、夫の小遣いに他ならないのであった。)

は仕事をしていた頃からexcelで表やらグラフやらの作業をするのが好きだったので、電卓やペンを使わずに、出来るだけラクして楽しく家計簿をつけている。ver.3ではより細かく出費のジャンル分けをしたので、おそらく数ヶ月もすれば、私の日常生活でお金がどのように動いているのかを把握できるはずである。自分のお財布事情を客観的に見てみるというのも1つの狙いなのだ。さて、これでどのぐらい節約効果があるだろうか。

んまり私がうるさかったからか、「そんなに自慢の家計簿なら、ファイルをアップしたら?」なんて夫が言っていた。もっと洗練したら、それもいいかもしれない。でもその頃には手直ししすぎて、ver.10ぐらいになっているかもしれないけれど。


Apr 23, 2005

日のお料理の時に、先生が土曜日にドイツ学園でフリーマーケットがあるという話をしていたので、私も掘り出し物を探しに行った。ここに来るのは昨年の秋以来だろうか。ドイツ人学校が行うフリマなので、日本とは一風変わった雑貨や木で出来たおもちゃなど、ヨーロッパのセンスが漂う物が見つかったりするので、私としてはけっこう楽しみにしているイベントなのである。

気が良かったこともあり、お昼前には会場はかなり混みあっていた。地元の人たちも私と同様、掘り出し物を狙っているのだろう。狭いブースの間を行き交う人々の光景は、なかなか見事な国際交流ぶりである。そこはどこからともなくドイツ語、日本語、英語が混ざって聞こえてくる、不思議な世界。でも全く敷居は高くないし、どんな人種も受け入れてくれるような、居心地のよい空間だった。

なみに本日の戦利品はというと。minimu用のサンダルと、テレタビーズ4体セットビニール人形と、木のおもちゃと、砂絵描きボード。子供のために買った物でも、半分自分用のような愛着のわくものばかりで、ほど良い満足感。しめて550円という安さが嬉しい。もちろんUSEDとはいえ、気に入ったのだから問題なし。

談ながら、時折ブースで見かけた物に、“日本らしいグッズ”があった。例えば楊枝立てや、和柄の布小物や、漆塗りの食器など、つい日本人が外国人に贈りがちなギフトの数々である。外国から来た人たちに、せっかくだからと日本風の物をお土産にあげたくなる気持ちは分かる。でもそうやって贈られたのであろう物が、こうしてフリーマーケットで出品されているところを見ると、少なくとも日本に暮らしている人たちにとってはあまり有難がられないのかもしれない・・・。


Apr 22, 2005

前中は、minimuとリトミックへ。ギリギリの時間まで寝かせないで、朝食も身支度も余裕を持っていたはずなのに、今日もminimuのご機嫌はいま一つ。それでも天気も良いし、行ったらきっと楽しいはず。

回は初参加という事もあってminimuの挙動一つ一つに神経質になり、私も気負っていた。それで終わった後にどっと疲れてしまったけれど、今日はもう少し2人して慣れて、ましになったかと思う。minimuの自分勝手なスタンドプレーは半減(あくまでも、半分)したし、私もそれを追いかけすぎずに見守る余裕が出てきた・・・という感じかな?多分。

はいえ、若干ましであっても、まだまだ優等生ではございません。思い通りにならない時には床にごろりと転がっていたし、輪になる時にも走り出してしまって輪に入ってくれないし。それでも笑顔が飛び出すのならと、いちいち縛り付けずに大目にみてやりすごしてみた。その方が子供にしてみれば楽しいのか、結構素直に参加する時間が増えたように思う。こうして毎回少しずつでも進歩してくれれば嬉しい。それに今日はminimuよりもご機嫌がすぐれず、泣いているお友達がいてくれたので(お母さんには申し訳ないが、私はホッとしてしまった)、他の人たちも同じなのだと少し安心したのである。

後になってから、姉親子と待ち合わせをして一緒に近所のデパートへ。買い物を少ししてから帰宅し、のんびりお茶などして、リラックスした楽しい時間を過ごした。2人とも子供だった頃のことを話し合ったりすると、今やお互い子供がいる時代になったということを不思議に感じる。けれど、今も昔も、何かしらを共有し続けている。

の母は、私と姉を“お姉ちゃんでしょ、妹でしょ”というようにあまり年齢で区別せず、いつも平等で公平に子育てをする人だった。だから、いつの間にか2人して友達のように育ってきたのだろう。私にとって姉は“お姉ちゃん”という存在というよりも、子供の頃から様々な思い出を共有してきた親友のような存在なのである。私は姉といると、いつもくだらない話に笑ってばかりで顔がしわしわになる。そろそろ年齢的にシワが気になるお年頃なのに、こうも笑いのツボがそっくりというのもなぁ、ハッピーなようで、悩める大問題。こうなったら、しわしわ姉妹になっても、お婆ちゃんまで仲良しでいましょう。


Apr 21, 2005

日のお料理はなんと、いつも教えてくれる奥さんのご主人(私の英語の先生)が教えてくれるということで、ひょろっとエプロン姿で登場!これにはビックリした。そして、家庭でのパン焼きは自分が担当しているという自慢の腕前で、混ぜて焼くだけという超簡単なドイツの食事パンを伝授していただいた。手際よくテキパキと行程は進んでいったけれど、生地の混ぜ具合も水分量も目利きで行うというアバウトさで再度ビックリ。先生はとても手馴れた様子だったけれど、そもそも男性もキッチンに立つということ自体がすばらしいと思うのは私だけ?

