miyamu's
DAY BY DAY

アメリカ徒然日記
アメリカ生活いい感じ。
いいトコ探せばいい感じ。
いいコト出来ればいい感じ。
いいヒト出会うといい感じ。

August2002
Back Numbers ★過去の徒然日記
Aug 31, 2002

い先ほど、時間ワープして帰宅しました。今日の午後7時すぎに成田を出て、7時ちょっと前にNYに着くとは・・・不思議。1日お得な気分!?いや、初日に1日損した気分だったのを取り戻しただけなのだった。

田にてチェックインする前に、折りたたみ自転車の入った箱と無事めぐり会えた。相当大きな箱だったので送料は通常よりも高めになるらしい。さらに、宅配のマイレージサービスの対象外になってしまうと言われてしまった。ダメと言われたけれど、普通の倍近く払っているのだし、マイルおくれよ〜と懇願してみた。するとお兄さんは「今回だけですよ」と言いながらちゃんとJALのマイルに50マイル付けてくれました。よし、毎回「今回だけ・・・」って言って貰おうではないか!

ルズルと箱を引きずってチェックインカウンターに行ったら、私の荷物を巡って色々な人が出てきてしまった。その大きさは規定内なのかどうかを、なんと誰も知らなかったのだ。エコノミーの国際線の場合、預ける手荷物は2つまでで、上限20Kg、縦横高さの3辺の和が270cm(2個なら6辺の和ということ)までと決まっている。自転車屋さんで「箱の大きさを270cm以内にして、20Kgオーバーしないでください」とお願いしておいたので、大丈夫・・・のはず。でもちょっと不安になり、「270cm以内ならOKなんですよね?事前に確認しましたよ。」と口をはさんだ。係員が何人も出てきて箱の大きさを測っていたけれど、やっぱり余裕でOK。270cmは意外と長いのだ。

日、私は裏ワザを発見してしまった。(かもしれない。)
行きの飛行機で、私はタイヤのついた小さな布製スーツケースと手提げを機内に持ち込んだ。機内持ち込み荷物にも大きさの制限があるが、その鞄は大丈夫だった。帰りも行きと同様にして、スーツケースを機内に持ち込むつもりでいた。私はすでに自転車という大きな荷物を預けてしまったので、そうするしかなかったのだが。

ると、いざ搭乗!という直前に、アテンダントさんから声を掛けられた。「手荷物は手提げ鞄おひとつにして下さい」と言うのだ。確かに機内持ち込みは一人一つだというのは知っていたけれど、私の持っていた小さな手提げは膝の下に置く為のものだったし、ほとんどの人たちは複数の手荷物を持ったまま機内に乗り込んでいる。なぜ私だけ?多分、搭乗手続きの列の最後尾にいたせいかも・・・。

はちょっと不服な気分でいたけれど、5分後にふとひらめいた。これって、裏ワザかも・・・。だって、搭乗ぎりぎりになっても荷物を預かってもらえたということは、仮に誰かがチェックインカウンターで預けられる手荷物の上限を越えてしまっても、ひとまず機内に持ち込むつもりで搭乗口まで行ってしまえばよいのではないだろうか。そこでも依頼できることを知っていれば分割してしまえばよいって話なのではないか?現に私は預けた自転車の箱のほかに、飛び入りでスーツケースを追加してしまったのだから。

港から、NYの高速道路を走って家に着いた。途中で、スカンクのにおいが何回か漂っていて、こんなところでアメリカに戻ったのねぇと実感する。なんだか妙に涼しい。たった10日ほどで、めっきり秋らしくなってしまった。こうして、またいつもの暮らしに戻ってゆくのだ。


Aug 19-20, 2002 

20日から帰国・・・という訳で、ただいま帰国中につき、次回更新は8月31日予定です!


校(発音の授業)に行って、先生に最後の授業には出られないと言ったら、先生は「次のセメスターでもクラスを持つから、それに途中からでも参加してちょうだい」と優しい言葉をかけてくれた。授業の途中でやめてしまうのも気が引けていたし、これから母音のレッスンをするところだったので、この先生のお誘いを受け、また続きを習いに行こうと思う。

れにしても明日の飛行機に乗って、日本に帰るとは思えない。どうしよう、忘れ物はないだろうか。しかも実感が今1つなのだ。空港のゲートをくぐった頃にようやく「ああ、もう日本が近いぞ!」と感じるはず・・・。日本でする予定は着々と増えてきて、またギッシリしてしまいそうだ。10日なんてきっとあっという間だろう。

日は家事の消化に1日費やしてしまったので、かなり忙しかった。運動した後のように疲れてしまった。(家事は立派な労働です。)長期に渡って家を空ける前は、必ず掃除洗濯料理こなしておかないと、帰ってきたときの衝撃が大きいのだ。こんもりした洗濯物カゴの山を見て、ガガーンとか、そういうショックを減らすのだ!

ころで、日本に帰国している間は、「日刊みやむー新聞」が掲示板の方に連載される予定です。


Aug 18, 2002

ンハッタンまで出かけなくても、飲茶を食べに行ける!という訳で、今日は家から30分ほどの距離にある中国料理店に行ってみた。とは言っても、これが初めて行くお店だったので、当たりかハズレか分からないのだけど・・・でも実際に行ってみない事には、お店の新規開拓は出来ないのである。

の好みは、ワゴン式の飲茶をやってる所なので、今日行ったお店はとりあえず第一のポイントは抑えていた。あとは、食べられる種類の豊富さと、味、値段のバランスがよければ文句なしだと思う。蒸し物系が私の好物なので、これが美味しければ、たちまちお気に入りのお店になってしまうのだ!

