Minimu's
DAY BY DAY

みにむー日記

おやっ?
みにむーなの?


★minimuいよいよ、39週間★

5月28日は出産予定日前の最後の検診日だった。先週の検診では「サインがあったら真夜中でも構わずに連絡をしてね」と先生から言われていたので、いつ産まれてくるのかと気にかけつつも、結局それから1週間が過ぎていた。こちらも初めてのことだし、一体いつどのようにサインが来てお産が始まるのかさっぱり分からない。ソワソワしても落ち着かないので、いつかは絶対に来るサインを待って普通に過ごしていた。

よく歩き、よく睡眠をとり、よく食べて・・・。そういえばお産が近くなると、赤ちゃんが下に降りてくることで圧迫されていた胃が楽になり食欲が増すという。でも私は妊娠当初から猛烈に食欲が沸きモリモリと食べ続けていたので、そんな微小な変化は期待できそうも無かったのだが。



病院の診察台に乗って様子を見てもらっている時に、「あら?少し破水しているみたい!あなた気付かなかったの?」と先生に言われて私はとても驚いた。全く自覚症状がないほど少量ずつながら、羊水が漏れ始めているというのだ。さらに子宮口の大きさを調べている最中に、それは突然起こってしまった。お腹の中で水風船が割れたかのように、あたたかい水が勢いよく流れ出したのだ。まぎれもなく破水だった。(先生の診察が手荒で、誘発されたのではないかという気もしたのだが・・・)

あまりのハプニングに興奮気味の先生に「今日産まれるわね!」と言われて、私はとても不思議な気持ちになっていた。この時はまだ陣痛も感じられなかったし、ただ漠然と「ああ、ついにその時が来たかぁ」と思ったのだ。こんな風にいきなり私のお産は始まってしまった。



診察を行う産婦人科のオフィスと、実際に出産の時に入院する病院とは別なので、まずはそこまで移動しなければならなかった。先生は「このまますぐに病院へ行ってね。後で会いましょう。」と言って、私は「それじゃ、また後で」という感じで外に出た。さてと、どうしようか・・・。この日はとても良い天気で、日差しは強いのに熱を感じないような気分だった。冷静なようで、やはり緊張していたのだろう。

私はとりあえず夫に連絡をして、これから入院する事になったと告げた。そして一旦家に帰ってから2人で一緒に行く事にした。入院バッグは家に置きっぱなしだったし、車を家に戻さなくてはならない。ちょうど地元の学校が終わる時間と重なっていたので、道はスクールバスで渋滞し、家がやけに遠く感じた。私は自分の車を運転しながら家に向かう途中、「周りの人は私が破水しながら運転しているなんて思いもしないだろうね・・・」とか「私と同じ状況の人が今世界に何人いるだろうか」とか考えていた。

家に着くとすぐに夫が戻ってきたので、一通りの準備をしてから病院に向かった。車の中で病院での様子などを話しながら、少しずつ下腹部が痛くなってきているのを感じた。これが陣痛なのだろう。長かったようで、あっという間の妊娠期間だった。大きなトラブルも無く、毎日とても楽しかった。自由気ままな2人暮しともお別れだけれど、新しい生活が待っている。いよいよminimuが出てくる。






SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送