ンは長めのパウンド形に5本分、それぞれ違った味で焼いた。ベーコン&オニオン、じゃがいも、くるみ、ハーブ、ごまの5種類の中から、私たちはハーブを担当した。ディルとパセリとクミンがたっぷり混ぜ込まれたパンはとても香りがよくて、全種類試食した中でも私は1番気に入った。でも万人受けするのは、やはりベーコン&オニオンだろうか。とても簡単だったので、そのうち自分の家でも焼いてみよう。


Apr 20, 2005

中から参加してしまったせいもあるけれど、今日は本当に英語に身が入らない日だった。minimuも2歳を前にいたずらっ子ぶりに拍車がかかっているので、常に我が子の動きを気にかけているだけで、自分の持てる集中力の半分を使ってしまうせいもある。minimuにしてみれば、単に好奇心のままに行動しているだけなので、本人にいたずらという気持ちはないのだろうけど、周囲をハラハラさせたり、迷惑をかける動きはダメなのだと教えなければならない。

れやれ・・・。追いかけっこしながらではちっとも会話に参加できないし、いきなり話を振られてもろくに答えが出せずにうろたえてしまうし、申し訳ないなぁ。そういう風に焦ったりして苛立ちが募ると、スパッと気分転換が出来なくなってしまう。私はますます追い詰められてしまうタイプな訳で・・・。そうして最後にはまったく心ここにあらず状態になってしまった訳で・・・。ふう、こんな日はこれ以上腐らないように、早めに家に帰って、お茶でも淹れてのんびり充電しよう。それに明日はお料理の日ではないか。楽しみ。

ったばかりの時から、何となく雑巾臭かったバッグをついに洗った。雑巾臭いバッグって何!?と思われるかもしれないが、使われている布が古かったのか、新品の時から埃っぽい臭いを放っていたのだ。私にはそれが雑巾のいやな臭いに感じられたものの、バッグのかわいさに負け、変形と色落ちを恐れて今まで日干しにしたり、フレグランスをかけてみたりと色々な挑戦をしてごまかしていた。

かし。ついに我慢の限界がきてしまった。先日車に乗っている時に突然、夫から「なんか靴下みたいな臭いがしない?」と言われたからである。もちろんその場で靴下の臭いがするはずもなく、私は「ううん、別に感じないけど。あ、もしや自分の靴下じゃないのぉ?」などととぼけてみた(ヒドイ)。でも臭いの出所はあのバッグであることは疑い難かった。まさに私の横には雑巾バッグが置かれていたのだ。夫はもともと鼻づまり気味なのに、そんな事を言ってきたということは、きっとこれまでも周囲の人々の嗅覚にご迷惑をお掛けしていたことであろう。それどころか、miyamu悪臭疑惑などの疑いが掛けられていたかもしれないのだ。そんな訳で、私はついにバッグを洗うことにした。

ッグは洗っている時に水を吸って重たくなったせいで、脱水の回転が偏ってしまい、何度もやりなおしになってかなり洗濯に時間がかかった。それなのに、洗ってみて臭いが取れたかというと、まだ少しは感じられる微妙な感じでガックリ。おまけに少し縮んだような気がする。もう洗ってしまったのだから、思い切ってもう1回洗ってみようかなぁ。こういう時、香料のたっぷり入った外国の洗濯洗剤や柔軟剤が恋しい。


Apr 19, 2005

気も良いし暖かいし、もう衣替えがしたい。洋服が入っている戸棚を開いても、はっきり言って着たい服が見つからないのだ。どの服も何だかボサッとした冬の色に見えて、素材も形も春らしくない。でも一気に薄着にしてしまうと、朝や日が沈んだ後で震えてしまうから、まだ完全には入れ替えられない。出かける前はいつも、私は鏡の前で悩んでばかりいる。

スドのおまけで貰ったマグカップが思ったよりもかわいくて、気に入っている。ちょっとDANSKみたいな柄。手で包んだ時の大きさもちょうど良いし、口当たりもなかなか。実は最初にお店にカップの引換券を持って行った時は、人気があったのか品切れになっていて、再入荷されるまで2週間も待たされたのだ。でも待った甲斐があったかも。おまけだからガンガン使っても大丈夫だし。やっぱり写真は携帯で撮ったので、縮小かけても粗いなぁ。


Apr 18, 2005

語の先生が最後の日だったので、今日は来週から引継ぎする新しい先生を含めたレッスンだった。新しい先生は少しだけ日本語を話せる気配。肝心の英語は、ちょっとクセがありそうだけれど、ハキハキした女性のようだ。目の色が明るい青で、ビー玉みたいにきれい。先生曰く「私はとても早口なので、もしレッスンの途中で早いと感じたら、遠慮しないで止めてちょうだいね!」ということなので、もしスピードに付いて行けなかったら躊躇しないでストップしてもらおう。

れまでお世話になった先生から、カードと珍しいフレーバーティのティーバッグと板チョコを頂いた。私はお返しに日本のお香セットをプレゼントした。線香のようなスティックタイプのお香と、小さな玉状のお香立てである。千歳飴のように切り取られたガラス細工の絵が、淡いピンクと白の桜の形をしていて、春にぴったりだと思って選んだものだ。お香も桜の香りにしてみた。日本を去っていく今の季節に合った、良い思い出にしてもらえたらいいなぁと思う。先生の人柄やおしゃべりや話す英語が好きだったので、寂しくなる。I'll miss you...新しい先生とも、気持ちの良いレッスンが出来ますように。



ましだまし頑張ってきたけれど。もう限界、歯医者の予約をした。半年振りに通院を再開することになってしまった。前々から自分でも危険そうだと思っていた場所があって、そこがついにシクシク痛くなってきてしまった。痛い時とそうでない時がゆっくりとしたサイクルで巡ってくるので、このまま土曜日までもってくれないと辛い。今度はどのぐらい、長期の通院になることやら。ああ、本当に悲しい。