日のお店は当たりだった。我が家の飲茶の定番、エビシュウマイが甘く、プリプリとして美味しかったので2皿も取ってしまった。ワゴンのお兄さんが3回目のエビシュウマイはいる?と聞いてきたときは「すっかりエビシュウマイ好きの人だと思われてるよ〜」と苦笑いしてしまった。

なかいっぱい食べても、飲茶はやっぱり安い。マンハッタンのチャイナタウンと比べてしまうとさすがに高いと思うけれど、それだって他のレストランと比べたら安いと思う。う〜ん、中国料理は素晴らしい。もし私がマンハッタンに住んでいたら、きっと週に3日は中華を食べてしまいそう・・・。

うそう、食事中にビックリの出来事があった。ふと見上げた通路の向こう側に、ご近所のお友達ご夫婦が座っていたのだ。数あるレストランの中で、なおかつ私たちは今日初めて出かけたお店だというのに、人は意外な場所で出会うものなのね〜と感心してしまった。世間はとても狭いのだ。

になって、ようやく帰国の支度を始めた。私はいつもそういうパターンなのだ。今回は2日前に着手しただけでも良い方かもしれない。明日は家の掃除と、料理の作り置きと・・・なんだか忙しそうな予感がする。何はともあれ気合を入れて頑張るぞぅ!あ、そういえば学校もあるんだっけ・・・?ほんとに大丈夫なのか?


Aug 17, 2002

日はとても良い天気だったので、お昼にベーグルサンドを買い込んでから、近所のビーチに行ってみた。木陰で椅子を広げて海を見ていると、その開放的な雰囲気に時間を忘れてしまいそうになる。ほんの1時間ほどだったけれど、とてもリラックスできた。

後になり、夫はお仲間とゴルフに、私は映画に出かけた。今日はメル・ギブソン主演のサスペンス「signs」を観た。英語の理解力がイマイチ(いや、イマサン位)なので、何とな〜くしか分からなかった。聞きにくいぞ、メル・ギブソン。というか言い訳です、ハイ。

も私には、これが「史上最高額がついた脚本」だったとは思えなかった。観終わって、じゃあ、それでどうなった?という後味が残ってしまった。ということで、この映画はストーリーというより、雰囲気を楽しむ作品なのかもしれない。映画の中で息を呑んだり、心臓が縮こまるようなシーンを体験する・・・という感じだった。

日の映画館は音響がとても良くて、自分の後ろから物音や足音が聞こえたりするのにはビックリした。薄暗い窓の隙間から、誰かがじっと見つめていたことに気づいたときのような「ゾクッ」とする感覚で、何回も鳥肌状態になってしまった。暑い夏に寒くなりたい人にオススメの作品だと思う。

方にまた激しい雷雨がやってきてしまい、夫のゴルフは中断されたらしい。私は買い物の途中で大粒の雨が降ってきたので、しばらく軒先で足止めされてしまった。でも車は大雨で少しきれいになったかも!


Aug 16, 2002

後から夕方にかけて激しい雷雨があった。ちょうど夕飯の買い物に出かけようとしていたのに、ザザーッと雨が降り出してしまったので、残念ながら予定変更。今日はありあわせの物で間に合わせることにした。スパゲッティのミートソースを作りはじめたら、とても激しい落雷があった。多分、家から近い場所だろうと思う。すさまじい音と地響きがして、寿命が縮まるような気がした。雷の真下はさすがに怖い。

しい雷雨の時には停電するかもしれないので、料理の支度を急いだ。机には一応ロウソクを出しておいた。でもしばらくして嵐が過ぎたとき、雨雲が切れたのか家の中に一気に光が差し込んできた。この天気の移り変わりの速さはすごいと思う。すっかり明るくなった部屋でスパゲッティを食べた。

に焼きたてのパンが食べたいと思い、冷凍食品コーナーでパン生地(dough)を買ってみた。冷凍のパンには色々な種類があって、醗酵前に冷凍した生地を解凍して使うものから、半分くらい焼かれていて最後の焦げ目だけを付ければよいものまである。今回私が試したものは前者のタイプで、焼型に凍ったままの生地をいれて、数時間後に解凍と醗酵を終えたら焼くものだった。

く前の下ごしらえに必要な時間は、110度(40℃強)の場所に放置した場合は2〜3時間という事だったのだが、エアコンの効いた室内ではもっと時間がかかるだろうと思った。そこで家で1番暖かい場所を探して、冷蔵庫の下から出てくる温風の前に焼き型を置いた。私は何時間も待つのが嫌だったので、朝1で焼けるようにと夜に準備してから寝た。

朝、冷蔵庫の前に行ってみて驚いた。そこには焼き型からはみ出して、あふれ出てしまった白いパン生地のかたまりがあった。なんと、パンが5倍くらいに膨らんでしまったのだ!容器をトントンと叩いたら、膨らみからガスが抜けてしまい、ぷしゅーっとしぼんだ風船のように潰れてしまった。ガッカリ・・・。