Apr 16, 2005

日はちょっと朝から出かける用事があるので、今のうちにハヤシを煮ている。深夜にお料理は眠いけれど、邪魔するものは何も無い。圧力鍋の蒸気の勢いが強すぎだったようで、部屋の中がローレルの香りでいっぱいになってしまった。換気扇だけじゃこもった空気はなかなか出て行かないので、困ってしまう。ああ、でも鍋の重りが落ちる音がしたようだ。そろそろルーを入れよう。

劇舞台「ルル~破滅の微笑み~」を観た。周囲にいる男も女も魅了しては、その人々を悲劇的な人生の末路へ追い込んでしまう女、ルル。人を破滅に追いやり続けたルルが、いつしか自分の身を転落させ、ついには破滅してしまうまでのクロニクル風な舞台である。

月の経過と共に、何部かに分かれてシチュエーションが過ぎていく。毎回のように新しい男が現れては消えてゆく。ルルの魅力は、その美しい容姿や官能的なスタイルだけではなく、危うさで人を惹きつける言動にもある。ふてぶてしさの反面で、守ってあげたくなるような脆さを見せ、それなのに時には優しい安らぎのような微笑を人に与えるのだ。

べての物語は彼女を中心に周り、人が動き、消えて行く。しかし最後にはルルも、悲劇の中に落ちてゆく。最初から最後まで、まったく退廃的なムードがたっぷり。観ている方は胃袋がずしっと重くなるような、ちょっと狂った世界観と不安定さに満ちている。まさしく大人の舞台・・・。ルルも、あんなに人を狂わせて、肉体だけでなく“精神的にも”自分に従わせていたくせに、なんという寂しく終わってしまうのだろう。(実際には孤独というか、皆がルルを愛しているのだが・・・。)

者さんの熱い気迫のこもった、考えさせられる作品だった。


Apr 15, 2005

園沿いの道を歩いていたら、植木の柵の下に雑草が沢山生えていた。雑草なんて、別に自宅の庭にも逞しく育っている。でも、子供の足にあわせてゆっくり下を向いて歩いていたら、いつもより余計に雑草が目に留まったのである。すると。そこにはなんと「つくし」がニョキッと顔を出していたのだ。つくしの成長体であるスギナは度々目にするものの、つくしがつくしの姿でいる期間は本当に短いので、ちょっと貴重な物を見つけた気分になった。それにしてもつくしって、子供の頃は人気者なのに、大人になったら人気急下降の生き物シリーズだ。ちなみにこのシリーズ、他におたまじゃくしからカエルへの変貌などがある。(ところでつくしって、「土筆」と書くなんて知りませんでした。)

気が良くて、週末はドライブ日和かも?なんて思ってガソリンを給油しに行った。改めて言うほどの事ではないけれど、でもやっぱり、ガソリンて高いなぁ。さて、前回私が給油したのはいつだったっけ・・・。そうだ、価格が高騰する直前の3月31日だったはず。その時と比べて、リットルあたりの値段が5円も値上がっている。うわぁ、もしEmptyからFullにしようものなら、合計金額は恐ろしいことに!!

ロンで給油していた頃と比べてはいけないとはいえ、今もほとんど車を足にしている以上、ガソリンの価格はこれ以上値上がりしないで欲しい。(でも、実は私自身が運転好きなのだから、そんな風に不満をこぼすのは間違っているのかもしれないが。)とりあえず、いつか我が家の車を買い替える時がきたら、今よりもっと燃費の良いタイプを選ぶべきかもしれない。あと数年で、もっと自動車そのものが進化して、低燃費の環境にやさしい(しかも低価格の)車種が増えているかもしれないし・・・そんな淡い期待を胸に、しばらく続きそうな高騰時代をやりすごそう。


Apr 14, 2005

日は幼なじみの家に、姉親子と一緒にお邪魔した。母×3人+男児×3人という顔ぶれ。親世代は女同士の幼なじみだったのに、子世代は男同士で幼なじみになるのか。こういう関係が世代をまたいで繋がっていく様子はとてもおもしろい。

かける前に、差し入れのお菓子を買いにスーパーに寄ったら、カット商品の割引ワゴンの中に懐かしい商品を発見。それは「きびだんご」である。きびだんごは、よく桃太郎のイラストが書かれている細長い紙パッケージで売られている駄菓子で、板状になった茶色っぽい餅がオブラートに包まれている商品だ。正確には全然だんごではない、そのきびだんごが5本入りで半額になっていた。半額では100円もしないのと、あまりの懐かしさに誘われるようにカゴに放り込んでしまった。姉と一緒に食べた。この手のお菓子は、きっとたま〜に食べるから美味しいのだろう。

私が食べたいものは南国特産「ボンタンアメ」の姉妹品、「兵六餅」。(名前が思い出せなくてわざわざ調べてしまった。ネットはすばらしい。)兵六餅、どこか身近な所で売っていないかしら。そうか、私は歯にくっ付く系の食べ物に飢えているのだ。いつもキャンディコーナーを素通りしているけれど、本当はミルキーも10粒ぐらい一気に食べたいと思っている。でも歯が強くないので、自分としてはかなり我慢しているのだ。言うなればミルキーは危険なお菓子。美味しいけれど、その幸福を味わったツケとしてもれなく銀歯が取れる・・・。


Apr 13, 2005

のことで、私にはどうしても嫌なことがある。いや、それは別にシリアスな夫婦問題ではなくて、単に私の思う“常識”があまり通じないことが気に入らないだけなので、心配はご無用なのだが。

に、飲み会に行くのは良い。それ自体は何も悪くないし、私も社会人の時は参加していたし、断る理由が特に無い。帰りが遅いのも、許容範囲を超えなければ許す。ちなみに私の思う許容範囲とは、自力で帰って来れる時間帯、つまり最終までである。タクシーは私の細かい節約をいっぺんに消費してしまうので、無論許しがたい。(この時間に関しては、子供のいない頃はもう少し私も寛容だったのだが。)

酒屋の煙や脂臭さを十二分に吸い込んだ衣類を洗うのは、私はあまり好きではない。しかしそれは不可抗力なのでどうしようもないと思う。アルコールやカラオケなどのお付き合いにすっかりご無沙汰の私に、「あー、疲れた」などと不満を漏らすのもあまり好きではない。私の生活には、飲み会なんて遠い存在なので、疲れると言われても・・・。とはいえ疲れているのは分かるし、気の毒なこともあるので、出来る限りフォローをしてあげようと思う。(でも、その心境は複雑・・・!?)

の知る限り、夫はアルコールが入って人柄がガラリと変わるなんてこともない。羽目をはずしすぎたり人に絡んだりもしない、一応理性的な人物だと思う。

は何がそれほど嫌なのか。それは、体の若さを勘違いして飲みすぎてしまう愚かさに他ならない。もう20代のペースでアルコールを消化できる体ではないというのに、勢いあまって飲み食いした挙句、胃薬の世話になる。健康診断に引っかかる。私は何度と無く健康に気を使うように伝えているのに、その忠告を軽く考えすぎているのが嫌なのだ。きっと、もともと飲めるタイプだった人ほど、自分の体を過信してしまうのだろう。

調子よく飲んだら、後から体がきつくて、ちょっと飲みすぎたことに気づき、仕方なく吐き出すか・・・なんていうのは問答無用で許せない。せっかくの食べ物も飲み物も、それじゃかわいそうだ。飲むなら、楽しく健康的にしてほしい。それが私の常識だ。残念ながら、肉体は中年という世代に入っている。体はそろそろ悲鳴を上げているというのに、そのサインを無視したが為に体を壊したらどうする?そうだ、グラスを開ける前に、毎回minimuの顔でも思い出せばいい。


Apr 12, 2005

きなり寒くなって、またエアコンのお世話になっている。雨も空気をよりひんやりさせているようで、前日より10℃も気温が低いと、さすがに春の軽い装いだけでは体がぞくっとする。桜の散り具合に拍車をかけるような雨ながら、これから一気に育つ新緑にとっては恵みの雨に違いない。それにしても部屋に干した洗濯物が全然乾かないのには困る。

月に私の出身高校の同窓会があった。あいにく私はちょうどその時に箱根へ行く予定が入っていたので欠席してしまったけれど、出席していた友達から後日談を聞いたら、そこで再会した友達だけ集ってプチ同窓会なるものをしようという話が盛り上がっていたらしい。

ールでそのプチ同窓会というのに誘われて、私は「行く行く!」とすぐに返事をしたけれど、考えてみればその連絡をくれた友達以外の仲間と再会するのはとても久し振りなのだった。そう思うと、このプチ同窓会が実はちょっと特別なイベントなのではないかという気がしてきた。話によると今月中に行われそうなので、私は今から不思議な興奮を味わっている。たぶん、楽しみという気分なのだろう。そもそも卒業後に高校の同窓会が開かれること自体が初めてのことだったし、参加者にはすっかり変わった人達もいたことだろう。私だって結婚して、子供もいるのだから。

りあえず、こういう時にはいつもより気合を入れて(つい数日前には自然体とか言っていたクセに・・・)、メイクやオシャレをするのじゃー。目指すは脱生活感。「うそー、miyamuが母してるなんて!」と、仕事をしている仲間を驚かせるぐらいにしてみたい。ふふ、こういう自分の変な見栄っ張り具合は笑ってしまうなぁ。


Apr 11, 2005

の7時台に千葉が震源の強い地震があった。横浜にある私の家でも震度3ぐらいの揺れを感じたので、揺れている間はドキドキした。千葉だなんて、いよいよ関東に迫ってきたね・・・と、本気で大地震が来ることを想像してしまう。そんなことを考えていたら、午後の3時半ごろにも地震があった。最初の揺れをグラッと感じた時に、私はちょうどやかんを火にかけていたので慌ててしまたった。いつどこで、何をしている時に地震が来るかわからない。いざという時に自分が焦らないで対処できるだろうかと、不安である。

語に行ったら、今日は生徒が私だけだった。予期せぬラッキーで、久々のフリートークをすることになった。1時間ほど会話してから少しだけReadingをしたけれど、そのComprehensionも私だけなので、割と自由に言いたいことを言えてよかった。今日のレッスンはとても手ごたえがあって充実していたし、満喫&満足である。たまには1対1で会話をじっくりやるのも必要だと感じる。こうやって英語をつかさどっている脳を刺激して、反射神経や勘を鈍らないようにしてあげるのは、レベル維持には不可欠だ。やっぱり某メジャー英会話学校にゲリラ的に乗り込んで、体験レッスンとレベルチェックを受けてみようかなぁ。


Apr 10, 2005

日は実家で夕飯をご馳走になった。母の作る料理はいつも美味しい。きちんと一汁三菜がそろっているから素晴らしい。手抜き料理をこよなく愛する不良主婦の私としては、反省しきり。でも私の場合は夫が偏食気味だから、野菜系の小鉢おかずを出しにくいのだ。言い訳がましいけれど、本当に。

の夕飯の他に、もう1つ嬉しかったことがあった。今日は1人暮らししている弟が彼女と一緒に来るということを聞いていたので、小姑根性で会いに行こうと張り切っていたのだ。おそらく弟と将来結婚するであろう彼女はとても良い人で、まだ恋人同士のさわやか具合が素敵だった。いいなぁ、幸せに勢いがある。結婚して、すでに子供を持っている身としては、彼らの放つ幸せの種類が自分のものとは少し違うのを感じたのだった。言うなれば、上昇気流に乗った躍動感のある幸せと、温暖な空気を漂う穏やかな幸せ。どちらにも違った良さがあると私は思う。