ーブンに入れれば膨らむだろうと、それを温めたオーブンに入れた。20分経ち、キッチンにいい匂いが充満し始めたので「こりゃ味も期待できそう?」とウキウキしていた。すっかり焼きあがったパンは、ガスが抜けた分膨らみが悪かったけれど、やわらかくて良い焼き具合だった。

凍パンの挑戦は、長い道のりだったけれど、スライスして一口食べるまでが1番幸せだったと思う。だって、時間をかけた割にはおいしく・・・なかった。期待が大きかっただけに残念だった。私のガスも抜け切ったという感じである。でもまだ2本分あるよ〜・・・。やっぱりパンは種から作らなきゃだめ、ということか。


Aug 15, 2002

然なのだが、来週に日本へ行くことになった。それほど長期の滞在ではないけれど、日本の夏にはまだ間に合いそう。久しぶりの日本を満喫したいと思う。昨年の夏、帰国した時は本当に暑かった。使っていなかった毛穴から汗が噴出してきたような感じで、汗だくになってしまった。私ってこんなに汗っかきだったっけ?と驚いたほど。幸いかな、今年のピークは越えている様子に一安心。

望していた飛行機の予約がなかなか取れず、キャンセル待ちをしているうちに、出発の日にちが迫ってきてしまった。行きはよかったのだが、帰りの成田からNYへの便が見事に満席だったのだ。結局、第4希望だった日取りで発券する事になってしまった。計画が急だったし、ちょっと出遅れたようだ。

本に行ったら、しなければいけないことの上位に「通院」と「買出し」がある。通院というのは、健康のチェックも兼ねているのだが、やはり日本語で診察を受ける方が安心できる。今回は眼科に行かなければならない。買出しは、薬局とスーパーと100円ショップだ。う〜ん、庶民的!

の帰国は何と言っても荷物が少ないのがよい。重ね着の必要がないからだ。さらに実家に滞在する場合、トラベルグッズは要らないし、洋服は洗えばいいし、靴は置いてあるしで楽ちんで良い。こうして少ない荷物で日本に帰り、アメリカ入国時には制限ギリギリまで荷物を増やして行くのだ。今回は大物を持ち込む予定・・・。どうなることやら。

応、帰国している間は、掲示板の方で徒然なる日記を書く予定でいるので、miyamuの動向が気になるというキトクな方はチェックしてみてくださいね。(まだ先の話だけど。)



Aug 14, 2002

日はご近所の友達と、電車に乗ってマンハッタンまで出かけてみた。

下鉄に乗ろうとしたら、メトロカードの残高が無くなっていたので、金額を追加するために自動販売機の前に行った。すると驚いた事に、地下鉄のメトロカードの自動販売機に、なんと!日本語が追加されていたのだ。今までは英語とスペイン語と中国語ともう1つ(忘れてしまった・・・。仏語?伊語?)の4言語だったのに、その忘れてしまったものの部分に日本語が入っていたのだ。機種によって、日本語のあるものと従来のものがあるのかもしれないが、これなら日本からの観光客や私の親の世代でも安心だと思う。

昼にBASTA PASTAへ行った。このお店はNYではとても貴重な存在のように感じる。日本食のレストランではないけれど、日本のレストランサービスそのものを提供しているからだ。よく言えばサッパリ、悪く言えば気が利かないアメリカのサービスとは比べ物にならない。

べられる料理も、とても日本的な味わいだ。日本のイタリアンレストランは、在日イタリア人もおいしいと思っているらしい。ここはアメリカだけれど、下手なアメリカンイタリアンにはない繊細さはここならではだと思う。ザガットの評価はそれほどではないけれど、きっとこの繊細さはザガットには反映されないのだろう。そもそもザガット(アメリカ人の投票)は当てにならないような・・・。

ンチのセットに付いていたデザートは、今日はバナナのロールケーキだった。山崎の丸ごとバナナのようなケーキが、お上品にもスライスされて登場した。そのフワフワのスポンジや控えめな甘さが絶妙で、このデザートは今日食べたものの中で1番上等だったような気がする。これよ、この味がアメリカには無いのよ〜っ!と、一緒にいた友達と感激してしまった。欲をいえば、スライスじゃなくてアメリカンサイズでもOKだったのになぁ・・・。でもそんな事を言ったら、価値が下がってしまうのかも。

談ながら、Broadwayのミュージカル、THE FULL MONTYがもうすぐ終わってしまうと聞いた。密かに好きだっただけにちょっと悲しい。未見の人は、今月中に是非!近頃は当日の割引券も出ているので、オススメである。何しろ楽しいし、このショーは観客のノリが最高なのだ。


Aug 13, 2002

烈に暑い日だった。午後になってから出かけたが、それが大失敗。暑い日は朝のうちに活動してしまったほうがマシのようだ。家から出たとたんに、空気の匂いがふと懐かしく感じた。私が子供の頃に、ふと感じた匂いと同じだったからだ。

の頃の私は8月が半分も過ぎてしまうと、毎年のように切ないような気持ちになっていた。それに加えて、夏休みの宿題の未消化分を考えては、焦るような息苦しさを感じた。夏休みの終わりはいつもそうだった。夏の午後に、縁側に座って美術の宿題の絵を描いた。クーラーの無かった昔の家では、扇風機が唯一の冷房で、麦茶を飲んで畳に転がっていた。いつも蝉の声がうるさくて、草の匂いがした。

しぶりに、その空気を吸ったような気がした。夏の終わりが近づいていることを確実に感じさせる空の色と、蒸し暑さと、蝉の声と草の匂いだ。私は年甲斐も無く、切ない気持ちになった。大人になっても、人は同じ気持ちになるのだ。

週間前に、コミカレの秋のESLを申し込みに行った。今日は、それにコースを追加するために、再び手続きをしに行った。英語以外に私のレベルでもOKの授業を始めてみたくなったのだ。とはいってもESLのレベルに応じて、受講できる授業が決められているので、選択肢の幅は狭い。もう少し英語が出来れば、複雑な授業にもついてゆけるのだが・・・まあ仕方がない。出来る事から始めようではないか。

日私が申し込んだのは、何なのかというと・・・。一体何を思ったか、miyamu、秋からラテンダンスも習うことにしたのだ。しかも、サルサと来たもんだ。ラテンダンスには、他にもマンボがあったが、他の授業の関係でサルサということになった。オイオイ、いいのか?ステップすら知らない初心者だというのに。「パートナーどうするの?」と不安げな夫をよそに、実はやる気マンマンの私。セクシーダンスの習得なるか!?

動不足解消も、もちろん狙いの一つだった。でも、アメリカや他の国々の「音楽に合わせて自然に体が動き出すような感覚」に触れて、私もそれに憧れてしまったのだ。なんて楽しそうなのだろう、私も自然に上手く音楽にのれたらいいのにと、自分に無いものを強く感じてしまったのだ。さらに欲張りな私は、ダンスの授業を通じて表現力の強化や、引っ込み思案な部分を変えられたら・・・と思っている。チャララ〜チャラ〜ン♪

まけに、勢いに乗って、ラテンダンスと続きの授業だった「リラクゼーションテクニック」なる授業まで申し込んでしまった。これは一体何なのだろう。Gymで行う授業なので、体操の一種だろうとは思うのだが・・・。つい、その名前に惹かれてしまったのだ。気になるけれど、来月になれば全て分かるだろうし、楽しみに待っていようっ。Little by Little に、他の授業潜入記が出来る日も近い・・・!?


Aug 12, 2002

ョッピングモールの彩りがすっかり秋色になった。夏物の洋服が影をひそめて、入り口付近はお店の売り出し中、新作の札がついた流行のファッションが並んでいる。そんな中で、私はいつも買いもののタイミングを失敗する。

い物にはタイミングがあると思う。週末には半額だったものが次の週には70%引きになっていたり、またその逆(特売期間が終わって普通の値段に戻っていたり・・・)もある。欲しいものに出会ったら、カレンダーを見て、祝日をチェックする。アメリカの祝日には何かしら安売りをする店が多いからだ。だから、今日の正規の値段の商品も、もう少し待てば10、15、20%と安くなってゆくかもしれないのだ。

はお気に入りのお店に新作が並んでいても、その中にちょっと欲しいものがあっても、その時は我慢することが多い。私はあまり衝動買いをしない性質なのだ。思いのほか安くて、今が買い!と思った時は買うけれど、大抵はバーゲンを待ってやりすごす事が多い。

のために夏に失敗した。欲しいものが安くなるのを待っていたら結局手に入らずじまいだったのだ。買おうと思った頃には、自分のサイズどころか商品自体もなくなっていた。完全に見誤ってしまった。売れ残ると思っていたのに、意外と人気だったのだ。

週間前、とあるお店で秋物のジャケットを見つけた。私はそれが欲しかったけれど、その時は買わないまま家に帰った。秋物が出たての、セールのセの字も聞こえないような雰囲気では、よっぽどでなければ買わない。それが家に帰っても、そのジャケットのことが気になる気になる・・・。

の週、私はそのジャケットを見に3回も通ってしまった。1度は袖を通してみて、我ながらジャストフィットだなぁなんて思った(かなりアホです)。でも、買わずに帰った。それほど高価ではないのに、ためらってしまうとは、私は小心者な主婦である。最後の日は夫まで連れてゆき、「これなんだけど・・・」と反応をうかがった。でも、あまり好感触ではなさそうだった。そして買わずに家に帰った。

れなのに、1日経っても忘れられず。とうとう今日、買ってしまいましたとさ。

計の時、レジで「先週3回もこれを見に来たけど、とうとう買うことに決めたの」とお姉さんに言った。そうしたら、「私もそう、何度も何度も迷って、買うのよ。」と笑っていた。そうか、こういう女性は私だけではないのか。


Aug 11, 2002

曜日の夜、マサチューセッツ州のタングルウッド音楽祭に行って来た。先月、小澤征爾指揮の公演を見た場所である。我が家からは車で2時間半ほどの場所にある。直線距離ならそれほどでもなさそうなのに、高速道路で遠回りをして行かなければならない。その距離約250km(しかも片道・・・。)この全行程はほとんど高速道路なのだ。

の自由席に座るつもりだったので、いろいろと準備をして行った。タングルウッドの野外ホールは、原っぱの中にあり、指定席以外は屋根のない芝生になっているのだ。この芝生の席では、観客たちは思い思いの過ごし方が出来る。(でもテントとバーベキューは禁止。)一流の音楽を聴きながら、自然の中で食事をしたり、本を読んだり、寝っ転がったり・・・。芝の席は、ステージから離れているし音も小さいけれど、音楽の他にも楽しさがあるのだ。とてもこういうことはアメリカ人の得意分野のように思う。