が結婚したら、姉弟全員が既婚者となるmiyamu家。3人の子供たちがそれぞれの家庭を持つということを、私たちをずっと育ててくれた母はどう感じるだろう。感慨深くいろいろな出来事を思い返すのかもしれない。母が年を重ね、何だかやけに小さく見えるようになった分だけ、私たちは大人になった。私はとても母に感謝している。いつか弟が身を固める時がきたら、その事を誰よりも喜んでくれるのは、他でもない母だと思うのだ。


Apr 9, 2005

は携帯電話ではインターネットをしない。小さい画面も嫌いだし、ダウンロード時間も煩わしいし、はっきり言ってメールを使うだけで十分なのだ。そんな私が初めて携帯ネットの新機能を使ってみた。それは、ファミレスでの割引サービスである。液晶画面にそのお店のクーポンを表示させることで、割引を受けられるのだ。すごい時代になったね・・・なんて、これで自己満足している私はかなり時代遅れである。今や携帯電話がテレビ電話になり、テレビになり、ポータブル音楽システムになり、プリペイド財布になっている。ここまで来ると、もうついて行けない。というか、あまりついて行きたいと感じない。

日はおにぎり弁当を持参で近所の桜の名所へ出かけた。ここ数日間、連日20℃以上の日が続いているので、この週末を逃したら花見には間に合いそうにない。どうやらみんな考えることは同じらしく、1時過ぎに公園に着いたところ、すでにピクニックシートが沢山敷かれていた(もしや夜桜のため?)。お昼時の公園では所々でバーべキューの煙が立ち上り、家族連れや赤い顔をした陽気な人々で賑わっていた。桜も本当に美しく、おおっこれぞ日本の花見!と、気分も盛り上がる。そして私たちも適当なポジションを探してシートを敷いた。開花が遅れたなんて嘘のように、一気に散りはじめた桜の木々を眺めつつ、とても日本的なピクニックを満喫した。

年度チャレンジ第2段・・・というほどでもないけれど、この頃私は文章を書いている。この日記も文章といえばそうだけれど、かなり個人的な言い分をこぼし放題なので、もう少し洗練というか、まとまった形の文章や物語を書きたいと思っている。とはいえ集中して何かをするには時間が必要だし、気分が乗らなければ一文字も進まないので、出来る暇を見つけては少しずつというペースである。自然と夜更かしっぷりもヒートアップしがちだけれど、心のこもった言葉を集めて、好きなように書きたい。いつかそれを誰かに読んでもらって、好きだと感じてもらおうというのが目標だ。こんな風に、夢みたいなことを考えている大人もいる。でも、歳じゃないよね。


Apr 8, 2005

て、何から書こうか。
別に大した事はない、普通の金曜日。でも今日が金曜日だったことに感謝。明日はオフだ。・・・じゃ、平凡な子育ての話でもしようか。

月になり、新年度のチャレンジ第1弾として、友達に誘われていたリトミックサークルに参加を決めた。リトミックは音楽を通じて歌ったり、体を動かしたり、絵を描いたり、手遊びをしたりする教育法で、子供には割と人気のある習い事らしい。とはいえ、そのサークルは有志によるものだから、教室もコミュニティセンターで開かれ、とても良心的な会費なのも気に入った。だからカッチリとした習い事というよりはクラブ活動という言葉が似合っていると思う。リトミックの語源はフランス語のrythmique、英語だとrhythmicsとかEurhythmicsというらしい。

置きはその辺で、今日はそのリトミックの初日だったので、いつもよりも早起きをさせてminimuの身支度をした。しかし、おなかが減るだろうと気合を入れてモリモリ朝食を食べさせたのがいけなかったのか、出かける直前になっておむつ交換をする羽目に。こういう切羽詰った時、私は非常に焦る。初めて行く場所なので時間に遅れてはいけないと心がけていたのに、私の急ぐ気持ちがピリピリと伝わっているらしく、これが逆効果でminimuが逃げ回る。捕まえても、もがくもがく。腕の中で、鮮魚の生け捕り?というぐらいピチピチ跳ねる。(そのイメージは伊東温泉ハトヤのCM。古い。)じっとしていて欲しい私はついイライラしてしまう。「もう、協力して。動かないでッ!」と、本気で叱ってしまった。すると私の真剣な声に観念したのか、minimuは泣きながらじっとしておむつを替える体勢になっていた。ああ、もう。ごめんよ。でも遅刻は出来ない、分かっておくれ。

トミックの間、この出掛けのダメージを引きずっていたminimuはけして機嫌が良い状態とはいえない様子だった。でも彼が音楽が好きだから、楽しく参加できるだろうと思った。

inimuには上手に出来ることと出来ないことがある。ぐるぐる歩いたり転がったりしたり、手や体をたたいて遊ぶ時は順調そのもので、ずっと笑顔で上機嫌だった。しかし、じっと座って何かをする時もあちこち動きたいらしく、好奇心をまる出しにして次第に個人プレーに走ってしまった。先生のキーボードに触りたい、お人形に触るだけでいいのを掴みたいなどと、「おーい、minimuさんやーい・・・」と言いたくなるような行動を見せるので母はハラハラである。