たちは折りたたみの椅子とテーブル、敷物とブランケットを持って、食料を調達して公園内に入った。ちょっと贅沢に、ワインとチーズとクラッカーに、ハムとフライドチキンとナッツなどを用意した。雰囲気が楽しめるようにと蝋燭とテーブルクロス、樹脂で出来たワイングラスも用意した。クーラーボックスに氷を入れて、飲み物を冷やしておいた。ここまで揃えば準備万端である。

時前に入場して、比較的ステージに近い木陰に持ち込んだ椅子などを広げた。演奏が始まるまでの間は、ピクニックタイムである。よく冷えたワインを開けて、食べ物をお皿に並べた。だんだんあたりが暗くなってきたら、蝋燭に火をともす。う〜ん、なかなか良いムード。周りの人々もゆったりと場所をとって、食事をしたり持ち込んだ布団に包まっていたりする。

奏は8:30に始まった。リラックスした雰囲気の中で、心地よく音楽を聴いた。ボストンシンフォニーオーケストラと、ゲストのソプラノ歌手のドレスの色が遠くに見えた。芝の席のメリットは、飲み物を手元に、自由な格好で演奏を楽しめることなのだ。芝の所々には、風に揺れる蝋燭の火が見えていた。静かな夜で、ワインでほんのり酔い、とても気持ちの良いコンサートだった。(唯一の誤算は、思ったよりもずーーっと夜の気温が下がり、冷えた事。長袖を2枚着ていても、フリースのブランケットを掛けていても、まだ寒かったのだ。)


Aug 9, 2002

うそう、物価が安いのよ、アメリカは。(って、これは昨日の続き。)なんたって、映画の値段が安い!

いう訳で、今日は地元の映画館に行ってみた。上映している映画は10種類ほどあって、その中で見たいと思うのは4本だった。英語のことを考えると、映画の内容が複雑そうで、難しい専門用語がじゃんじゃん出てきそうな映画はパスである。お気楽に映画を観たい時には辛い。かといって興味の無いものを観ても仕方ない。

日の選択肢は、まず「Sixth Sense」の監督の最新作で、メル・ギブソン主演のサスペンス「signs」と、CGのネズミが主人公の家族コメディ「Stuart Little 2」、さらにクリント・イースドウッドの渋い演技が期待されるサスペンス「Blood Work」、それに実はファンなのよ・・・と大声で言うと怪しまれそうな「Austin Powers in Goldmember」。

「Austin Powers in Goldmember」はとても楽しそうなのだが、難しいシモネタ系専門用語が頻出しそうな予感と、アメリカ人の笑いについてゆけないとちょっと寂しいことと、女性が1人で観るのも笑えるので止めておいた。サスペンスの2作品は公開されて間もないので、今後もチャンスがある気がしたので止めておいた。結局、一番理解度的にも無難な「Stuart Little 2」に決定!

方6時までの上映は、マチネとなるため大人1枚が5ドルと、格安である。「Stuart Littleはまだ空いてます?」と窓口で聞いてみた。「大丈夫よ」とのことだった。上映時間10分前に映画館に到着したので、混雑していたらガッカリだと心配していたのだ。

りあえず持参した水と、ポップコーンのSを買って上映している部屋に向かった。ところでこのポップコーンはSサイズで3.5ドルする。映画代に近い。チケットが安くても、これが大きな利益をもたらすのだろう。「バターかける?」と聞かれたのでお願いしたら、アツアツの液体バターをポップコーンにじゃーじゃーとかけてくれた。う〜ん、なんてアメリカ〜ンなのだろう。なんだか楽しいぞ。

定された劇場に入ると、そこはあと数分で上映が始まるとは思えない閑散とした雰囲気に満ちていた。私を含めて10人ほどの観客で、どこでも好きな席にお座りくださいという状態である。金曜の午後なのに、こんなで大丈夫?と思わず心配してしまう。

んでいないのは観客としては嬉しい限りなのだが、こんなに空いている映画館は、歴代1位かもしれない。それまでは、最終上映日3日前の「聞け、わだつみの声」だった。もう地元ではどこでもやっていなくて、新宿くんだりまで出かけたのだ。そんな私は織田裕二のファンである(笑)。

を戻して・・・その、ガラガラの映画館で「Stuart Little 2」をじっくりと観て、CGの完成度の高さに驚いて、所々でじーんとさせられ、マイケル・J・フォックスが俳優として復帰できない事を惜しいなぁと思った。この映画の英語は、初心者のリスニング向きだと思う。リスニングのポイントは、俳優さんの唇を見ながら聞くことだ。

ンディングで、テーマソングであるセリーヌ・ディオンの「I'm Alive」が流れて、余韻に浸りつつエンドロールをみ・・・と言いたいところだが、まだ館内が暗いのにお掃除係がトランシーバー片手に突入してきてしまった。無線の音がうるさいし、気分ぶち壊しである。まだいいじゃないの〜?どうせ10人しかいなかったのだから。さぞお掃除も簡単でしょ。私が1番最後まで残っていたけれど・・・結局、掃除係に追い立てられるように映画館を後にした。今日はポップコーンで胸焼け気味の、miyamuでした。