ープを使っての行程に差し掛かったときに、人の持っている他の色のループを触りたくて、触りに近寄るminimu。きっと彼は奪い取りたいのではなく、ただ触ってみたいだけ。しかし、それを分かっているのは私だけ。他の子供にしてみれば、minimuは自分のループを取りに来たよそ者である。当然ループに触らせてくれるはずもない。目の前で露骨に抵抗されてしまい、悲しそうに不機嫌になるminimu。でもそれは仕方ないよ、貸してとも言えず、ただ手を伸ばして人のものを触ろうとしてはダメなの。家では何もかも自分の物になる王様でも、ここでは違う。・・・きっと彼は今、そんな集団のルールを学ぶ過程にいるのだ。

んな調子で、後半は我が子の暴走を止めるのに必死になるあまり、私は輪の中にリラックスして溶け込めなかった。常にminimuの後ろにくっついて、室内をぐるぐる回り、人の間を横断するばかりだった。グループの中では年齢も小さい方だとはいえ、周囲の親子からはひんしゅくを買っているだろうなぁと思うと胸が痛かった。笑って許せるレベルは一体どこまでなのだろう。

ラスがお開きになる頃には、minimuは事あるごとに私に「ダメよ」と言われ続け、しかも寝足りなさと疲れたのが手伝って、だいぶ機嫌が悪かった。訴えたい感情はあれど、まだ上手く言葉が出せないので、「あーうーん、」と不満げに言うばかり。最後も、みんなで片付けをしている所を妨害したりと(本人は遊んでいるつもり)、不調な時はどこまでも聞き分けの無い困った坊やになってしまう。苦笑いの周囲に「ごめんなさい」と言い続けるのも気が重い。せっかく参加するのだから楽しくしたいと思っていたけれど、初めての場で勝手が分からず、私にも余裕が無かった。何だかやけに疲れてしまった。午後はゆっくりしようと思って、言葉も少なく家に帰った。

れて昼寝しているminimuに寄り添いながら、今日のリトミックでのことをしばし考えていたら、胸に引っかかっていた答えがぼんやり見えてきた。そして一番の問題は私自身にある世間体なのだと悟った時、とても情けない気持ちになった。本当は、私しか味方がいない初めての場所で、一番ナーバスになっていたのはminimuだったはずなのに、私ときたら自分の体裁ばかりを気にしていなかっただろうか?ダメダメと子供に言いながら、私自身がダメな母だと思われることを恐れているなんて、くだらない世間体である。「ごめんなさい」は誰よりminimuに言うべきだった。

分の子供をヒステリックに叱る人もいるけれど、私はいつも諭すように叱りたいと思う。しかし理想はあれど、現実はそうきれいな事ばかりではないし、時にはたとえ人前でも躊躇わずに強い態度で伝えなければいけない事もある。自分の子供に色々と経験させて楽しませてあげたいと思う気持ちはあれど、自分の家ではない場所で、人の子供や周囲の感情を荒立てずに何もかも順調に物事を運ぶのは難しい。そんなことは当たり前だ。

回はもっと、私も一緒に“参加して”リトミックを楽しもうと決めた。単なる保護・傍観者にならないで、恥ずかしがらないで、一緒になって子供をのびのびさせてあげればいい。動きたい子供を追いかけながら、困った顔をするのはやめよう。別にいいじゃない、叱るなら、自分の家と同じように必要なだけ声を大きくすればいい。その代わりに、笑う時はめいっぱい笑おう。自然な気持ちというのはそういうことだろう。焦らないでいい。


Apr 7, 2005

親子と現地待ち合わせをして、一緒にみなとみらいの散策へ行った。大人はクイーンズスクエアで買い物をして、その後で「リーフみなとみらい」内のボーネルンドにある有料の遊び場所に子供たちを放り込み、有り余したエネルギーを発散させるべくたっぷり遊ばせた。終始そこら中をかけ回るminimuを追いかけるだけで、私も“くったくた”に疲れた。トランポリンから降りたら足元がふらつくあたり、バランス感覚や三半規管の衰えを感じる・・・うぅ、酔った。とにかく1時間ほど、子供と一緒に私も良い運動をしたと思う。その後のお茶タイムが実に美味しかったこと!今やそれが無くては頑張れません。

し振りのみなとみらいは楽しくて、とても充実した一日だった。本当に平日の方がアクティブな私。週末に夫と一緒の時よりも、よほどフットワークが良いのは何故だろう?きっと私が平日という人手の少ない空いた状況が好きなのと、何でも自分ペースで好きに出来るという遠慮の不必要さが心地よいのだ。でも本当は夫と一緒に色々と出かけてあげた方がminimuにとって違った刺激があるのだろうけど。

れにしても今日は風が本当に強くて参った。ビルの屋上などに車を停めようものなら、車のドアが異様に重いし、油断をすると荷物が飛ぶし、体が風にあおられてまっすぐ歩けないし、ついでに髪型もボサボサになる。さすがに花粉症でなくても目がゴロゴロしてかゆい。眼の裏側をスッキリ洗いたい(それもコワイ?)。

に帰ってお風呂の換気用窓を閉めたら、なんと浴槽の中に砂が入っているのを発見。あの小さな窓から、強風にあおられた粉塵が入り込んでくるとはすごい。いかに空気中に埃が舞っているかを再確認させられた光景だった。


Apr 6, 2005

近所の高校は今日が入学式だったようだ。朝から門出の日にふさわしい快晴である。今日の気候は5月下旬並みだそう。洗濯物はすぐ乾くし、薄着でOKだし、桜が勢いよく開いてきているし、あたりは春本番なのだ。しかし、あ、暑いぞ。車に乗ったら外気温25℃って!?車の温度計はアスファルトの照り返しがある分だけ高めに出るのだろうけど、それにしたって暑い。本格的に暑くなる前に、キッチンと水周りの害虫対策(ゴ&アリ隊)に取り掛からなければ。・・・うー、ユウウツだ。

語(Conversation)に行ったら、本当に久し振りにフルメンバーが勢ぞろい!基本的にこのクラスは自由参加なので、いつ行っても違う顔ぶれだったりするのだが、顔見知りの全員が一堂に会しているとムードはいっそう和やかである。人数と同じだけ口があるので、会話に積極的に入っていくには間を読むスキルがいるけれど、遠慮しないで躊躇わないで、ガンバレ自分、まずは一声出すのだ。


Apr 5, 2005

んだん桜が開花してきて、いつもの通り道が新鮮な風景に変わってきた。冬の間、枝だけだった時には何の木だか分からなかった街路樹が、薄いピンクになった途端に春らしく存在感を主張している。別に学校や公園ではなくても、桜は色々なところに植えられているし、きれいに咲くのだ。

がよく利用する100円ショップは、ダイソーかCanDoである。ここに行けば何でも売っている!というぐらい扱っている商品が多いダイソーと、ちょっとクオリティの高そうな物まで100円で掘り出し物が多いCanDo。これが2店舗を比べた時の私の個人的な見解だったりする。100円ショップで余計なものを買ってしまうのは浪費だよなぁといつも思っているのに、つい何かしら買ってしまう私。

日はCanDoで観葉植物のパキラを買った。かなり前にCanDoにがじゅまるの木が売っていて、その時に欲しいと思ったのに“また次に買おう”と通り過ぎたことがあった。しかし私は100円ショップの流通の早さを甘く見ていたようで、次に行った時にはがじゅまるは1つも無かった。がっかりして、それから何回か通ってはみたけれど、がじゅまるが再び入荷される様子はなかった。そう、100円ショップに“次”はない。

から気に入ったものがあるなら、即決する判断力が必要である。100円ごときで大袈裟かもしれないけれど、100円だって10個買えば1000円になるし、品質と価格をきちんと見定めるのは値段の安い高いに関わらず、賢い消費者としていつも心がけるべきだと思う。・・・と、話が横道にそれたけれど、今日は小さいパキラを買った。エアプラントとどちらにしようか考えた末にパキラを選んだのは、目に鮮やかな緑が気持ちよかったから。プラスチックの苗用の鉢から家にある陶器の鉢に移せば、ちょっと見栄えも良くなるし、小さくても一丁前に観葉植物。癒し効果に期待しよう。


Apr 4, 2005

ミの分別が強化されたことに、私はまだ慣れていない。ゴミを1つ捨てるのにもちょっと考える。リサイクルの為に、商品のパッケージには素材毎に“紙”や“プラ”という表記があるので、基本的にはそれに従っていれば良いのだが、時々「ええと、このパッケージは何だっけ?ああ、外側が紙で、フィルムはプラねぇ。」とか、「ん?これは分からん。マニュアルチェックだわ・・・」とまあ、試行錯誤しながらやっている。(「よくやってるでしょー?」と、誰も褒めてくれないので自分で言いながら・・・。)

くこの日記にも書いていたように、私は分別が始まる前に、捨てられる物は分別が厳しくなる前にまとめて捨てるつもりでいた。それは自分の性格上、いざ分別が細かくなった時に、キチキチッとそれを実行しなければ気がすまないということが分かっていたからである。面倒くさがりのくせに、実は気が小さくて、根は意外と真面目なのだ。人の心はとっても複雑である。

かし。そんな私にも出来ないことがある。表示によれば、納豆の紙カップは“紙”である。見てのとおり、触ってのとおり、それが紙以外の何物でもないのは私だって知っている。でも納豆でねばねばの紙カップを水洗いしてまで、紙ゴミとして廃棄する必要ってあるのだろうか?洗う時に洗剤や水を(それに労力も)使うというのに。申し訳ないけど、私は納豆カップは洗えません。家庭ごみとして廃棄するということを、先に謝っておきます。キッチンに、やけにゴミ箱が増えただけは解決できない問題もあるようだ。

や、でも私は真面目な方だと思うけどなぁ。そうそう、土曜日にライキンの後で家に帰ったら、ゴミ袋の中に色々なものが混在した状態でテーブルの上にごそっとおいてあった。それは留守番をしていた夫からの「分別の仕方が分かりませんので、このまま置いとくね!」の無言のメッセージであった。
・・・っつーか、覚えろぉッ!!!


Apr 3, 2005

日は最高気温が20度近くまで行き、日中とても暖かい日だった。ちょっと気の早いサンダル姿でも様になってしまいそうな陽気は、もう初夏のよう・・・。今週は桜も一気に開花するだろうから、minimuを連れて桜の多い公園に行ってみよう。長袖のシャツを1枚でサラッと着ていられる快適さに、何だか一気に衣替えをしたい気分になってしまった。でも、今夜の雨と一緒にまた肌寒い日が戻ってくるそうなので、あまり調子に乗って薄着にしないようにしないとね。

「ライオンキング」。ライオンキングは、とにかく王道を行く“ミュージカルらしいミュージカル”なので、スケールの大きさや豪華さ、衣装やセットへのお金のかかり具合、人数の多いアンサンブル等々で、視覚的に圧倒される部分が大きい分、観終わった後で相当お腹一杯になれる。先日の「ファンタスティックス」は人数もセットも規模が小さくて、観る方の感性に任せる(良い意味で、イマジネーションを刺激するような)舞台だったので、一口にミュージカルと呼ばれるものでも個性は色々だと思う。

イオンキングは劇団四季がロングランで公演しているけれど、私が四季版を実際に劇場で観たのはこれが初めてだった。歌詞や台詞での言葉遊びは日本語に変えられたりしているけれど、舞台上の演出は数年前にブロードウェイで観たオリジナルに限りなく忠実で、今回は言葉のストレスがない分観ていてより深く感情移入できたように思う。動物になりきった人の動きや、衣装や道具の細かい作りや、表情豊かな歌い方など、ライオンキングの魅力をじっくり味わうことができた。言葉に集中しなくても意味がすんなり頭に入ってくるという素晴らしさを再確認。