Aug 8, 2002

価が安いと言われているアメリカ、そして物価が高いと言われている日本・・・ということで、生活の中で身近なギャップをちょっと考えてみた。

本の商品は、やはり高い。でも、高いだけあって品質が確かなものも多いと思う。安くても、悪いものは売れない。日本の消費者が商品に求めるこだわりや繊細さは世界でも高レベルなのではないだろうか。そんな物価が高いという日本にも、アメリカよりも安いものがある。それは煙草とティッシュペーパーだ。

メリカの煙草の値段は州ごとに異なる。州が定めた煙草への税金が異なるため、一箱当たりの値段が高い州もあれば安い州もある。現在のNYに限って言えば、煙草は非常に高価な嗜好品になっている。日本円にして一箱800円前後もする。もちろんこれは1カートンではない。

しも日本で煙草がこんなに高ければ、必然的に禁煙する人も増えるだろうと思うが、愛煙家にしてみればひどい話だろう。NYはアメリカ全土で見ても喫煙者の肩身が狭い街なのだ。そういえばNYのJFK空港で、免税店を覗いた時には驚いた。ゲートの外ではあんなに高価な煙草が、免税店の中では激安だったからだ。日本から旅行に来る愛煙家の人は、煙草を持ち込むことをお勧めする。

メリカのティッシュペーパーは、日本で見かける5箱1パックというのが無い。全て一箱ずつのばら売りか、有っても3箱1パックのものだ。この一箱というのが、意外にも高い。標準的な一箱で、200円ほどだ。中にはスーパーの自社ブランドのように、価格を半額位に抑えた安いものもある。でもこれは、ガサガサで使いにくい。ティッシュは絶対に日本のものが安い上に良いと思う。

かにアメリカの物価は、全体的に見ると安いと思う。食料品も、家具も、衣料品も、雑貨類も、ガソリンも安い。安い事は消費者にとっては嬉しいことだし、ありがたい。でも、何か引っ掛かるのは何故だろう。それはきっと、塩やパスタがボール紙のパッケージの中にじかに入っていたり、洗ったらヨレヨレになる服が売っていたりするからだ。他にも、すぐに切れる電球や、デザイン性のかけらもない電化製品など・・・物価のことで少なからず言えるのは、アメリカの省コストで今ひとつの品質VS日本の高価で高品質の違い、かもしれない。


Aug 7, 2002

月も1週間すぎ、まだまだ夏は終わらないけれど、1ヶ月前と比べるとはっきりと日暮れが早くなって来ているのが分かる。ピークの頃は夕方のようだったのに、今では夜の8時頃にはもう暗くなっているのだ。こうして着々と季節が変わってきているのだろうと思う。そういえば、日本はもうすぐお盆休みなのだ!いいなぁ、日本の連休・・・。

は今、自転車が欲しい。欲しいなぁと思っている形はアメリカでは一般的ではないので、スポーツ量販店にも、自転車屋さんにも無かった。ガッカリである。

本で自転車というと、通勤の手段であったり買い物のおともだったり、普段の生活の足として活躍する乗り物だと思う。それに対してアメリカでは、自転車というとスポーツの一種のようだ。最もポピュラーなのはマウンテンバイクで、乗っている人は皆ヘルメットを着用してこいでいるのだ。俗にママチャリと言われるようなタウンサイクルは見かけない。

転車を持っている人たちは、休日になると車の後ろに専用のキャリアを装着して、それに自転車を2〜3台取り付けて出かける。出先の町や公園で自転車に乗り換えてサイクリングするためだ。家族揃って健康な休日・・・。なんとも素敵な習慣なのだ。

ちらで初めて、高速道路で自転車を載せて走っている車を見かけたときは「お〜・・・自転車落ちそう・・・。」と思ったのだが、夏に頻繁に見かけるようになったため、見慣れてしまった。でも、そういう車が前を走っていると少しコワイ。もちろん落ちたりはしないのだろうが、道路の段差が多い道では自転車がゆさゆさと揺れるからだ。

・・・と、そんなことを書いていたら、TVで映画「スーパーマリオブラザーズ('93)」が始まった。もちろん実写版である。このタイトル、妙に懐かしい。そういえばずっと前に、そういう映画があったような記憶はあるけれど、こんな映画だったのか。だって、なんとマリオが本物のおじさまなのだ。それじゃあ、映画の冒頭に卵(!)から生まれてきた赤ん坊がクッパ大魔王なのかしら??謎だ。


Aug 6, 2002

の新学期に向けて、コースの申し込みに行ってきた。今日は新学期の一斉申込み日だったため、構内はいつになく人で溢れていた。こういう時にふとアメリカなんだなぁと感じるのは、色々な人種、色々な言語が飛び交っているからだろう。

続きには時間がかかるだろうと思っていたけれど、思ったよりもスムーズに進んだ。会計の時、隣の学生は担当者の仕事が遅すぎるのにイライラしているようだった。多くのアメリカ人は、どんなに混雑している場合でも仕事を急がないのだ。幸い私は対応してくれた人がちゃっちゃと仕事をこなす人だったのでよかった。担当次第で時間が全く違うのだ。