ばらく聴いていなかったけれど、しばらくの間ブロードウェイのCDが個人的に流行りそう。CDは英語ながら、頭の中でミュージカルの映像が戻ってくるうちにゆっくり楽しみたい気分である。ちなみに今回は子連れを意識して2階後方のC席だったけれど、それでも十分楽しめた。C席は残念ながら舞台の袖部分や天井スレスレの部分が見えにくい。でも上の方から見下ろすと、セットの裏はこんな風になってるのかぁなんて観察も出来るし、オペラグラス持参で後ろから見るのもオツかと。

れにしても・・・ライキン、いいねぇ(反芻中)。物語がジャングル大帝みたいだとかそういう問題は抜きに、子供も大人も喜ばせるエンタテイメントとして一流だろう。笑いあり、涙あり、分かりやすいヒーローと分かりやすい悪役がいて、意外な仕掛けや派手に魅せるダンスもあり、しかも耳に残る印象的な音楽もある。これぞディズニーらしいというか何というか。ブロードウェイのが良いに決まってるでしょう?という固定観念がある人は取り払って、日本のライキンも観るべし!四季もオリジナル同様に素晴らしい。


Apr 2, 2005

然友達に誘われて、劇団四季の「ライオンキング(THE LION KING)」を観に、浜松町の四季劇場まで行ってきた。

ケットが私の元にやって来るまでの縁は、ちょっと複雑だった。もともとは、私を誘ってくれた友達の知り合い夫婦が行こうと思って、去年の夏ごろから2枚取ってあったチケットだったのだ。が、そのご主人が仕事の都合で行けなくなってしまったので、最初に友達に声がかかった。でも、直前になってその知り合いのお子さんが体調を崩してしまった為に本人まで行けなくなり、代わりに行ける人がいたら譲ってあげる・・・という事で、私の所にやってきたという訳。せっかく半年も前から買ってあったチケットだったのにお気の毒だとは思いつつ、無駄になっては勿体無いので、この際だから喜んで便乗させて頂くことにした。

イオンキングは子連れもOK(3歳以下は膝の上で入場出来る)とはいえ、3時間弱もminimuが耐えられるわけもないし、子供同伴の観賞室を利用するという手もあるものの、たまには私1人だけでのお出かけも有りでしょっ!!と思い、申し訳ないが子供を夫に任せ、自分1人だと出来る高いパンプスと小さいバッグというファッションで出かけた。

も、いつも自分のことは二の次で、子供中心の生活をしているので、いざ出かける前に鞄の中に何を入れるべきなのかちょっと悩んでしまった。私の鞄には常に子供関連グッズがあふれているので、自分の手荷物は財布と携帯電話と薬用リップぐらいしか持たない(持てない)。だから今日は小さな化粧ポーチぐらい入れておきたい気分だった。オシャレって良いもんだわね、ふう。あ、肝心のライオンキングの話が全然書けていない。長くなりそうなので、続きはまた明日にでも。


Apr 1, 2005

語の先生、数ヶ月前に変わったばかりなのに、せっかく慣れてきたと思ったらあと数回で帰国してしまうらしく、次の先生に交代になるらしい。入れ替わりが多いのは、メジャーな英会話学校でも同じことながら、永住予定の外国人の先生というのがいかに少ないかというのを感じてしまう。今度の先生はどんな人だろう。レッスン中に積極的に話をできる人だといいなぁと、別れのさびしさの半面で、新しい出会いが少し楽しみである。

週から取り入れられていた、カードを使った単語の復習法は楽しいし気に入っている。でも、Readingの新しいプリントが難しすぎる。知らない単語が多すぎるし、内容も哲学的すぎるので、日本語のガイドが皆無だとつらい。そう思っているのは私だけではないようで、質疑の時には生徒がみんな押し黙ってしまうのも頂けない。仕方なく、今日は先生が「質問は無い?」と尋ねてきた時に、自分でも珍しく単刀直入に述べてしまった。「このプリントには分からない単語が多すぎるので、いきなり読んで、内容を理解できません。せめて数分は辞書で意味を引く時間が無いとついて行けそうにないです」と。

も先生は、書かれている単語すべてを分かる必要は無いし、ザッと読んで内容を把握できれば良いのだと言う。うーん、単語だけではなく、内容も難しいのよねぇ。しかしその辺の事情を上手く説明出来ない・・・。とはいえ先生もレッスンの終わりに、Readingのことは他の先生と相談してみると言っていたので、私(たち?)がキツイということは伝わったようだ。先生も自分のした質問だけが一方通行になって、生徒がみんな沈黙しているのはストレスだろうし、こちらも100%受身で習っているのはつまらない。



震の多い日本で、最近とくに需要が増えているというのが非常用の保存食である。数ある保存食の中でも順調に売り上げを伸ばしているという物がこの間テレビで取り上げられていて、面白かったのでちょっと紹介。コンセプトは非常事態を少しでも快適にやり過ごせるようにと開発された商品らしく、例えば従来のカンパンの缶詰を開けるとカンパンの一つ一つにギャグやクイズが書かれていたり、疲れた体を少しでもほぐせる様にツボ押し型キャップの付いたミネラルウォーターのボトルだったりするのだ。でも極めつけはやはり中身が食べられるホカロンだろう。なんと中身がインスタントのコーヒーやココア飲料になるらしい。日本の技術は進んでいる。さすが地震の多い国である。・・・なんて、今日の日付を見ていたら、ジョークを考えたくなってしまった。




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