込書の控えと授業料の領収書を貰って、ついでに学校内の本屋に立ち寄って教科書も買って帰ることにした。本屋の窓口でこの申込書の控えを見せると、その授業にあった教科書を探してもらえる仕組みになっている。狭い本屋なので、人でごったがえすよりは誰かが取りに言ったほうが効率が良いのだろう。それに万引き防止の策でもあるようだ。

の使う教科書は全部で3冊あった。レジで見たとき、そのうちの1冊の表紙が妙に汚かったので、気になった。なんとその背表紙には「USED」と書かれていた。中古の教科書!?と思って、売り場の人に「このUSEDって何?」と聞いた。すると、「USEDは中古品だから25%引きになるよ、お買い得でしょ?」と言う。

くても汚いのは嫌だったので「他のはないの?」と訪ねたが、無いと言う。無いのならば仕方が無い。その本を買って車に戻った。後から気になってしまい、車内で本の中味を確認して唖然とした。本には誰かが使った形跡が残っていて、練習問題に書き込みがあったり、ヨレやシミが付いていた。こんな本売るな〜!

ぐに本屋に戻り、「新しい本が無いなら、この本はいらない。書き込みはあるし、使えないから」と文句を言ってみた。すると、なんと新しい本が出てきた。そして、「新品だから差額を払ってね。」とのこと。さっきは無いって言われたのに、どうなっているのだろう。売り場の違う人に尋ねたから、対応が違ったのだろうか。こういうよく分からない事が多いから、油断ならない。

今日の教訓・・・本を買うときは、その場で中味をみよう!何でも言ってみる価値はある!


Aug 5, 2002

peechCommunicationのクラスは夜なので、帰ってきてから日記を書くつい夜更かしになってしまう。でも、その日にあったことは新鮮なうちに書き留めてしまわないとね。

日も発音の矯正を中心に、レッスンは続いた。でも、私はレッスンそっちのけで先生のファッションに釘付けであった。そう、先生は初回からかなり飛ばしていた。派手な人なのだ。

番気になるのは、先生の履いている靴だ。初日、先生は原色ピンクの何本かストラップが付いたパンプスを履いていた。次の回では、原色の黄色のパンプスだった。それも、まったく同じデザインの色違いだった。先生はこの靴のデザインに惚れ込んでしまい、まとめて買ったのかしら?と思った。

して今日、先生の靴は原色オレンジのパンプスだった。なんと、デザインはまた同じなのだった。先生は同じ形の靴を何色も持っているのだろう。それも派手な色合いばかりである。一体いつまで新しい色が出てくるかが、ちょっと楽しみかもしれない。きっと彼女の下駄箱にはすごいラインナップがズラリ・・・なのだろうか。

日の授業から、前回クラスメイトだったイザベルさんが混ざっていた。(以前彼女は私に「イザベルを漢字で書いて!」と言った人だ。私は伊座部流?などといいかげんな事を教えようとしていた。)またおなじみのクラスメイトが増えて、嬉しいmiyamuであった。


Aug 4, 2002

活雑貨のチェーン店 Bed Bath & Beyond から、定期的にクーポンが届く。クーポンには2種類あって、どれでも1点が20%引きになるというものと、15ドル以上の買い物が5ドル引きになるというものだ。

のクーポン、上手く使い分ければお得である。20%引きと5ドル引きの使い分けは、「0〜15ドルまでの買い物は20%引きクーポン」、「15ドルから25ドルの買い物には15ドル以上5ドル引きのクーポン」、「25ドル以上の場合は20%引きクーポン」である。

ーポンがあると、なんとなく買い物をしようという気持ちになるから不思議だ。普段はディスカウントされないような商品も、無条件で割り引かれると言うのはかなり魅力的なのだろう。有効期限が切れる頃、使わなきゃ〜と思わせておいて、期限が切れた頃にまた新しいクーポンが郵送されてくる辺りがなかなかウマイ。

月中頃に期限切れになるクーポンがあったので、素直な消費者の私はBed Bath へ向かった。広い店内で、クーポンを使う為だけに「何かいいものないかなぁ」と物色する。特別に目的もないくせに、「何か」を買おうと思ってしまうあたり、クーポンの割引という罠にかかっている。

局、今回はお風呂で使うナイロン手ぶくろを20%引きで購入した。これはお風呂のナイロンタオルと同じ素材で出来ているので、入浴時に普通の手袋のように着用すれば、手でなでるようにマッサージしながら体が洗えるというものだ。手袋をつけた手のひらに、ボディソープを乗せて、泡立てて使うのだ。

の日の晩、早速使ってみたが、思っていた以上にgood!である。値段も手頃だし、使い心地も良いのでクセになるかも・・・大満足だ。もしかして、クーポンが来るたびに買い込んでしまいそうな予感である。そういえば、軽いし薄いから、帰国時のお土産なんかにしてもいいかな?なんて思われる。(でもきっと、日本にもあるよね)


Aug 2, 2002

8時。夫は仕事に出かけた後だ。朝食の後片付けを終え、私はPCをONにする。と、つけっ放しのテレビがなにやら騒々しい。気になってしばらくそのテレビを見ていた。

「あなたに伝えなければいけない。あなたのお父さんは本当は違う人かもしれないの・・・」

んでもないテロップがでている。画面には40代くらいの夫婦。妻が夫に告白する。
「長女の○○(娘の名)は、私が23年前に一度の浮気で出来た子供かもしれない・・・」
ショックで呆然とする夫。

室には「この放送を見ていない」という娘がいる。スタジオに娘が呼ばれ、今度は本人に向かって、母がその事実を告げるのだ。「あなたのお父さんは、もしかしたら別の人かもしれないの」
当然ショックで唖然とする娘に「何があってもお前は俺の娘だ!」と言って抱擁する父に、スタジオの観客は涙涙する・・・。

して、DNA鑑定が行われる。2日後、司会者の男性は神妙な表情で結果の入った封筒を開きこう言う。
「○○はあなた(父)の娘です!」「OH〜!!」感涙にむせび泣く親子3人。観客は全員立ち上がって、親子に大歓声である。


は、生後6ヶ月のかわいい娘がいる、幸せそうな若い夫婦。でも妻の口からは信じられない一言が。
「○○(娘)は、あなたの子じゃないかもしれないの・・・」
余りのことに放心し、我に返って号泣する夫の姿が痛々しい。スタジオのスクリーンには、何も知らずに笑う愛らしい赤ちゃんの様子が映し出され、この対比がきつい。

「もしも自分が○○の父でなくても、妻と娘と共に変わりなく生きてゆく」と誓う夫に、DNA鑑定での結果は悲劇だった。「あなたは○○の父ではありません!」・・・ショックでスタジオから駆け出す妻。観客は号泣。
朝の8時って、こんなお茶の間人生相談のような番組を放送する時間なのか?

しもこれがやらせではなくて本当ならば、とても残酷だ。思うのは、妻は夫にこの事実を告白する必要があるのだろうか?ということ。それもこんなタイミングで、テレビを通じて行うべき事なのか?いつか将来に、事実が発覚する事を恐れての事なのだろうか?それにしても、本当の幸せって何なのだろう・・・。

達は自分の子供だと思って今まで育ててきた。もう既に大人になった子供ならば、たとえ事実を突きつけられても本人の理性が働くし、これから結婚して家庭を巣立ってゆくのだから傷は浅い。夫としても、長年子供を愛しているという事実は簡単には変わらないだろう。

れど、赤ちゃんをこれから育ててゆこうという夫婦にこの事実は酷だ。夫婦と子供が一緒に生きた時間が短すぎるし、何もかもが始まったばかりだからだ。いくら理解が深い人だとしても、夫の中に妻の裏切りへの怒りや失望の感情が全く無い訳がない。

供には何の罪も無い。私は思うのだが、将来もう1人子供が出来たら、父は無意識に「自分の本当の子」ばかりを可愛がってしまわないだろうか。またテレビに出たと言う事実から、子供がいじめられたりしないだろうか。子供が思春期になり「私はパパの本当の子じゃないから愛されていないのよ」などと、酷い事を口にしないだろうか・・・。

ういえば日本にも似たような番組があったし、どの世界でも「人の不幸は密の味」なのだろう。(う〜ん、たとえDNA鑑定で「○○は正真正銘あなたの子でした〜!」と宣言されても、大歓声で喜ぶのは正しいことなのだろうか。だって、浮気した事には変わりないし、ギリギリセーフで夫の子供だったというだけなのに!確かに、最高の事実だとは思うけれど。)


Aug 1, 2002

らまっ、もう8月になってしまったの?という勢いで7月が終わっていた。なんでだろう、いつも月が変わると気持ちが焦ってしまうのだ。時間の流れは変わらないのに、私も全然変わっていない。年は取っていくけれど、中味は?英語は?・・・変わっていない。まあいいさ、気楽に行こう。

は相変わらず歯医者に行っている。今日は、先生曰く、BiggestのSuper Cavity の退治と相成った。はぁ、それにしても治療が長い。口を開けすぎて、顎がガクガクしてしまう。ちょうど昼食時にかかっていたので、帰ってからおなかがすいて仕方なかった。気力・体力・時の運(?)全て使って(あ、あとお金も)治療は続くのだ。頑張れmiyamu。

ヶ月前のこと、我が家の大家さんが、自宅にジムを作った。彼らは私の住む家のお向かいに住んでいる。そのジムは大家さんの駐車場の2階にあるのだが、時々開いている窓からはスポーツジムさながらの大量のマシーンの数々が見える。その1つ1つが一流メーカーの品のように光っている。怪しげなテレビの通販で買ったものではなさそうだ。

家さんはよくそのジムで体を鍛えている。朝から深夜まで、1日1度はジムにいる。初めの頃、何処からとも無く爆音の音楽が聞こえてきて「うるさい〜ッ何処のアホだ?」と思ったら、大家さんの運動用BGMだった。ジムに一番近い場所にある部屋は、私の家のリビングなのだ。ずんずんという重低音が地面を伝っておなかに響いてくる。どんな音量で聞いたらこんな風になるのだろうか?

音は近所迷惑の定番だし、彼らもそのうち気付くだろうと思って、私たちは何も言わずに黙っていた。本当は思った事はもっと主張しなければならないのだろうが、四六時中でもないし、大家さんに何か申し出るのは何となく気が引けた。でも、しばらくすると音量は下がり、ほんの少し漏れて来る程度になった。もしかしたら他の家から苦情があったのかもしれない。

れにしても、自宅に私設ジムとは・・・。なんともうらやましい限り。



             
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